「テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド」キャストとシーズン1第5話ネタバレ:それぞれの正義

テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド,ネタバレ,あらすじ, アンソロジー
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「テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド」キャストとシーズン1第5話ネタバレあらすじ。黒人男性のダヴォンが森で目を覚ますと、何故か自分とウォーカーが手錠で繋がれていました。

しかも辺り一面にはダヴォンを人殺しとして捜索する人々がいるうえ、ダヴォンは記憶を失っていました。ダヴォンはウォーカーに誘われるがまま民家に逃げ込み、そこで衝撃の事実を知ります。

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「テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド」ストーリー

本作は初登場の人物が中心の6つのストーリーから構成されるスピンオフ作品ですが、そのうちの1話はTWD本編の後半戦に登場する、あるキャラクターの前日譚となっています。

また、終末世界のアメリカで人間たちがぶつかりながら成長していく、TWD本編のドラマ要素を踏襲しつつも、某映画のパロディがみられるコメディタッチから、タイムリープが登場するSF的展開、フィルム・ノワールのような殺伐としたタッチまで、多種多様な描かれ方でそれぞれのエピソードが展開する点が見どころです。

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第5話の登場人物

ダヴォン役/ジェシー・T・アッシャー

©︎Jessie T. Usher

俳優情報

役どころ:左足の膝から下を失った男性。ひょんなことからフランス人姉妹に助けられました。

俳優について:ジェシー・T・アッシャーは、アフリカ系アメリカ人の俳優です。5歳の時に妹ジェスティアがTVCMに出たことを機に演技に興味を持つようになりました。2003年には家族でロサンゼルスに移住し、ドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のゲスト出演で俳優デビューを果たしました。

ノラ役/ローン・シャバノル

©︎Loan Chabanol

俳優情報

  • 英語表記:Loan Chabanol
  • 出身:フランス/パリ
  • 生年月日:1982-12-30
  • SNSInstagram
  • 出演作
    • ジゴロ・イン・ニューヨーク
    • サード・パーソン
    • トランスポーター イグニション

役どころ:アマンダの妹で、デイヴィットとギャランという2人の息子がいます。ダヴォンのことを大切に思っており、率先して看病を引き受けました。

俳優について:ローン・シャバノルはフランス出身の女優、モデル、アーティストです。ベトナムとドイツとイタリアの混血で、16歳からモデルとしてのキャリアをスタートさせました。2013年の映画「ジゴロ・イン・ニューヨーク」で、女優デビューを果たします。

アマンダ役/エンベス・デイヴィッツ

©︎Embeth Jean Davidtz

俳優情報

  • 英語表記:Embeth Jean Davidtz
  • 出身:アメリカ/インディアナ州
  • 生年月日:1965-08-11
  • SNSInstagram
  • 出演作
    • マチルダ
    • シンドラーのリスト
    • アンドリューNDR114

役どころ:ノラの姉。アルノーという息子と、亡くなったマルタンという子がいます。

俳優について:アメリカ出身の女優エンベス・デイヴィッツは、インディアナ州ラファイエットで生まれ、その後ニュージャージー州を経て両親の故郷である南アフリカ共和国へ移住しました。大学で演劇を学び、21歳の時にケープタウンで講演された「ロミオとジュリエット」で女優デビューを果たしました。

アルノー役/ゲイジ・マンロー

©︎Gage Munroe

俳優情報

  • 英語表記:Gage Munroe
  • 出身:カナダ/オンタリオ州
  • 生年月日:1999-01-04
  • SNSInstagramTwitterFacebook
  • 出演作
    • あの頃、ティファニーで
    • アメイジング・ジャーニー 神の小屋より
    • Mr.ノーバディ

役どころ:アマンダの息子。一見すると普通の青年ですが、実は恐ろしい秘密を抱えています。

俳優について:カナダ出身の俳優ゲージ・マンローは3人兄妹の長男で、妹セイディと弟シェパードも俳優として活動しています。2008年に子役デビューを果たし、「モンスター・ホテル」シリーズのハンク・N・スタイン役の声優を担当したことで有名です。

  • ギャラン役/Mason James Bienvenue
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第5話ネタバレ

Movie Poster

記憶を失った男

※ 本記事はシーンごとにまとめているので、物語が前後する箇所があります。

黒人男性のダヴォン(ジェシー・T・アッシャー)は森で気を失っていたところ、手錠で繋がれたウォーカーと化した女性に襲われそうになり目を覚まします。辺りにはダヴォンの名を呼ぶ大勢の人々がおり、ダヴォンが捜索される身なのは明らかでした。

頭に怪我を負って記憶が飛び飛びになっているダヴォンは状況が把握できず、ウォーカーに誘導されるがまま一軒の家へと辿り着きます。ガレージから家の中に入ると、ウォーカーはここでダヴォンに殺されたと呟きました。

