【ザ・クラウン】シーズン2のネタバレ。ピーターと結婚できなかったことでエリザベスを恨むマーガレット。さらに、妹の結婚を応援できなかったことを悲しく思うエリザベスの気持ちも知らずに、フィリップは一方的に彼女を責めました。そんな中、フィリップはエリザベスの提案でオーストラリアへと旅立つことになったのですが……。
【ザ・クラウン】重要なポイント
・ジョージ6世が崩御し、エリザベスが女王となった。
・王室の慣習に従うことになった夫のフリップは、子供の姓も自由に決められず徐々に不満を募らせる。
・マーガレットと離婚歴のあるピーターとのスキャンダルが、王室のスキャンダルとして話題に。
・エリザベスは内閣の助言に従い、マーガレットとピーターを引き離す条件として規則に乗っ取り、2年後の25歳になれば自由に結婚させると約束した。
・マーガレットが25歳になったものの、政治家たちに反対されピーターと破局。
【ザ・クラウン】シーズン2ネタバレ
すれ違い
フィリップの荷物にプレゼントを入れようとしたエリザベスでしたが、 カバンの中からバレリーナの写真を見つけてしまい思わず盗みます。
その後、オーストラリアへ出発したフィリップからの連絡がないエリザベスは、徐々に不安な気持ちが募っていました。
そんななか船の上からエリザベスに電話をかけたフィリップでしたが、電波が悪くお互いの声を聞けないまま電話が切れてしまいます。
寂しさを抱えながらエリザベスは、王立になったロイヤルバレエ団を女王として見に行くことになりました。
そこでプリマとして踊っていたのは、フィリップが写真を持っていた女性のウラロワだったのです。
彼女は、踊り終わった後にエリザベスの方を見て勝ち誇ったような表情を浮かべました。
エリザベスは、席を立ち上がり足早にその場を去っていきます。
再会と犠牲
フィリップが船の上でホームシックになっている中、彼の秘書マークの浮気を突き止めた妻が新聞にリークして話題になっていました。
いつも一緒にマークと夜遊びをしていたフィリップの浮気も流れ、王室のゴシップとして大々的に発表されてしまいます。
そしてフィリップが帰国。
エリザベスはゴシップ記事に傷ついていたものの、自分たちには離婚する選択肢はないとフィリップに言います。
するとフィリップは、円満な夫婦関係を送る為に王位継承者の息子よりも高い地位を要求し、エリザベスは彼の条件を飲んでフィリップに殿下という称号を与えることにしたのです。
※フィリップは、エリザベスの次に高い殿下という地位を得た。
その後、亡き父親の兄エドワードがエリザベスに、イギリスに戻りたいという連絡をしてきました。
エドワードが戻り、役職に就くことを望んでいたエリザベスでしたが、フィリップは「君の知らない過去がある」と、考え直すように助言します。
エドワードの過去が知りたくなったエリザベスは、引退した相談役の元へ行き話を聞くことに……。
すると彼が、自分の父親を王の座から引きずり降ろそうとしていたことや、戦争中にナチスと手を組み多くの国民を犠牲にしたことを知ったのです。
エリザベスは、エドワードを呼び出し「一生あなたを許すことはない。2度とイギリスに入国することは許さない」と追い払いました。
変化の時
マーガレットは、庶民のパーティーでアンソニーという写真家に出会い、自分を特別扱いしない彼に惹かれたマーガレットは夢中になりました。
そんな中、元恋人のピーターから手紙で結婚することを知らされたマーガレットは動揺し、アンソニーにプロポーズして結婚することにしたのです。
エリザベスは、今度こそ妹の結婚を祝福しようと思っていましたが、アンソニーはバイセクシャルで、マーガレット以外にも多くの男女と関係を続けていました。
それ知ったエリザベスは、マーガレットに話そうとするも、彼女は全てを知った上でアンソニーとの結婚を決意したのです。
アンソニーは、婚約パーティーでかつて関係を持っていた女性から妊娠したと言われましたが、彼女を無視しマーガレットにも知らせずに結婚式を挙げてしまいました。
【ザ・クラウン】結末ネタバレ
父として
エリザベスは、教育の為に息子のチャールズを庶民の通う学校へ通わせていました。
しかし、チャールズが学校でいじめられているのを見かねた警護官はエリザベスに報告します。
報告を受けたエリザベスは、チャールズを家の近くのイートン高校へ通わせようとしましたが、フィリップは自分の母校へチャールズを通わせると連れて行ってしまったのです。
イートンへ行けると喜んでいたチャールズは、ゴードンストウン校へ通うことになりガッカリしました。
ところが、ゴードンストウン校では更に残酷ないじめがチャールズを待ち受けていたのです。
父親の期待に応えたいと思っていたチャールズでしたが、様子を見に行ったフィリップは息子の姿を見て自分の過ちに気づき、結局、上流階級の子供が通う学校へ転校させることにしました。
謎の男
妊娠したマーガレットの様子を見に行ったエリザベスは、そこで政治家や貴族たちが行っていた不倫パーティーの会場が写された新聞を見せられます。
その新聞には、フィリップによく似た男性の後ろ姿が映っていました。
マーガレットの言葉が気になるも、エリザベスはフィリップを問い詰めることもできず、苦しい思いを抱えることに。
その後、エリザベスは相談役からパーティーを主催していた人物が自殺したこと、その人物がパーティでのフィリップの様子を絵に描いて残していたとの報告を受けました。
絵が世間に流出しないよう回収を勧められたエリザベスは、フィリップにも黙って行動したのです。
謝罪と忠誠
旅行から戻ったフィリップは、エリザベスの様子がおかしいことに気づき、彼女に何かあったのかと尋ねました。
するとエリザベスから、絵を回収したことやバレリーナの写真を見つけたことなどを全て聞かされたのです。
フィリップは初め しらばくれて いましたが、少し黙り込だ後に、僕は君を支える為だけにここに居て忠誠を誓っていると伝えました。
エリザベスは、息抜きをしたい気持ちは理解できるので、必要なら見ないふりをすると言うとフィリップは、「僕は君のモノだ。称号がなくても、それが僕の願いだ。君を愛してる」と手に口づけをしたのです。
【ザ・クラウン】シーズン2の感想
マーガレットは、ピーターに見せつける為にアンソニーと結婚したような気もしますが、彼と別の女性の間に生まれた子供が今後波乱の種にならないか心配です。
また、シーズン2ではフィリップの浮気がたくさん暴かれていました。
エリザベスの心労を考えると、幼なじみのポーチーと結婚すれば彼女は普通の幸せを手に入れられたのかもしれませんね。
最終的にフィリップは浮気を認めず謝罪もしていませんでしたが、王室なので許すしかないのでしょうか。
シーズン3からは、時代が進みキャストも変更になるので、今後の展開が楽しみです。