ヘザー
ヘザーに関する情報
- 第3話で流れ弾に当たって死亡
- 初めて越冬隊に参加した
- マイルズの血痕を最初に発見した人物
- コンピューター担当
- 雪上車の整備をしていた
- 基地への小さな入り口を知っていた
- 他の基地までの道のりや地形を知っていた
- 父親の葬儀を欠席した
ヘザーに関する考察と解説
行動に関する考察と解説
ヘザーは、マイルズやニルスの犯行に直接関わっているようには見えなかった。
しかし、新人かつコンピューターの担当の彼女が何故非常用の入り口を知っていたのか。
非常用の入り口から、真っすぐニルスのいる部屋に向かっていたことから、地下の通路なども把握していた可能性が高い。
コンピューター担当にそこまでの知識は必要あるのか?
しかも、他のメンバーが知らなかったということは独自で調べた可能性が高い。なぜ?
3話でアルゼンチンの基地でSOSを送ろうとした際も、彼女は地形にとても詳しく景色も綺麗だと言っていた。
口ぶりからすると、彼女は行ったことがあるようだが、参加は今回が初めてのはず。
何キロ圏内で電波が入るかを知っていたことから、外部と連絡を取ろうとしていた可能性が高いのではないか?
彼女は、アーサーが言っていたスパイという可能性も……。
また、雪上車が爆発しエリックが銃を振り回していたシーンでは、マギーの背後で腕を掴み盾にしていたようにも見える。
咄嗟にやってしまったことなのか、それとも発砲を察知してマギーの後ろに隠れたのか?
そもそも、なぜマギーの後ろだったのか?
殺害理由に関する考察と解説
3話で、エリックの流れ弾に当たり即死した。
胸部を撃たれていて、完全に事故のように見えるが、マギーの流れ弾に当たったのだとすれば前身に出血が見られるはず。
ところが、ヘザーの前身から出血している形跡はない。
これは流れ弾に当たったように見せかけ、実は背後から撃たれたということかもしれない。(7/5追記)
【THE HEAD】現在の考察
ポラリス5からポラリス6に移行した理由に関しては不明。
立地などの条件が関係している可能性もあるが、わざわざそのシーンを強調した理由があるとすれば、ポラリス5では研究を続行できなくなった可能性がある。
レノン暗殺や、ダミアンやラーズの件と関連性があるのかもしれない。
たまに基地との通信が遮断された状態になると言っていたが、何回も基地に派遣されたことのあるヨハンが、通信ができなくなった状態を知らないのはおかしい。
他の基地ではよくあることなのか?
空き缶とガラスは飛び散っていたが、その場には血痕などは一切なかった。
あの場所で争っていたとすれば、血痕があっても不思議ではないはず。
電気と暖房が止まっていたが、誰がなんの為にしたのかは不明。
壁にあった血痕は1週間以上とミケが判断していたが、正確な時期はわからないので新しい可能性もある。
銃痕があるが、基本的に武器の持ち込みは禁止されている。
誰が、何の為に銃を持ち込んだのか?
研究室には、回想シーンであったはずの顕微鏡がなくなっていた。
誰が何の為に持ち出したのか?
雪上車は基地に2台あった。(1話の陽が沈んだ直後のシーンでは前後に2台並んでいる)
しかし、黒焦げの雪上車1台しか残されていなかった。
行方不明者の誰かが、雪上車に乗って逃げ出したのか?
ヨハンが生存者と死者の報告をしていた時、通信相手は真っ先にマギーの名前(ミッチェル医師)を出していた。
なぜ、マギーが生きている思ったのだろうか?
ヨハンが食堂でタバコを見つけたと言っていたが、そのようなシーンは描かれていない。
ニルスがタバコを吸っていたが、彼が拘束された後にアキが部屋に行ったシーンでテーブルにタバコが置かれていた。
誰かがニルスのタバコを食堂へ持って行ったのか?
2話のラストで明らかになっていたが、何故地下を調べようとしなかったのかが疑問だ。
行方不明者がいないならまだしも、地下室を排除する理由がない。
人が生きていられるような環境ではないという可能性もあるが、死体だとしても発見しなければならなかったはずだ。
ヨハンが驚いていたことから、地下を捜索していないことを知らなかった可能性が高く、別の誰かの判断ということになる。
雪の中で発見された遺体は、ヨハン自身が掘り起こしたが、掘り起こすまで人間の遺体だとわかっていなかったことになる。
しかし、1話でアキはアザラシの死体を雪の中に埋めていたはず。
暗いこともあり、捜索チームがアザラシの死体を人間と間違えてヨハンに報告したとしてもおかしくない。
【THE HEAD】回想シーンの考察
亡き仲間のラーズとダミアンとは誰なのか。
ラーズは、本来基地に参加するはずだった医師だったが、参加直前に飲酒運転の車に跳ねられていることが判明。
ダミアンは、2話で死んだことが明らかになっているが、自宅の屋根から落ちたとしかわかっていない。
T3を発症し錯乱していたのか、他殺なのかは不明。
ニルスが言っていた”レノンの暗殺前”とは一体何のことだろうか。
かつて一緒に活躍していた仲間のことだとすれば、アーサーが名前を出さなかった理由は?