怖くなったダヴォンはウォーカーの腕を切り落とし、動かなくなったウォーカーをダイニングテーブルに寝かせます。そこでダヴォンはこのリビングに関する記憶から、ウォーカはアマンダ(エンベス・デイヴィッツ)という名の女性だったことを思い出しました。

フランス人家族との同居生活

ダヴォンは、部屋を練り歩くうちに徐々に記憶を取り戻していきます。ここはメーン州マダワスカという場所で、かつてはフランス領だったことから多くのフランス人が暮らす小さな村でした。

ダヴォンは何者かに襲われて左足を失ったところを、村をまとめるアマンダ姉妹に助けられていました。中でもダヴォンは妹ノラ(ローン・シャバノル)と仲良くしており、ノラにはデイヴィットとギャラン(Mason James Bienvenue)という2人息子がいます。

かつて自分が使っていた部屋にやって来たダヴォンは、通気口から「イチゴ、バナナ、レモン、ピーチ」と呟く声が聞こえ、声を辿って地下室にやって来ました。そこにはウォーカーと化したノラの息子デヴィッドがおり、ダヴォンは情けをかけてとどめを刺します。

次の瞬間、ダヴォンは頭から袋を被せられます。ダヴォンは村人たちの前へと連れて来られ、そこには「人殺し」と目の色を変えるノラの姿もありました。

どうやらダヴォンはギャラン殺害の罪に問われているようで、村人たちは満場一致でダヴォンの死刑を望みます。それはまるでかつての魔女狩りそのもので、必死に無実を訴えるデヴォンの声に耳を傾ける者などいませんでした。

しかし、ダヴォンは処刑される直前にギャランの安否を思い出し、すんでのところで処刑を免れます。

魔女狩り

魔女狩りから命からがら逃れたデヴォンは、水辺の小屋へと向かうアマンダの息子アルノー(ゲイジ・マンロー)の姿を発見します。ダヴォンが気づかれぬように後を追うと、監禁されるノラの息子ギャランがいました

アルノーは怯えるギャランを落ち着かせるため、蜂蜜のようなものが入った瓶を取り出して何味がいいかと尋ねます。「イチゴ、バナナ、レモン、ピーチ」とフランス語で尋ねるアルノーの様子に、ダヴォンは過去の記憶を蘇らせます。それは、ダヴォンがギャランを救ったときの記憶でした。

その日、ダヴォンは自室で本を読んでいたところ、通気口から聞こえてくる声に気づき、声の出どころを辿ります。声は地下室から聞こえており、地下室にはすでに生き絶えたノラの息子デヴィッドと、片隅で「イチゴ、バナナ、レモン……」と呟くギャランがいました。

すぐさまダヴォンはギャランの拘束を解いて解放しますが、そこへアマンダが現れます。アマンダは地下室にダヴォンがいたことに驚きながらも、逃げ出したギャランの後を追います。

ダヴォンはアマンダを引き止めようと必死で、ガレージに辿り着くと手錠で自身とアマンダの腕を繋ぎ、アマンダの動きを封じようとしました。しかし2人は激しい揉み合いになり、その結果アマンダは足元にあった劇薬に顔が触れて亡くなります。

そこへちょうどアマンダの息子アルノーが現れ、ダヴォンは頭を殴られて気を失いました。

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結末

Movie Poster

目を覚ましたダヴォンは、手錠で繋がれたままのアマンダの遺体を抱えながら助けを求めて外を彷徨います。やがて力尽きたダヴォンは、森の中で気を失ってしまいました。

全てを思い出したダヴォンはアルノーからギャランを救うべく、近くにあったバットを手にアルノーに立ち向かいます。すると、アルノーは全ては仕方なかったとこれまでの悪事を白状しました。

アルノーはこれまでにも複数の子供を殺害しており、ここで育つと歪んでしまうことを理由に救済のつもりで村の子供たちを殺害していたのです。こうした行動はアルノーの独断で行われたものの、やがて母アマンダも手伝うようになっていました。

とはいえアルノーに殺人を楽しんでいる様子はなく、子供たちを救いたい一心で泣く泣く殺人を犯しているようです。実際、全てを白状するアルノーからは葛藤が見て取れ、この世界で生きるには戦うしかないと殺人を正当化しようとしていました。

それでもアルノーの犯した罪を見過ごすことなどできるわけもなく、ダヴォンはノラの名前を叫んで住民らを集めます。これにより真の人殺しはアルノーだったと証明され、アルノーは住民らによってウォーカーの元へ投げ入れられました。

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第5話の感想

Movie Poster

アルノーの正義感は立派ですが、時に強すぎる正義感は身を滅ぼすのだなとしみじみ思いました。いくらあの村で育つと苦しむからといって、一個人が家族や村の子供たちに手をかけるのは行き過ぎです。

例えアルノーや周りの子がそうだったとしても、他の子なら違うやり方や生き方を見つけるかもしれず、アルノーの行為は善意の押し付けにすぎません。むしろ自分があの村の異常さを痛感しているなら、それを教訓に子供たちを村の外に出す手助けをしたりもできたでしょう。

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本ページの情報は2024年2月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。