【THE100/ハンドレッド】ファイナル(シーズン7)第3話ネタバレと考察。今回は、ラッセルの処刑を持鬼全に控えたサンクタムの物語。シェイドヘダ(闇の総師)に乗っ取られたラッセルは、信者を使ってある計画を実行しようとしていた。その一方で、ヘダを求めたひとつの民が統率が取れなくなり、ついにフレームの真実を打ち明けることになる。
【THE100/ハンドレッド】ファイナル(シーズン7)第3話あらすじ
メルトダウン寸前
サンクタムには原子炉があり、全体の管理はレイブンが行っていた。
その日は、ジェームスともうひとりが担当していたが、ジェームスの恋人コーラと入れ替わりにもうひとりは退散する。
ジェームスがコーラといちゃついていると、原子炉に問題が発生。
冷却がうまく作動せず、原子炉の温度が上昇してしまったのだ。
コンピューターで出力の調節が上手くいかなかったため、ジェームスはコーラと格納庫に入って手動で調節することにしたが、コーラはプリヤが格納庫に入ってはいけないと言っていたという。
それでも問題はないとジェームズは格納庫の扉を開け、中に入りコーラも一緒に入って行った。
しかし数秒後。
2人の皮膚は焼けただれ、そのまま死んでしまった。
温度の上昇が原因で、サンクタムで停電が起こった。
レイブンは、その原因を探るためエモリと高放射能区域をチェックし、メルトダウン寸前だったことに気づくと共に、格納庫で死んでいたジェームスたちを見つける。
メルトダウンを防がなければ、サンクタムの人々全てが死んでしまう。
そこで、放射能に取り込んでも体内で代謝できる”闇の血”に助けを求めた。
ところが、ひとつの民がヘダの不在を理由に協力を拒否。
仕方なくとはいえ、マディが総師ではなくなったことを告げてしまったのが原因で、ひとつの民は分裂してしまう。
協力を得られなければ全員死ぬ。
そこでレイブンは、冷却装置の溶接を囚人4名に頼むことにした。
その結果、ギリギリでメルトダウンは防げたものの、囚人4名は漏れた放射能を浴び死亡してしまう。
ラッセル(シェイドヘダ)が仕組んだ罠
ラッセルの火刑はその日に行われることになっていた。
その一方で、信者たちはラッセルを救うための計画を立てていたが、女性信者のひとりがジョーダンに計画を話す。
ジョーダンは、信者たちが計画していることをクラークたちに伝えた。
クラークたちは、信者を止めるよう直接ラッセルから話してもらうことにした。
ある場所に、サンクタムの住民を集めラッセルがやってくると、処刑を求める声とラッセルの声を親権に聞く信者の声が入り混じる。
ところがそこで、男が「偽の神」と叫びながら、ラッセルに銃弾を1発放った。
ラッセルは左胸を撃たれたが、急所が外れていたため命に別状はない。
しかし、これは全てラッセルの計画だったのだ。
ラッセルは、あらかじめ信者数人を抱き込み、火刑に応じると見せかけて処刑を逃れようとしていたのだった。
ラッセルが撃たれたことが原因で、ガブリエルの子供たちや信者たちの間で暴動が起き収拾がつかなくなってしまったのだ。
このままラッセルを処刑すれば、ますます暴動が起きると心配したクラークたちは、ラッセルの処刑を取りやめることにした。
まんまとラッセルの計画通りに進められてしまったのだ。
【THE100/ハンドレッド】ファイナル(シーズン7)第3話の感想
ラッセル(シェイドヘダ)は、女性信者を抱き込んで「信者がラッセルを助ける計画を立てている」という偽の情報を、ジョーダンに流した。
ジョーダンもラッセルや信者に振り回されたひとり。
自分は信じられていると思っていたのジョーダンの思い込みだ。
彼もサンクタムの人間ではないという証。
それでもジョーダンは、まだ彼の仲間のつもりでいるようで見ていても哀れだった。
さらに、レイブンは死ぬと分かっていながらも全員を守るために4人の囚人を犠牲にした。
これまで、マーフィは周りから薄情な男として蔑まれていたが、生きるためとはいえレイブンも分かっていながら4人を犠牲にしたのは大きい。
任務を終えた後に息絶えた囚人は、強盗や殺人を犯した犯罪者だが、「犯罪者が今は溶接をしてサンクタムを救っている」ことに誇りを持っているようにも見えた。
少なくとも、マーフィは彼の気持ちが痛いほどわかったのだろうと思う。
マーフィが捻くれている理由も、色々な所で苦痛を感じていることも少しだけ分かったような気がした。
囚人が最期に見せた顔は、あまりにも善人すぎて泣ける。
オフィシャルサイト
© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.