【スーパーナチュラル】シーズン15(ファイナル)第7話ネタバレ。
隠れ家に戻ったカスティエルは、サムの傷痕からチャックの居所を探ろうとしたが、これが原因でサムは命の危機にさらされることになる。
これによりカスティエルは、サムがチャックに放った銃弾がサムの一部であるとの見解を示した。
一方で、ディーンはかつてのハンター仲間に再会し、祝杯をあげるのだが……。
【スーパーナチュラル】シーズン15第7話あらすじ
テキサス州テクソーマ群にある”ビーズ・シュガー・バー”から、2人の女性が出て来た。
ひとりは、毎日バーに入り浸っているサリーという女性で今日も泥酔状態。
サリーの親友アンジェラは、彼女を送ろうと車に乗せようとしたが、サリーが気持ちが悪いと離れた場所に行ったため、アンジェラは車の中で待機していた。
しかし、サリーが振り向いた時にはアンジェラは車ごと消えてしまっていたのだった。
その後、アンジェラは何者かに捕らわれ、椅子に手足を縛りつけられたまま血を抜かれていることに気づく。
そして、目の前のドアの向こうに見たこともない化け物を見るのだった。
【スーパーナチュラル】シーズン15第7話ネタバレ
元ハンター仲間との再会
ディーンは、”泥酔中に友人が神隠しにあった”という事件に的を絞り、サムとエイリーンに言わずひとりで調査を進めることにした。
サムは、ディーンを気に掛けたが彼は気分転換にドライブするだけだと伝え、サムとエイリーンはチャックやリリスの居場所を突き止めることに注力する。
FBI捜査官に扮したディーンは、テクソーマ群の保安官ディロンから事件について話を聞いてみた。
ところが、彼はアンジェラは失踪ではなく自ら町を出たのだと言う。
彼女はかつてからLAに行くと言っていたこともあり、1週間程度で戻ってくるはずだから事件性はないと判断しているようだ。
そこでディーンは、アンジェラの友人サリーに話しを聞こうと、その日の夜シュガーズ・バーを訪れ、懐かしい顔ぶれと再会する。
彼の名は、リー・ウェブ。
かつては彼もハンターとして活動していたが、数年前に引退し現在はシュガーズ・バーのオーナーとなっていた。
リーは、以前アリゾナ州の狩りでディーンと共闘し、その次の狩りを最後にしようと決めたという。
金を作って店を買い夢の生活を送っているとのことで、ハンターを引退したことに後悔はないと話した。
2人は再会を喜び、その夜はとことん楽しむことにした。
サム、命の危機
サムとエイリーンが、チャックやリリスの居場所を突き止めている最中、カスティエルが隠れ家に戻って来る。
カスティエルは、サムからリリスが復活したことや居場所を突き止めている最中であると聞く。
「探す場所が違う」
カスティエルは、サムがイコライザーという銃でチャックを撃ったのはサムの魂の一部だと説明した。
サムの一部がチャックの中にあるから傷は癒せないものの、神の居場所は突き止められるかもしれないとカスティエルは言う。
危険や痛みが伴うことだったが、サムは”検査”するようカスティエルに頼んだ。
ところが、カスティエルがサムの傷に光を当てた途端、サムの体は宙に浮き壁に叩きつけられて意識を失ってしまう。
カスティエルは緊急事態を知らせようと、何度もディーンに電話したが留守番電話になってしまうためメッセージを残した。
「サムが怪我をしたから折り返してくれ」
*シュガーズ・バーは、楽しむ時間を大切にしているため客は全員バーに携帯を預けることになっている
そこでカスティエルは、セルゲイに連絡を取り過去の借りを返してもらうことにした。
カスティエルは、サムの治療を頼みたいとセルゲイに電話伝え、半ば脅しのような形ですぐに来るようにと伝える。
サムを診たセルゲイは、「私が来る前に傷の源を探ろうとしたのではないか?」と話し、彼は死にかけているものの治せると話す。
完全体を求めて傷は癒しを望むが、サムにある傷は彼の魂と外の世界に繋がる全くの別物だという。
つまりは、サムの魂が何か(誰かか場所かも)と繋がっていると言うのだ。
