同シリーズは2023年にストリーミングサービスでデビューする予定で、現在Peacockにはこれまでに公開された「ジョン・ウィック」の全3作がある。同シリーズは、ライオンズゲートで制作していたが2018年にStarzで制作中であること発表された。
「ジョン・ウィック」前日譚Peacockで制作へ
すでに発表されているように、3エピソードのイベントシリーズは、「ジョン・ウィック」ユニバースの中心的存在であるコンチネンタルホテルの起源物語と内部構造を探求することになる。
なお、「The Continental(原題)」では映画「ジョン・ウィック」でイアン・マクシェーン演じたウィンストンをベースに、若き日のウィンストン・スコット(コリン・ウッデル)の視点から描かれる。
1975年のニューヨークに引きずり込まれ、置き去りにしてきたはずの過去に直面したウィンストンは、象徴的なホテルを支配するためニューヨークの裏社会で命がけの行動を取る。
映画「ジョン・ウィック」世界的現象となり、Peacockで最も視聴されている作品の1つとなっている。
Peacok側は「この素晴らしいフランチャイズを拡大するためにライオンズゲートと提携できることを嬉しく、光栄に思います。私たちは世界的なフランチャイズの価値を理解しており、ヴァル・ボレランドとそのチームは、この特別なイベントシリーズをPeacockに持ち込み、NBCユニバーサルの全力を投入することで、「The Continental」の初放送が今年のストリーミングイベントになることを知っていました」と語っている。
また、ライオンズゲート・テレビジョングループのケヴィン・ベッグス会長は、「『ジョン・ウィック』は、世界中に大規模で情熱的なファン層を持ち、文化的時流の一部となりました。 我々はピーコックと提携し、『ジョン・ウィック』ユニバースを拡大し続けることができることを嬉しく思っています。 この契約は、当初からフランチャイズを成長させ、次のレベルに引き上げる機会に興奮した当社の映画グループ、「The Continental」に最適な場所を見つけたジム・パッカーと彼のワールドワイドテレビ配信チーム、2023年に最も期待されるストリーミングイベントの1つである輝かしい不朽の資産を作り上げたライオンゲートテレビのクリエイティブグループの協力によるものです 」と述べている。
本シリーズのキャストは以下の通り。
「The Continental(原題)」の脚本、ショーランナー、エグゼクティブ・プロデューサーはグレッグ・クーリッジとカーク・ウォード。
アルバート・ヒューズ、サンダーロード・フィルムズのバジル・イワニクとエリカ・リー、チャド・スタエルスキ、デレク・コルスタ、デヴィッド・リーチ、ショーン・シモンズ、ポール・ワーニック、レット・リース、マーシャル・パーシンガーも製作総指揮を務める。
アルバート・ヒューズが第1話と第3話を監督し、シャーロット・ブランドストロームが第2話を監督し、ライオンズゲート・テレビジョンがスタジオを担当する。
この記事はVariety誌のニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。