【THE100/ハンドレッド】シーズン7(ファイナル)最終話ネタバレ。仲間を守るためバルドに行ったマディは記憶を探るための装置に掛けられた。しかし欲しい記憶は脳幹の奥にあり取り出すのは危険な行為だったが、カドガンは危険を冒してまでもマディを拷問にかけ……。
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【THE100/ハンドレッド】シーズン7最終話あらすじ
クラークとオクタヴィア、レヴィットの3人は、審判を阻止するためカドガンの元へと急いだが、ストーン室にはすでにまばゆい白い光の入り口が出現していた。
カドガンは、審判を受けるため時空を超えた場所にいた。
目の前には、カドガンの娘キャシーが立っていたが、彼女は娘ではなく”時の番人(カドガンが神と呼んでいた者)”が、審判を受ける者が望む姿で現れていただけだった。
キャシーの姿をしている者は「裁判官とでも言っておこう」と、正体は明かさなかった。
こうして、最期の審判が始まる。
裁判官は、カドガンにいくつか質問をすると言う。
その上で、合格すれば超越出来るが不合格であればかつてのバルド人のように石化すると告げられる。
まず最初の質問は、「なぜ愛のない世界を創ったのか?」というものだった。
カドガンは、一呼吸を置いて答えようとした……が、その瞬間 背後から銃で頭部を撃たれて死亡した。
彼を仕留めたのは、マディの怒りを抑えきれず”クラークモード”を発動したクラークだった。
【THE100/ハンドレッド】シーズン7最終話ネタバレ
エモリの死。その時マーフィの選択は?
エモリは、腹に刺さった鉄筋で出血多量を起こし、呼吸が止まっていたがサンクタムでマーフィの血を輸血し、弱弱しかったものの呼吸が復活した。
ところが、鉄筋を抜こうとした直後に口から黒いちを吐いて死亡してしまう。
エモリを失ったマーフィは、悲しみのあまりエモリと一体になろうと考え、ジャクソンにエモリから記憶装置を取り出すよう言った。
しかし、生きている人間の頭に記憶装置を入れれば、クラークとジョセフィンの時と同じようになってしまう。
それでもマーフィは、エモリを失うことより辛いものは無いと記憶装置を自分の頭に埋め込んだのだ。
エモリは、意識空間の中でマーフィに会って自分が死んだと知る。
マーフィの身を案じて戻るよう説得するが、マーフィの決心は揺らぐことなく2人は意識空間で幸せな時間を過ごした。
クラークの審判
カドガンが死亡しても1度始まれば審判が下されるまで続けられた。
次に、審判の対象となったのはクラークだった。
彼女の前には、クラークが愛したレクサの姿で現れる。
クラークは、レクサではないと分かっていたが彼女を抱きしめずにはいられなかった。
そして審判の結果、クラークは”異例”な存在として不合格となり光の入り口からだされてしまう。
ストーン室で待っていたレイブンは審判の結果を聞いて絶望し、クラークは死ぬならマディの側にいたいとストーン室を後にする。
次の瞬間、光の入り口は白から赤い光に変わる。
気になったレイブンが赤い光に触れてみると、地球から遠く離れたアークに移動していた。
そこには、実母より愛していたアビーの姿(裁判官)があった。
レイブンは、審判をやり直すことは出来ないかと尋ねると、意識が民と使徒が戦う戦場へと移る。
そこで「人間は戦いを止めない、結局はこうして戦う」と言うのを見せられるが、それでも人は変われると説得を続けた。
そしてついに、オクタヴィアの話に耳を傾けた民と使徒が戦うことを止めたのだ。
「ほら、人は変われる」
レイブンは得意げな顔をして、アビーの姿をした裁判官に言う。
超越の時
オクタヴィアたちは、超越を止めるためにの計画を立てた。
使徒には軍がある、しかも彼らは姿を消すため戦わずして納めることは不可能。
そこでジョーダンは、使徒のスーツを一斉にオフラインにして、軍を引きつける作戦を考える。
