【ザ・クラウン】シーズン3のネタバレ。浮気がバレて、エリザベスに忠誠を誓ったフィリップ。月日が流れ、エリザベスが女王になってから20年以上経ったものの、相変わらず問題が絶えませんでした。そんななか、エリザベスに身近な人物の中に裏切りモノがいると判明し……。
【ザ・クラウン】あらすじ
1964年。
ジョージ6世が亡くなった後、エリザベスが女王として母親として務めを果たしてきてから20年以上経過。
イギリスで新たな大統領選挙が始まる中、候補者のウィンストンがロシアのスパイではないかという噂が浮上していました。
ロシアのスパイが誰なのかを探っていると、宮殿に仕えていた絵画収集家のブラントがスパイであることが判明。
しかし、エリザベスは国を裏切っていたとしても、ブラントを処刑することはできませんでした。
その為、政府とエリザベスは、渋々ブラントを取り逃がすことにしたのです。
【ザ・クラウン】新たなキャスト
エリザベス2世/オリヴィア・コールマン
シーズン3から主人公エリザベス2世を演じているオリヴィア・コールマンは、映画【女王陛下のお気に入り】(2018)や【オリエント急行殺人事件】(2017)などに出演しています。
フィリップ殿下/トビアス・メンジーズ
シーズン3からフィリップ殿下を演じているトビアス・メンジーズは、ドラマ【ナイト・マネジャー】(2016)や【ザ・テラー】(2018)などに出演していました。
マーガレット/ヘレナ・ボナム=カーター
マーガレット役をシーズン3から演じているヘレナ・ボナム=カーターは、映画【ハリーポッター】シリーズで有名なだけでなく、【オーシャンズ8】(2018)などにも出演しています。
【ザ・クラウン】シーズン3ネタバレ
生まれながらの2番手
Netflix【ザ・クラウン】シーズン1ネタバレ(1話・2話)華やかな世界の裏で描かれるエリザベス女王の苦悩とは!?
イギリスは、アメリカからの経済的援助が必要でしたが、米大統領のジョンソンはエリザベスのことを気に入らず、イギリス訪問の際はマーガレットに出迎えて欲しいと言ったのです。
マーガレットは、ジョンソン大統領を出迎えて盛大にもてなし、援助を勝ち取ります。
その後、自分にも政治ができると考えたマーガレットは、外交を任せて欲しいとエリザベスに頼みました。
エリザベスは悩みましたが、フィリップからマーガレットを思い上がらせてはいけないと言われ断ることに。
断られたマーガレットは、子供の頃にジョージ6世の秘書に「あなたは常に2番手でいなければならない」と言われたことを思い出し涙を流しました。
悲劇
南ウェールズのボタ山が崩落し、小学校に土砂が流れ込みたくさんの生徒や教師たちが命を落としてしまいました。
エリザベスは秘書に、「その場に足を運び声明を発表するように」言われましたが、人命を救助している場所に自分が行っても邪魔になるだけだと却下します。
被害にあった人々は、ボタ山の危険性を前から伝えていたのに無視した政府に対して激怒しましたが、政府は責任を負うのを拒み、全てエリザベスと王室のせいにしたのです。
その後エリザベスは、事態を収拾する為に南ウェールズを訪れ死者たちに花を手向け、家族を亡くした人々に会いお悔やみを伝えまました。
ウェールズ公
ボタ山の崩落やイギリスの貿易赤字などもあり、ウェールズはイギリスから分離したいと望んでいました。
クーデターを防ぐ為にエリザベスは、息子のチャールズをウェールズの学校へ通わせることに……。
初めはウェールズに行くのを嫌がっていたチャールズでしたが、次第に教師と親しくなっていきます。
多くのことを学んだチャールズは、ウェールズ公となりクーデターを収束しました。
その後、イギリスへと帰国したチャールズは、カミラという女性と出会い夢中になります。
【ザ・クラウン】シーズン3結末ネタバレ
女王の感謝
エリザベスの叔父エドワードが病に倒れたと連絡が入り、忙しい公務の合間を縫ってエドワードの元へ向かったエリザベス。
エドワードは自分で起き上がることも出来なくなっていましたが、エリザベスが来ると聞き、執事たちの手を借りて起き上がり彼女を出迎えました。
その後、エリザベスとエドワードは昔のように姪と叔父として会話をします。
自分が女王になる原因を作ったエドワードのことを恨んだ日もあるといったエリザベスでしたが、今は感謝していると伝えました。
そして、エドワードはエリザベスの言葉を聞きながら静かに息を引き取ったのです。
裏切り
海軍学校へ通っていたチャールズは、毎日のようにカミラに電話して愛を伝えていました。
しかし、カミラはチャールズの電話を受けている時、別の男性と一緒に居たのです。
チャールズが夢中になっていることを懸念したフィリップたちは、彼を遠くの国へ遠征させることにしました。
一方で、何も知らなかったエリザベスは娘のアンを呼び出し、カミラについて知っていることを話すように言ったのです。
アンは、カミラにはアンドリューという本命の相手がいて結婚も決まっていると教えます。
その後、カミラの結婚を聞かされたチャールズは、電話で彼女に別れを伝えました。
心の叫び
マーガレットは、夫のアンソニーが浮気をしていることに気づき荒れた生活を繰り返していました。
エリザベスが妹を心配する中、マーガレットは外国で自分も浮気をしてしまったのです。
しかし、マーガレットの浮気が新聞に載り王室はパニックになりました。
帰国したマーガレットを待っていたアンソニーは、浮気相手が同行しているのを見て激怒。
浮気相手は、アンソニーとマーガレットの激しい言い争いに、その場から逃げ去ってしまいました。
情緒不安定になったマーガレットが睡眠薬を大量に飲んだことを知ったエリザベスが様子を見に行くと、マーガレットはアンソニーと別居しゆくゆくは離婚すると言ったのです。
エリザベスは、マーガレットの話に納得し彼女を励まし、帰り際に「私にはあなたが必要なの。あなたなしの人生は耐えられない」と言って去って行きました。
【ザ・クラウン】シーズン3の感想
エリザベスの叔父エドワードとエリザベスが、最後に和解したシーンは感動的でした。
日本でも話題になっていたカミラ夫人が、遂にドラマにも登場しましたね。
当時、カミラ夫人に夢中になっていたチャールズが可哀そうにも思えますが、彼もまた後に同じことをしていたのでは?という印象を受けました。
今シーズンでやっとエリザベスとマーガレットの姉妹関係が良くなった気がしました。
次回も豪華なキャストたちが活躍し、物語が大きく動き始めるので今後も見逃せません。
公式サイト
© Netflix