議員・警察・その他の登場人物
アーロン・フィルキンス役/アル・フランケン

ワシントン州選出の上院議員。オーストラリア国賓晩餐会で起きたA・B・ウィンター死亡事件をめぐる公聴会を主導しています。フィルキンスの目的はホワイトハウスのセキュリティ上の問題を調査することですが、大統領顧問ハリー・ホリンジャーをなだめようする一方、同僚のマージェリー・ベイ・ビックスに対して攻撃を仕掛けています。
ちなみに、上院議員アーロン・フィルキンス演じるアル・フランケンは、コメディアンでありながらも、実際にミネソタ州選出の上院議員を務めています。
Al Frankenのプロフィール
1951年05月21日生
アメリカ/ニューヨーク州出身
「大逆転」
「クライシス・オブ・アメリカ」
マージェリー・ベイ・ビックス役/エリザ・クーペ

コロラド州選出の下院議員。カリスマ性と正義感を併せ持ち、容赦ない質問を投げかけます。ビックスの声は議会公聴会に響き渡り、フィルキンスや彼女の質問を邪魔する者には真っ向勝負を挑みます。
ラリー・ドクス役/イザイア・ウィットロック・Jr.

ワシントンD.C.の警察署長。刑事コーデリアの良き理解者で、何かと彼女をサポートします。風変わりなコーデリアがのびのびと仕事をできるのは、ラリー署長のおかげです。
リリー・シューマッハ役/モリー・グリッグス

裕福なカジノ王の娘、新生のインフルエンサー。第35代米大統領ジョン・F・ケネディの妻ジャッキー・ケネディ以来のホワイトハウスで最も重要な人物になりたいと考えています。ホワイトハウスに自分の名を残すべく、公式晩餐会を含むイベントの企画を担当。

カイリー・ミノーグ(本人役)
偶然出身地の晩餐会を主催する
演:カイリー・ミノーグ
ネタバレ解説

「ザ・レジデンス」は、世界的ヒットを記録したNetflixシリーズ「ブリジャートン家」を手掛けた、ションダランド(Shondaland)が贈る殺人ミステリードラマです。
ケイト・アンダーセン・プラウワー著書の「使用人たちが見たホワイトハウス: 世界一有名な「家」の知られざる裏側」から着想を得て制作されました。
「使用人たちが見たホワイトハウス: 世界一有名な「家」の知られざる裏側」は、「ザ・レジデンス」のソース資料として機能しています。このベストセラー・ノンフィクションは、ケネディ家からオバマ家までのホワイトハウスの使用人や家族たちへの徹底的な取材によって書かれました。
ショーランナーと製作総指揮を「スキャンダル託された秘密」のポール・ウィリアム・デイヴィス、製作総指揮にはションダランド率いるドラマプロデューサーのションダ・ライムズとベッツィ・ビアーズが名を連ねます。
ちなみに、ライムズは最も成功しているドラマプロデューサーの1人と言われており、「グレイズ・アナトミー恋の解剖学」で一躍名を馳せました。2017年にはNetflixと複数年の独占契約を結び、第1弾として制作したのが「ブリジャートン家」でした。
「ザ・レジデンス」は、主人公のコーデリア・カップが風変わりな刑事ということもあり、ミステリーでありながらもクスッと笑えるようなコミカルさが特徴的です。とはいえ世界一の腕を持つカップ刑事の捜査は確かなもので、ミステリーとしての魅力も十分にあります。
また、たくさんの個性豊かな登場人物も見どころの1つと言えるでしょう。カップ刑事を始め、被害者の下で働く案内係ジャスミン・ヘイニー(スーザン・ケレチ・ワトソン)、シークレット・サービスの責任者コリン・トラスク(ダン・ペロー)といったクセつよなキャラクターが登場します。
さらに、ベテラン俳優のジャンカルロ・エスポジートや、オーストラリアのシンガーソングライターであるカイリー・ミノーグなども出演しているので、お気に入りのキャラクターを探してみるのも楽しいかもしれません。
「ザ・レジデンス」は、2025年3月20日よりNetflixにて配信されます。
ジャスト・ワン・ルック(Netflix)原作ハーラン・コーベン。1枚の写真から明らかになる過去、夫は入れ替わっていた⁉︎