サンクタムからひとつの民を連れてくると、襲撃を掛けずに戦闘態勢に入った。
軍は、彼らが襲撃してこないことを不審に思っていたが、オクタヴィアたちに戦う意志はなかったのだ。
ところが、草むらからシェイドヘダが軍に発砲し戦争になるよう細工。
これにより、双方の一斉射撃が始まる。
戦いを止めようとしたレヴィットが撃たれ、救出しようとしたオクタヴィアとエコーのうち、エコーが撃たれて意識を失う。
そこで、オクタヴィアは身を挺して銃弾が飛び交う中心へと向かった。
その姿は、ブラドレイナを彷彿させる存在感があったが、ひとつ違うのは「全人類がひとつになるための戦いをしてはいけない」と説得したことだった。
かつて、ブラドレイナと言えば、血で血を洗うという残虐的なものだったが、今のオクタヴィアは別人のように命を守ろうと必死に訴えている。
すると、まずインドラが発砲中止命令を出した。
そころが、ここでまたシェイドヘダが「インドラはリーダーではない、リーダーは俺だ」としゃしゃり出て来る。
その瞬間、インドラがレーザー銃でシェイドヘダを消し去った。
インドラが武器を下ろすと民も武器を置く、そして使徒の軍も次々と武器を置き全人類がひとつになる。
すると、その場に居た民や使徒の体が次々と光だし、小さな光の塊になって空へと向かって行った。
これが超越だった。
ここで、みんなはベラミーがいていたことは本当だったと実感する。
【THE100/ハンドレッド】シーズン7最終話の結末
すべての人類が、光となって超越していったがクラークは「我々と一体になれない」という理由で超越することは出来なかった。
唯一、サンクタムに残されたピカソ(犬)だけが彼女に残された相棒だった。
まずは、水と住まいを決めるためクラークはピカソと森の中に入っていく。
ところが、ピカソが走り出して姿を見失ってしまったのだ。
追って行った先には湖のほとりがある。
クラークが「ひとりにしないで」とピカソを探していると、そこにレクサの姿をした裁判官が現れた。
レクサは「説明させてほしい」と言い、マディの事をクラークに伝えた。
マディは、体を動かずとも超越するのを拒んでいたが、「結局、クラークがひとりにならないと知って超越を選んだ」と話す。
「超越は選べるの?」クラークの目が輝きだした。
レクサによると超越することもできるが、戻ることもできるとのこと。
もちろん、今まで戻った者はいない。
しかし、クラークを案じた仲間が戻っていたのだ。
戻れば、子供は持てないし死んでも超越することはできない。
それでもいいと、彼らはもどってきたのだった。
彼らは、マーフィ、インドラ、レイブン、ジョーダン、ホープ、オクタヴィア、ジャクソンら共に支え合い苦境を乗り越えて来た仲間たちだった。
そして、新たな仲間としてレヴィットも加わっていた。
総勢12名と1匹。
【THE100/ハンドレッド】シーズン7最終話の感想
クラークはリーダーとして仲間を率いてきましたが、最後はオクタヴィア(ブラドレイナ)が真のリーダーかも?というような迫力でした。
彼女は精神的に弱い部分があってブラドレイナの時は心を病んでしまいましたが、彼女の本質を考えれば真のリーダー向きだったのかもしれませんね。
また、もしかしたらベラミーは生きてて最後に出てくるのかと思いきや、クラークに刺されて死亡した瞬間が最後のシーンだったとは……。
彼が超越出来たのかどうかは不明ですが、彼が正しかったことを皆が理解できたのでそれはそれで良かったのかと。
ただ、ファイナルシーズンは宗教要素が強調されたシーズンでもありました。
これまでにちょいちょい”宗教”を匂わせるようなことがありましたが、超越という言葉自体が宗教色が強いような気がします。
結果として、サンクタムで生涯を終えることになった彼らが一番人間らしい人生が送れるような気もします。
なお、【THE100/ハンドレッド】はこれで完結を迎えてしまいましたが、スピンオフ製作の話題もあるのでそちらにも期待です。