『ザ・ラストシップ』ファイナル第2話ネタバレ。全てのシステムがダウンする中で、グスタボ(通称:タボ)からの攻撃によりアメリカ軍と大コロンビア帝国軍との戦争が開始。
しかし、宣戦布告をしたけど戦う軍隊がない……。その時、チャンドラーはすべてをネイサン・ジェームズに委ねることにしたのです。
シーズン5(ファイナル)2話あらすじ
攻撃を受けたアメリカは、大統領が大コロンビアに宣戦布告。
大コロンビア帝国とアメリカ軍との戦いに備え、スラッタリー提督とバーク副長はネイサン・ジェームズに乗船し、チャンドラーは対抗するための作戦を考えるため通信センターに向かいました。
情報によると、パナマはタボと手を組んだとのことで、じきにコスタリカもタボの手に落ちると推測。このままタボの制圧が進んでいけば、アメリカまで到達するのも間近に迫ります。
アメリカ軍の体制修復も済んでおらず、どう防御していくかが話し合われました。その時「兵学校に、今回のサイバー攻撃を予測していたスウェインという生徒がいる」と、チャンドラー提督の発言で、急遽その生徒を参加させることにしたのです。
計画としては、今ある全兵力を南に配備し、各軍の規模や戦力の中心地など敵側のあらゆる情報を集めることにしましたが、宣戦布告したものの肝心な軍隊がありません。
また、通信が不可能なため指揮官への連絡も出来ずに、どうやって戦略を立てるのか?という疑問にチャンドラー提督は「ネイサン・ジェームズがいる」と一言。
チャンドラー提督は、すべての中心をネイサン・ジェームズに委ね、共に闘う決意をしたのです。
シーズン5(ファイナル)2話の見どころ
ネイサン・ジェームズで練られる緻密な計画
沿岸にいるアメリカ軍の船は、次から次へと標的となり攻撃されていました。またネイサン・ジェームズも例外ではなく、つねに攻撃の危機にさらされています。
そんな緊張感の中、敵からのミサイルがネイサン・ジェームズに放たれました。着弾まで30秒というところで、チームはCIWSで撃墜しギリギリのところで回避します。
相手はコルベット級の軍艦でネイサン・ジェームズから敵は見えずとも、敵からはネイサン・ジェームズは見えているので、隠れるしか対応策がありません。そこで彼らが考えた回避方法がまた素晴らしい限り。
海に放った模擬標的を、敵のソーナーに”ネイサン・ジェームズだと思わせるというもの。そしてもうひとつ、別の場所にデコイを配置。
これで敵のレーダーには、3隻もの軍艦がいるかのように映り、全滅したと思っていた艦隊がまだいた!と思わせる作戦。
彼らが模擬標的をネイサン・ジェームズだと思い込んでミサイルを打ち込んでいる隙に、敵艦に回り込んでこちら側が攻撃をするという計画でした。
なるほど。さすがにネイサン・ジェームズの指揮官たち。何度も危機一髪の修羅場を潜り抜けてきただけあって、思わずうなづいてしまうはずです。
デルタ・チームの決意
祖国に帰りたい気持ちを抑えて、パナマに潜入して裏から責めることにしたデルタ・チームは、反タボ組織と一緒に行動していました。
ところが、潜伏場所が敵に知られ攻撃する前に急襲されてしまいます。組織の中には、かつてグリーン大尉と統合作戦で共に戦ったパブロ(本名ポール)という国防情報局の仲間もいて、2日後にアメリカに帰る予定でいました。
久々の再会と、再び一緒に戦えることで喜んでいましたが、敵からの急襲によりパブロが怪我を負い、グリーン大尉が彼に肩を貸しつつ逃げ出します。
しかし、途中で敵軍に見つかり数名の仲間と共に捕まってしまったのです。こういった敵に捕まったというシーンは、必ず膝をつかせて手を頭の上に置かせるといった行動になりますが、今回もその通り。
最初に撃たれるのは決まってザコ的なキャラで、その後で徐々にメイン捕虜に迫っていきます。撃たれる寸前で、もうダメか⁉という危機一髪の所で仲間が助けに来ると言った筋書きですが、何度見てもこの瞬間はドキドキしますね。
助けに来ると分かっていても、もしかしたら……という思いがほんの一瞬よぎりますから。こういったドキドキ感は、本作の魅力のひとつでもあります。
シーズン5(ファイナル)2話の感想
2日後に祖国へ帰る予定だったデルタ・チームは結局、パブロを失ってしまいました。久々の再会でしたが、あっけなく撃たれて……。これでグリーン大尉の怒りに更なる怒りが爆発。
グリーン大尉は、ひとりで残るというものの、そこはチームの結束力。誰一人として彼だけを残して帰還することはありません。
『ザ・ラストシップ』の最大の魅力は、ド派手な戦闘シーンと彼らの結束力の強さです。これを置いて『ザ・ラストシップ』とは言えませんね。
シーズン4では控えめでしたが、今回はファイナルということで思い切りド派手にやってくれるような気がします。
ネイサン・ジェームズも一度攻撃をまともに受けてしまったものの、彼らの迅速な対応と結束力で修復も早そうです。また、通信すれば傍受されてしまう危険性が示唆されたものの、チャンドラー提督の”愛読書”を暗号として使うと言った手は、お互いを知り尽くしている間柄だからこそ。
この方法により、暗号よりも安全な通信を確保できました。衛星が使えなくとも、彼らには何の問題もありませんね。