全ての通信機が一気に継続エラーになっていた。
何者かが計画的に行った可能性が高く、マイルズが外へ出た後にケーブルを切ったのか?
ケーブルは、中で切断されていたことから素人の仕業ではなく、内部の犯行と考えるのが有力。
ニルスの横で回っていた洗濯機の中には、白い洗濯物が入っていた。
(今のところ白というキーワードは、マギーの白衣とエリックのバスタオル)
誰のモノかを追求しているシーンはなく、中身が出されたというシーンはない。
そもそも、ニルスが拘束されているのが分かった上で、洗濯する者がいるのも不自然である。
通常ならそこにヨハンも注目するはずだが、マギーがVの字を話したことでミスリードされているという可能性もある。
【THE HEAD】被害者の死因に関する考察
マイルズ
死因は、頭部にあった傷が原因で凶器はハンマーもしくはレンチと推測されている。
マイルズは首を切られて雪に足を埋められていたが、この場合凶器の他にノコギリとスコップが必要になる。
見つかっていないというよりは、誰も捜索していなかった。
1人でマイルズの犯行を行うとすれば、ハンマーもしくはレンチとノコギリとスコップが必要だ。
撲殺するのであれば、スコップで十分だったのではないか?
それだけの大荷物を持ってマイルズの後を追いかける必要は?
それにマイルズの遺体を引きずった跡はなく、血痕もぽたぽたと落ちていたことから凶器に付いた血の可能性があります。
血痕の始まりに、血液が丸く広がっていたのも気になる。
頭部を殴られて、倒れた時に血が広がったのか?
血痕がついたノコギリを、犯人はどうやってニルスの部屋まで持って行ったのか?
仮にニルスが犯人だとして、ハンマーで彼の頭部を殴ったとした場合。
雪の中にいる彼の姿を発見し、もしかすると生きていたかもしれないと驚いた表情をしていた可能性もある。
首を切り彼を埋めたのは別の人物で、自分のノコギリが血まみれでクローゼットに入れられていたことで動揺していた?
マイルズが基地から出る際と出た後に目撃したのはアキとニルスだが、その日の行動が判明していないのはエリックとエバとマギーの3人である。
ニルス
2話で殺されていたニルスは、首を切られており、胸元にはVの字を刃物で刻まれた跡があった。
さらに、アキがニルスを見つけた時はまだ生きており、首にタオルを巻いて助けようとした時、ニルスは一瞬天井に目をやり右手を上下に振っていた。
首を斬られているから話すことは出来ない、でも上にいるというメッセージを送っていた可能性もある。
喉を掻っ切ってやると言い放った本人が喉を切られて殺されていたことから、口封じの可能性が高いのではないか。
検視の時にニルスのポケットに入っていた写真は、血で汚れていた。
しかし、ニルスの首から流れた血液で汚れたというよりは、誰かが血の付いた手で触ったように見える。
この時、みんながバラバラで行動しているシーンが映し出されていたが、ランドリールーム近くのシャワー室にいたのはエリックだ。
アキが通った時には、既にいなくなっていたことがわかっている。
検死では、死因が喉を切られたこと以外マギーは何も話していない。
凶器は刃物である可能性が高いが、検視の結果は謎のままだ。
エバ
エバは雪上車と一緒に炎上したのが死因だが、これもマギーの証言のみだ。
雪上車が炎上したのは、故意だったのか事故だったのか?
ガソリンを車の中に積んでいたのはアキで、給油していたのはラモン。
(給油しているところがクローズアップされているのはなぜ?)
ヘザーは、車の中に何かの機器を設置していた。
犯人は、エリックを利用すればエバを雪上車に乗せることができたので、計画的に行った可能性も否定できない。
ヘザー
ヘザーは、エリックの銃弾にたまたま当たったという可能性もあるが、ヘザーに駆け寄ったのはアニカ1人だけ。
アキがマギーの方へ行くのは納得できるが、ラモンもマギーを担ぎ上げて運んでいた。
エリックが発砲したのは、ラモンに頭突きをしたことで彼が手を離したからだ。
手を離した反動で反対側に発砲する可能性は十分にあるが、ヘザーとマギーは何故彼らに近づいていたのか?
ヘザーが死ぬのは、犯人にとっても想定外だった可能性もあり、動揺して逃げ出したエリックの表情を見る限り、彼がわざと殺した可能性は低いだろう。
【THE HEAD】の感想と第2弾の考察
様々なところに伏線が貼られており、ひとまとめで説明するのは至難の業です。
重要なところはクローズアップされていたり、それぞれのセリフにも大きな意味があります。
ひとつひとつ何を意味しているのか、なにを差しているのかを独自に解析してお届けしています。
公式サイト
©HJ Holdings,Inc.