『THE100/ハンドレッド』シーズン6第8話ネタバレと感想。アノマリーの幻覚から見たディヨザの過去を考察。

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シーズン6第8話ネタバレ(2)

アノマリーの幻覚

アノマリーに向かう途中、ガブリエルはジョセフィンの幻覚が見えていました。どこをみてもジョセフィンが現れ、彼女の態度から2人の間に確執があることが分かります。

ディヨザはガブリエルに「なぜプライムを殺そうとしている奴が新しい体に入っているのか?」と尋ねてみると、彼はサンクタムが自分を離してくれない、チップを抜いてくれる奴がいないと言うのです。

さらにガブリエルは全てを話しはじめました。

エドゥアルドに手順を教えた。だが手順を習得した途端拒んだ。黒い血のエグゼビアが生まれたんだ。彼はそれを神の啓示だと思い、俺が死ぬとエグゼビアを消し俺を復活させた。

愛するがゆえよ、気持ちは分かる(幻覚のジョセフィンの声)

復活して事実を知った。俺は激高して彼を殺しエグゼビアを演じている。
『THE100/ハンドレッド』シーズン6第8話から引用

仲間は、この男をエグゼビアだと思っているため、長老ガブリエルに見捨てられたと思い込んでしまったとのこと。しかし、オクタヴィアは朦朧とした意識のなかでいいます。

見捨ててない、導くのが怖かったんだと……。彼女もグラウンダーを率いていた過去、同じように怖いと思っていたのか、彼の気持ちがよくわかるといったところでしょう。

ガブリエル自身は、偽の神を崇める社会を壊したいと思っていたということでした。なのに結局自分も神になった(されてしまった?)。彼は、この矛盾に苦しみ続けているのかもしれません。

さらに、森を進むごとにディヨザにへ幻聴が、オクタヴィアにも幻覚が見え始めるようになったのです。

エモリの裏切り

『THE100/ハンドレッド』シーズン6全話ネタバレ一覧
海外ドラマ『THE100/ハンドレッド』シーズン6の全話ネタバレを随時更新中!囚人と民との壮絶な戦いに勝利し、再び危険が迫った地球を脱出してから125年後。長い眠りから覚めたクラークたちは、モンティが生涯掛けて探してくれたアルファ星にたどり着きました。ところが、そこには死の2日間と呼ばれる、恐ろしい事実が待ち受けていたのです。

エモリは、マーフィが手に入れた記憶装置で永遠の命を得られることを喜んでいましたが、クラークが生きているとすれば話は別です。過去に、嫌な目に遭わされたこともありましたが、それでも彼女は仲間です。

生きていると知りながら、クラークを殺す計画を見過ごせませんでした。電流を流すために必要な道具をベラミーから受け取った際、エモリはクラークは今日殺されると伝え、マーフィを裏切ってジョセフィン(クラーク)を奪う計画に参加したのです。

直前の裏切りにマーフィは信じられない様子でしたが、それと同時に彼は仲間を見殺しに出来ないというエモリの思いも感じていました。

しかし、エモリが奪った電磁パルスでシールドを解除する直前、ジョセフィンが持っていたナイフでマーフィの太もも辺りを切りつけます。

逃げようとジョセフィンをベラミーが捕え、エモリとエコーはサンクタム内に残ることに……。ただ、クラークを救い出すには神経科医のジャクソンが必要。その彼はまだサンクタム内にいたのです。

さらに、サンクタム内ではマディが次々とプライムを殺害。これにより、サンクラム内にいる地球人の命が危険に晒されることになっていたのです。

緑色に光り輝く渦

アノマリーまでの道のりは遠く、森の中では幻聴と幻覚がさらに酷くなっていました。

時に恐怖だったり、秘めた願望が現れるというアノマリー。ディヨザには幻聴まで聞こえるようになっていました。

「ママ、お願い助けて」そういって、娘がディヨザの手を取ります。

*娘(ホープ)とは、ディヨザのお腹の中にいる子のこと。

「地獄から光への道は遠く険しい」3人が向かった先には、緑色に光り輝く渦のようなものがありました。ホープの幻覚はディヨザの手を取り、光の中へ引っ張っていきます。

ディヨザはホープに連れられるまま中に入ろうとしますが、ガブリエルは入ったら出られないといい、オクタヴィアも「彼女は幻覚だ」と引き留めました。

しかしディヨザは、「意味が分からなくても幻覚でも行くしかない」と微笑み、ホープの後を追って光の渦に入って行ったのです。

さらに続いてオクタヴィアも渦の中へ入ってしまいます。しかし、なぜかオクタヴィアだけ戻ってきたのです。そして彼女の石化した腕も元通りになっていました。

一方で、ケインの手術も成功しギャヴィンの体でケインが生まれ変わっていたのです。

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ディヨザの過去を考察

7話の秘密の隠し場所という見出しでお伝えしましたが、”世紀の裁判”と書かれていた新聞はディヨザの裁判が行われるとありました。

秘密の隠し場所について

これはまだ、ジョセフィンがいた時代の戦前の地球でのこと。

彼女がガガーリンに乗っていたのも、きっと囚人として乗船していたことに間違いないでしょう。

どうやって囚人のトップに君臨したのか、その理由は不明ですが彼女は優秀な戦略家であることは間違いありません。

緑の渦に入って行ったディヨザ。オクタヴィアは戻って来れたものの、彼女は一体どうなるのか。

さらにジョセフィンの幻覚が「ついに答えが出るかもね」と言っていたことから、ガブリエルは何かの答をずっと探し求めていることも分かりました。

緑の渦の中には一体何があるのか……。

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『THE100/ハンドレッド』シーズン6第8話を観た感想

クラークを助け出す作戦が思いのほか早く実行されることになりました。

マーフィが重傷を負ったのは自業自得ですが、彼も本当はとても弱い人間。地獄を見てから死に対する恐怖に飲み込まれてしまったようです。

ジョセフィンをシールド外に出したベラミー。

移送船に彼女を乗せるつもりでいますが、移送船には彼女の母シモーヌが乗船しています。

鉢合わせになれば必ずジョセフィンを取り返そうとするはずですし、この時点ではアビーも信用できません。

アビーはまんまと騙されて、ケインを助けたい一心で黒い血を作ってしまいました。

これはプライムにとって両手離しで喜ぶことでありますが、地球人には危機を及ぼすことになるはず。

軽はずみな行動で、窮地に追いやられるというのは定番の展開ですが、オクタヴィアがガブリエルらと手を組んでプライムを滅亡に追いやるという展開もありそうです。

ディヨザはここでリタイアするのか、それとも違う形で戻ってくるのか……。