アンディ・サーキスがオーレン・ムーバーマン監督の第二次世界大戦映画「The Man With Miraculous Hands(原題)」でナチスの親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラー役で出演すると米各紙が報じました。ウディ・ハレルソンはのちに何千人もの命を救ったヒムラー専属の医療マッサージ師を演じます。
「The Man With Miraculous Hands」
「The Man With Miraculous Hands(原題)」は、1939年を舞台にナチスの親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーの医療マッサージ師だったフェリックス・ケルステンの実話からヒントを得て製作されるとのこと。
オーレン・ムーバーマンが監督と脚本を手掛けることになっています。
ウディ・ハレルソンは、このフェリックス・ケルステン役を演じることになっていましたが、新たにアンディ・サーキスがハイリンリヒ・ヒムラー役としてキャストに加わります。
ヒムラーは、ヨーロッパ全土で戦争が激化し権威が高まる一方で健康状態が悪化していきます。フェリックスは、ヒムラーの慢性疾患の苦痛を軽減するほどの医療技術で信頼を勝ち取りました。
最高レベルの意思決定に影響を与える独特の立場にあることに気づいたフェリックスは、命を落とす可能性がある非常に危険な状況の中でもその地位を利用し、何千もの命を救ったのです。
アンディ・サーキスは、この映画でナチスの親衛隊全国指導者でありホロコーストの主任立案者とみなされている司令官ハインリヒ・ヒムラー役を演じます。
アンディ・サーキスは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作でゴラム役を演じ「猿の惑星」三部作ではシーザーを演じています。
なお、アンディ・サーキスは、2026年公開予定の「ロード・オブ・ザ・リング」の最新映画「ザ・ハント・フォー・ゴラム(仮題)」で監督・主演を務めることになっています。
「ロード・オブ・ザ・リング」新作映画「ザ・ハント・フォー・ゴラム(仮題)」が2026年に公開