カスティエルは、先を探ろうとして魂をサムの体から引き伸ばしてしまったため、サムは危険な状態になっているとのこと。
【スーパーナチュラル】シーズン15第7話の結末まで
ディーン、苦渋の決断
ディーンは、シュガー・バーにやって来たサリーから、アンジェラ失踪時の話に疑問を抱く。
「何かが変だ」
リーは、ディーンに昔のように2人で狩りをしようと誘い、まずはアンジェラの車を探すことにする。
車を処分するならどこだ。
リーは湖だろうと言うが、”処分するなら解体工場”というウェイトレスのアドバイスで、リーは湖をディーンは解体工場を捜索することにした。
翌朝、ディーンは解体工場でアンジェラの車を発見。
トランクを開けてアンジェラの遺体の見つけた瞬間、背後からリーに殴られて気を失い、目覚めた時にはアンジェラと同じように椅子に縛られ血を抜かれ始めていたのだ。
ディーンの元にリーがやってきて、こうなった理由を話し始める。
アリゾナでの狩りは悲惨なもので、あんな魔物に勝てるはずがないと引退を考え、最後の狩りを行った。
その狩りでマリッド(ジン、マリードとも呼ばれる)を捕え、リーは金と健康を保証してもらう代わりに魔物に血を与えていたのだ。
店が繁盛しているのも、マリッドのおかげだった。
ディーンは、考え方が間違っているとリーを説得したが、彼が考えを変えることはなくディーンが死ぬのを分かっていながら置き去りにして去ってしまう。
ところが、数々の修羅場をくぐって来たディーン・ウィンチェスターがここで沈むわけがない。
ディーンは椅子を倒して壊し、縄をほどくとマリッジの首を落としてリーの元へ行き投げ落とした。
リーはディーンに銃弾を放ち、カウンターの中に身を隠したディーンは、バーでは定番の隠しライフルで応戦。
双方とも弾切れになると肉弾戦となり、リーは「ナシにできないか」と譲歩するも、最終的にディーンはリーを折れたモップの柄で刺した。
「参ったな、なぜここまでやるんだ」
リーがディーンに問いかけると、彼は「誰かが、するべきだ」と、トドメを刺した。
その後、携帯でカスティエルのメッセージを聞き、隠れ家に戻る。
神に勝てる
セルゲイは、サムの傷口に薬のようなものを塗り込み、少し時間を置くと、すぐにサムに異変が起き始めた。
大きく息を吸い込み、意識を取り戻したかのように見えたが、サムは目を開けることはなかった。
この時、サムは昏睡状態の中でチャックの頭の中にある記憶をすべて見ていた
実は、セルゲイはサムを悪化させ”死の鍵”を渡せば彼を助けると、取引を言い出したのだ。
ところが、セルゲイの目論見はそう上手くいくはずがない。
カスティエルは先手を打って、セルゲイが大切にしている姪の写真を見せ「ボビーが監視している」と、逆に脅してサムを助けさせたのだった。
サムは意識を取り戻した直後、隠れ家に戻って来たディーンに、チャックの頭の中に入ったと伝え、彼は弱っているから戦える、神に勝てると話して笑顔を見せた。
【スーパーナチュラル】シーズン15第7話の感想
シーズン1からの流れを見ていくと、シーズン15はまた違った空気感が漂うストーリーになっている感じがします。
魔物は狩っても人を犠牲にすることに躊躇するのが当たり前だった中で、人間すらもモンスターと化してしまうことにディーンは憤りを感じていたに違いありません。
しかも、かつてはハンターとして共に戦ってきた仲間。
彼はなぜ怪物側になっていまったのか。
ハンターという仕事が怖くなったというのが理由だとしても、罪のない人を犠牲にして私利私欲を満たすのは魔物以外の何者でもありません。
また、サムの傷に驚くほどの秘密があったことも判明。
元々、チャックと繋がりがあるとは言っていましたが、チャックにある傷がサムの一部とは。
確か、チャックが傷に触れた時サムモいた立っていたシーンがありましたが、だとすればサムに何かがあったらチャックも危ないのでは?
その傷が神の弱点にもなっているようですが、サムが気づいた神に勝てる方法って何なのか?