エリザベス・モスが【ハンドメイズ・テイル】シーズン5の公開も間近に迫る中、スティーヴン・ナイト監督によるHuluのリミテッドシリーズ「The Veil」に主演することが明らかになった。
エリザベス・モス「The Veil」への出演が決定
米Variety誌によると「The Veil」と題されたこの作品は、イスタンブールからパリ、ロンドンへの道中で真実と嘘の命を掛けたゲームをする2人の女性の危うい関係を探るスリラーとして説明されている。一人は秘密を持ち、もう一人は何千人もの命が失われる前にそれを明らかにする使命を負う。
FXのオリジナル番組担当社長であるニック・グラッド氏は、「”The Veil”でスティーヴン・ナイトとパートナーシップを継続できることに興奮しており、エリザベス・モスが主役にサインしてくれたことに感激しています。スティーヴンの脚本は魅力的で、間違いなくエリザベスの優れた才能を発揮してくれるでしょう。」と述べている。
ナイト監督は「The Veil」の脚本と製作総指揮を担当し、エリザベスモスは自身の制作会社Love & Squalor Picturesで製作総指揮を務める。
ナイト監督は、「国際的かつ現代的なこの物語を語ることに、とても興奮しています。私たちは、この業界で最も才能ある人たちを集めました。デニス・ディ・ノヴィとの仕事はいつも楽しいし、エリザベス・モスとは長い間一緒に仕事をしたいと思っていた。もちろん、FXと私は旧知の仲です。これは画期的なテレビイベントになると思う。」と語った。
ナイト監督にとって、この作品はFXとの4つ目のプロジェクトとなり、これまでにも同局でトム・ハーディ主演の「TABOO/タブー」や、ガイ・ピアース主演の「クリスマス・キャロル」などを務めた。
また、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの長編小説を原作とした「大いなる遺産」の映画化も進行中で、裕福な未婚女性のミス・ハビシャム役にオリビア・コールマンを起用する予定とのこと。
ナイト監督は、人気シリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」やApple TV+(PR) の「See~暗闇の世界~」の製作者としても知られており、近年ではApple社のエンツォ・フェラーリについてのシリーズを制作中であることが発表されている。
エリザベス・モスは現在、大ヒット中のHuluシリーズ「ハンドメイズ・テイル」に出演しており、アメリカでは2022年9月14日から第5シーズンの配信がスタートする予定となっている。
日本では2022年11月25日より[hulu](PR) で独占配信!
モスは同番組で2017年にエミー賞のドラマシリーズ部門最優秀女優賞を受賞し、2018年にはゴールデングローブ賞も受賞している。
また、AMCシリーズ「マッドメン」のペギー・オルソン役でも知られ、エミー賞に6回ノミネートされた。
近年ではアップル社のシリーズ「シャイニング・ガール」、ユニバーサル社の長編作品「透明人間」などに出演している。
この記事はVariety誌のニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。