【探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜】16話・17話・18話のあらすじとネタバレ感想。努力の末、昇進試験に受かったものの、皇帝の前で女であることを暴かれてしまう蘇瓷。また、北戎からの使節団の王女が裴昭の屋敷で毒に倒れてしまい……。
16話のあらすじネタバレ
任命式の日。蘇瓷が任命された直後、家臣の雷争が明鏡署に男装した女子がいると進言し、証拠として曲臨江の美人画を提出します。
蘇瓷は世間には似た人間がたくさんいるので1枚の絵だけでは証拠にならないと反論しますが、雷争は証人として流罪になっていた蕭君昊を呼びました。
蕭君昊は、蘇瓷が自分から女だと言ったと嘘の証言をします。
また、雷争は蘇瓷と斉王はグルで、斉王は口封じのために蕭君昊を流罪にしたのではないかと進言しました。
裴昭と明鏡署の総署、劉玄（チャン・チョン）が懸命に反論しますが、ムキになって擁護するところがかえって怪しいと雲王から指摘されてしまいます。
それを聞いた蘇瓷は裴昭に迷惑がかかるのを恐れ、自ら女だと認め昇進を辞退するのでした。
蘇瓷は皇帝を欺いた罪で投獄されてしまいます。
背後に大きな陰謀があり、正攻法では蘇瓷を釈放できないと感じた裴昭は、女子の仕官や入学を求める世論を大きくして味方につけることに。
裴昭は民と太学の学生たちの請願書を集めて皇帝に女子の登用を進言しました。
そこへ雷争が蘇瓷を拷問して無理やり拇印を押させた供述書を持って来ます。
供述書には斉王の指示で男装して明鏡署に潜入し、謀反の機会をうかがっていたと書かれていました。
裴昭と劉玄は供述書には信憑性がなく、蘇瓷は今まで明鏡署で数々の功績をあげていると皇帝に訴えます。
しかし、皇帝は供述書の真偽よりも身分を偽っていたことが大罪だと言い、北戎の使節団が帰ったら蘇瓷を処刑すると宣言、裴昭も謹慎処分となってしまいました。
業を煮やした謝北溟と董如双は力ずくで蘇瓷を助け出そうと牢に押し入ります。
そこへ裴昭が現れ、もし、脱獄したら蘇瓷は一生罪を背負わなければならない、私に他の手立てがあると言って、謝北溟たちを止めました。
その後、裴昭は皇帝に、蕓川との縁談を受け入れるので、その代わり恩赦で蘇瓷を釈放してほしいと願い出るのでした。
16話の感想
努力して昇進試験に受かったにも拘わらず、辞退することになってしまった蘇瓷が本当に哀れです。
捕らえられ罰を受けていると思った曲臨江と蕭君昊がこんな形で蘇瓷に関わってくるとは……。
裴昭が選んだ蘇瓷を助けるための究極の方法にも泣けてきます。
蘇瓷と裴昭は、この先どうなっていくのでしょうか。
17話のあらすじネタバレ
獄中で斉王と蕓川の縁談の話を聞いた蘇瓷は、手立てとはこれだったのかと途方に暮れるのでした。
結納を前に、裴昭は屋敷に蕓川を招いて宴を開きます。
蕓川は宴で琴を披露しました。
その直後、蕓川は急に血を吐いて倒れてしまいます。
使節団が北戎から連れて来た医師は蕓川を診て、珍しい毒による中毒症状なので解毒の方法がわからないと言いました。
朔木は激怒し、蕓川にもしものことがあれば北戎は兵を挙げてこの国に攻め込むと宣言します。
その話を聞いた雲王は皇帝に、北戎を納得させるために斉王に罰を与えるべきだと進言しました。
皇帝は仕方なく、裴昭に屋敷から外出禁止の命令を出します。
その夜、裴昭は従者に変装して屋敷を抜け出して皇帝に会い、この事件を解明して北戎との関係を回復できるのは蘇瓷だけだと訴えました。
皇帝は蘇瓷に、蕓川王女の事件を解決することで贖罪とするという命令を出します。
蘇瓷は董如双を連れて使節団の宿泊先を訪ねました。
蕓川を診た董如双は、毒が全身にまわっていて、かなり前から少しずつ毒に触れていたようだと言います。
