Netflixで配信中のエリザベス女王の半生を描いた王室ドラマ「ザ・クラウン」が2022年9月9日に報じられた英国君主の死去に誠意を表し撮影を一時中断すると発表した。
沈黙の時間
「ザ・クラウン」は、沈黙の時間を取ることで、故エリザベス2世に敬意を表している。Netflixで配信中の「ザ・クラウン」シーズン6の制作が一時中断されるようだ。
70年という長きに渡り英国君主を務めたエリザベス女王が亡くなったことを受け、「ザ・クラウン」のシリーズクリエイターのピーター・モーガンは現在のシーズン制作を一時中断する予定だとメールで米Deadlineに伝えた。
メールには「ザ・クラウンは彼女へのラブレターであり、今のところ何も付け加えることはなく、ただ沈黙と敬意を表するのみです 。私たちも敬意を表して撮影を止めると思います。」と書かれていたとのこと。
「ザ・クラウン」は2016年から配信され、最初の2シーズンはクレア・フォイがエリザベス女王役で主演した。
クレア・フォイはシーズン2でエミー賞のドラマ部門で最優秀主演女優賞を受賞。シーズン3と4はオリヴィア・コールマンが引き継ぎ、シーズン4でエミー賞を受賞し、優秀ドラマシリーズ賞も受賞した。
2022年11月に配信予定のシーズン5ではイメルダ・スタウントンが主役を務め、最終シーズンとなる第6シーズンが現在制作中だった。
Deadlineによると、製作総指揮を務めるスティーブン・ダルドリーは数年前、女王が亡くなった場合 番組は制作を一時停止すると予測していた。
「その時がいつ来るかは誰にもわかりませんが、女王に敬意を示すのは正しいことであり、適切なことでしょう。単純な賛辞であり、敬意を表すものでしょう。彼女は世界的な人物であり、我々がすべきことなのです。」と語っていた。
この記事はTV Lineのニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。