「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」3話ネタバレあらすじと感想。今回は、ジェイデスを巡る物語が展開され、彼女がCRMに来た経緯と野望が明らかになります。
リックと引き換えに街での暮らしを手に入れたジェイデスは、世界再生の野望のためにCRM入りを果たします。しかし、安全と機密が第一のCRMで彼女が生き残るには、リックとミショーンの忠誠が必須で……。
「ザ・ワンズ・フー・リブ」ストーリー
リックとミショーンの愛の物語。絶えず変化する世界によって変わり、彼らは生存者との戦いの中で自分たち自身を見つけることができるのか、それとも彼ら自身も「ウォーキング・デッド」であることを発見するのか?
imdbより(訳)
3話ネタバレ
ジェイデスがCRMに来た経緯
受託人として市民共同体軍(CRM)で働くリックは、オリエンテーションで初めて訪れた街でジェイデスに話し掛けられます。ジェイデスはリックが街に来るのを待っていたようで、自分が街に来ることになった経緯を話し始めました。
ジェイデスがCRMの存在を知っていたのは、向こうがゴミ山に接触してきたからで、それ以降は助けが必要な者や”脅威”とみなした者をCRMに引き渡し、それと引き換えに物資を貰っていたのです。
ジェイデスが受託人をしていなかったのも、リックを引き渡したからでした。
彼女の目的は世界再生であり、そのためにはCRMで上の立場を得る必要があります。そこでジェイデスは、リックに力添えを求めたのです。
しかし、家に帰りたい一心のリックが、ジェイデスの頼みを聞くはずもありませんでした。
ミショーンがBになった理由とジェイデスの野望
〜当初〜
リックがミショーンと再会した日。リックは同僚のソーンを訪ね、ミショーンの選別に手を貸すよう懇願します。
実は、リックにはミショーンもオカフォー中佐の計画の仲間入りをさせようとの目論みがありました。リックは、オカフォー中佐が亡くなっても彼の望みは自分たちが引き継ぐべきだと訴えソーンを説得します。
〜現在〜
リックの部屋で待っていたジェイデスは、リックとミショーンがCRMから逃げ出すことがないよう念を押します。ジェイデスはこの街に希望を見出しており、目的を果たすにはリックとミショーンの忠誠が必須でした。
もしリックとミショーンに逃げれば、”私たちの協定”が公になるためジェイデスも必死です。特に、安全と機密が第一のCRMでジェイデスが生き残るには、リックの正体を知られるわけにはいきません。
ジェイデスは万が一自分が死んだ時にも備え、私物に仕込んだファイルにリックや町のこと全てを記していました。完全に逃げ道を断たれたリックは絶望し、ジェイデスに脅した理由を尋ねます。
すると、ジェイデスは「リックとミショーンが一緒ならなんでもできる」とだけ告げ、部屋から出て行きました。
逃走計画
もう逃げ道はないと悟ったリックは、一縷の望みをかけてミショーンとの逃走を計画します。今回の逃走計画はリックが持つ情報を最大限に生かし、夜に行われるCRMの誘導作戦に乗じて地下から脱出するというものでした。
ミショーンはリックが秘密裏に残した手掛かりを集め、無事に地下からビルを脱出します。ビルを抜けた先は川に繋がっており、川岸にはカヌーが用意してありました。
ただ、そこにリックの姿はなく、CRMのジャケットを着た者の遺体が浮かんでいました。ミショーンはカヌーの中にあった手紙に気づきます。
そこには、「俺は行かない 君が行かないと2人ともここで死ぬ 俺が残り君をジュディスの元に帰す 永遠に愛してる 俺を愛してるなら行ってくれ」と書かれていました。
しかし、ミショーンはリックを置いて自分だけ逃げるわけにはいかないと再びCRMに戻っていたのです。
結末
ミショーンは、リックがしたことへの怒りが行動に出ていました。他の受託人が圧倒するほどすごい勢いでウォーカーを倒しまくります。
それを見たソーンは、「選別の時 大人数でいると安心すると言ってAを免れた だけど人に頼るようには見えない」と、ミショーンがAであることを確信しました。
その後、ミショーンはリックたっての願いで、5回も燃料補給を必要とするカスカディア基地での排除任務に同行します。これは、ミショーンのことを心配したリックが、最上級曹長となったソーンに頼み込んだからでした。
この遠征はソーンが指揮を取り、リックが前線部隊を率いてミショーンは後方支援を任されます。任務の内容は、破れた防御線の柵から侵入してくる200体のウォーカーを始末するというものでした。
ソーンが自らRDIMを運搬し上空から攻撃を行う予定でしたが、RDIMがぬかるみにはまり立ち往生します。見かねたミショーンはソーンの制止も聞かずにRDIMを運び出し、リックもミショーンを手伝います。
2人の息はぴったりで、難なくRDIMを設置して任務を成功させました。ただ、このミショーンの身勝手な行動はソーンの反感を買い、ミショーンは元の任務に戻されることになりました。
ソーンから報告はしない代わりに後始末を託されたリックがミショーンの元へ向かおうとしたところ、ジェイデスが現れます。ジェイデスもカスカディア基地に赴任されたようで、ジェイデスの姿に気づいたミショーンは驚きを隠せません。
リックはすぐにヘリコプターでミショーンをCRMの基地に連れ帰ろうとします。しかし、夜に加え嵐で視界がない状態。ミショーンが珍しく素直に従ったと思ったのも束の間、ミショーンは突然ヘリの扉を開けてリックを掴んで外へ飛び出したのです。
日本繋がり
似顔絵と日本語
以前、スマホにミショーンとジュディスの似顔絵を描いた人物が判明しました。
ミショーンが街を訪れていたとき、テレビやスマホ画面に絵を書いている青年と出会います。ミショーンは彼に「私を描いた人ね」と尋ねると、彼は「そうだよ。少女も書いた。数ヶ月に一度彼に頼まれてて 少年は何度描いてもうまくいかなくて」と話しました。
ここで彼がミショーンたちの絵を描いていたことが分かりましたが、この時点で彼が日本語で「もう少し信じて」と書いたかどうかは不明です。
しかし、会話の中で彼が「もう少し信じて」と日本語で言ったので、恐らく彼は意味を分かった状態で書いていたものだと思われます。
伝書
また、今回ビール少佐がリックに柳生宗矩による兵法伝書「兵法家伝書」を渡しています。これは、オカフォー大佐にも渡したと話していますが、なぜリックに兵法伝書を渡したのかが気になるところ。
ただ、ここに来てミショーンの刀を始め、日本とのつながりを多く演出しているので、なぜ日本なのかが知りたいです。
感想
リックが逃走のおぜん立てをしても、ミショーンは決してひとりでは逃げないと分かっていました。たとえミショーンが逃げて仲間に知らせたとしても、CRMと戦うには力不足です。
そうなれば内側から崩していくしかないですよね。でもジェイデスが何やらまた面倒なことを考えているような気もしないでもないです。
彼女は考えを表に出さないし言わないし、ゴミ山にいた時からそうですが相変わらず遠回しな言い方がイライラさせてくれます。
そしてソーンが、命令の背いたミショーンに照準を当てるという…。リックが気づいて阻止したものの、ミショーンの存在はソーンに危機感を与えてることは間違いないですね。