董如双は珍しい毒なので血液を持ち帰り解毒法を調べることにしました。
蘇瓷は蕓川が回復したと偽の情報を流し、敵の出方を見ることにします。
また、従者に変装した裴昭も捜査に加わることになりました。
蕓川の部屋を調べた結果、シロアリ駆除のために部屋に塗られた防虫塗料に黄藿という毒が含まれていることがわかります。
しかし、董如双は防虫塗料に使うくらいの量では中毒症状は起こさないと言うのでした。
17話の感想
前回までは雲王を気にして命令を出していた皇帝でしたが、今回は蘇瓷が事件を捜査できるように英断をくだす姿がかっこよかったです！
それにしても、蕓川の中毒症状はかなり複雑な毒によるもののようですね。
事件の真相が気になります……。
18話のあらすじネタバレ
蘇瓷は身代わりとして王女の服を着て蕓川の部屋で過ごすことにします。
部屋の外に人の気配を感じた蘇瓷は、蕓川のふりをして琴を演奏するのでした。
夜になり、蘇瓷が蕓川のベッドで寝ていると、部屋に刺客が侵入し蘇瓷を剣で刺そうとしました。
部屋に隠れていた裴昭と朔木が取り押さえると、刺客はなんと朔木の部下、車延だったのです。
朔木が問い詰めると、今回のことは北戎で家族を人質にとられて仕方なくやったが、毒を盛ったのは別の者で毒のことはわからないと答えるのでした。
尋問の途中、蘇瓷が中毒症状で倒れてしまいます。
そこへ蕓川の血液を調べていた董如双が駆けつけました。
董如双は血液から、黄藿、閔杜の2種類の毒が検出されたと言います。
閔杜は蕓川が部屋で炊いていた香の成分でした。
董如双は、配合が難しいので今は使われなくなった催魂四味散という毒ではないかと言います。
催魂四味散は1つの成分だけでは無害だが、4つの成分が体内で作用しあって毒に変わるとのこと。
裴昭も朔木も同じ部屋にいたのに自分にだけ中毒症状が出た理由を考えた蘇瓷は、ベッドに置かれた枕にたどり着きます。
枕の中身を確かめると、碧香草が入っていました。
蕓川の身の回りのものは全て北戎で使っていたものを持ってきたが、枕だけはこの国に着いてから新しく買ったとのこと。
それは、琴の楽師に安眠効果のある碧香草の枕を勧められたからでした。
侍女に確認すると、蕓川に琴を教える楽師、梨雨は使節団の派遣が決まってから自ら志願して楽師になったとのこと。
蘇瓷は梨雨が怪しいと思いますが、梨雨はすでに宿泊先から姿を消していたのです。
梨雨の部屋を調べた蘇瓷は、限られた者にしか渡されていない北戎使節団接待要領が残されているのを見つけました。
その頃、裴昭が屋敷を抜け出したと知った雲王は、皇帝に斉王が病気になったと嘘の報告をし、抜きうちで屋敷に見舞いに行きます。
裴昭の従者がなんとかその場を取り繕う中、知らせを受けた裴昭は急いで屋敷に戻りました。
蘇瓷もそれを追いかけ、毒を盛った真犯人がわかったので現在捜索中だと皇帝に報告します。
まだ捕まえていないのに真犯人だという証拠はないと反論する雲王。
蘇瓷は、梨雨の部屋から北戎使節団接待要領が見つかったのが証拠だと言うのでした。
皇帝の命令で北戎使節団接待要領を持つ5人の人物が集められます。
5人とも北戎使節団接待要領を持っていましたが、蘇瓷は雷争のものは墨が乾ききっておらず紙も偽物であるため、慌てて偽造したものだと指摘。
動揺した雷争は思わず剣を抜きます。
雲王は有無を言わさず雷争を切り捨てるのでした。
18話の感想
今回は異国の王女に変装する蘇瓷。
蘇瓷の七変化もこのドラマの見どころの1つですね。
またも事件の手がかりとなる人物が消されてしまいました。
蘇瓷たちは解決の新たな糸口を見つけることができるのでしょうか。
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