パネムという独裁国家となった近未来のアメリカを舞台に描いたSFアクション映画。その前日譚を描いた【Ballad of Songbirds and Snakes(原題)】を2023年に公開するとライオンズゲートが発表した。
【ハンガー・ゲーム】前日譚が2023年に公開
ライオンズゲートがシネコン向けに【ハンガー・ゲーム】の前日譚を描いた映画「The Ballad of Songbirds and Snakes(少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う)」のティーザーを公開した。
ただ、映像には制作中の映像は一切映っていなかったという。
その代わりに「The world will discover… who is a songbird… and who is a snake.(世界は発見するだろう…誰がソングバードで…誰がヘビなのかを)」というテキストだけが流れたようだ。
また、ライオンズゲートは、【The Ballad of Songbirds and Snakes(少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う)】は全米で2023年11月17日(金)に劇場公開されることも発表した。
【The Ballad of Songbirds and Snakes(少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う)】は、【ハンガー・ゲーム】の主人公であるカットニス・エヴァディーン(ジェニファー・ローレンス)の時代から数十年前が舞台となっており、やがてパネム国の大統領となる若きコリオラヌス・スノーを中心としたストーリーになると言う。
当時、18歳だったスノーは第10回ハンガー・ゲームで12地区からやってきた少女ルーシ・グレイ・ベアの指導者に選ばれた。
(カットニス・エヴァディーンが、妹の代わりにハンガー・ゲームに参加したのは第74回)
スーザン・コリンズのベストセラーシリーズは、2008年に1部作【ハンガー・ゲーム】、2009年に2部作【ハンガー・ゲーム2 燃え広がる炎】、2010年に3部作となる【ハンガー・ゲーム3 マネシカケスの少女】が出版され、その後映画化されている。
映画3作品は、世界興行収入30億ドルを記録し、ジェニファー・ローレンスの名を世界に知らしめた。
さらにスーザン・コリンズは、2020年に【ハンガー・ゲーム 】の前日譚を描いた小説【The Ballad of Songbirds and Snakes】を出版した。
ライオンズゲートは小説の出版前に長編映画化する計画を発表している。
【ハンガー・ゲーム】3部作では、クジ引きで選ばれた10代の若者が死闘を来る広げる”ハンガー・ゲーム”で、クジに当たってしまった妹の代わりにカットニス・エバディーンが志願したところから始まる。。
シリーズには、ピーター役のジョシュ・ハッチャーソン、カットニスの狩猟仲間であるゲイル役のリアム・ヘムズワース、12地区の指導係のヘイミッチ役のウディ・ハレルソン、パネム国の最高指導者スノー大統領役のドナルド・サザーランドなど名だたる俳優陣が名を連ねる。
本記事は一部、Variety誌の記事を翻訳してお伝えしています