【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ一覧。内乱によりギレアド共和国に政権を奪われた、かつてのアメリカを舞台に描いたディストピア。
異常な少子化を防ぐために、子供を産める女性は”侍女”として権力者の家に仕えさせられ、産んだ子供は奪われ、そしてまた侍女たちは次の”奉公”の場へと派遣させられるのです。
主人公ジューンもそのひとり。しかし、彼女は自由を取り戻すことを諦めませんでした。
【ハンドメイズテイル】全話あらすじ
1話「夜」あらすじ
カナダ脱出の機会を得たジューンは、セリーナを説得して受け取った”我が子”をエミリーに託し、自分はギレアドに残ることに決めました。
ニコールはエミリーにさらわれたという表向きで処理され、この事に関してはジューンもセリーナも罪には問われることはなかった。
しかし、耐えられなくなったセリーナは自宅を放火。
屋敷が全焼したウォーターフォード家は、バラバラとなってしまいました。
セリーナはフレッドと別れるつもりで実家に戻り、ジューンは脱走した罰を負ったものの、その後ローレンス司令官宅の侍女として受け入れられたのです。
一方で、ニコールを抱えながら決死の思いでギレアドを脱出したエミリーは、壮絶な逃亡劇を終えた直後カナダ当局に保護され、亡命に成功しました。
2話「マリアとマルタ」あらすじ
ローレンス司令官の侍女として迎えられたジューンは、彼の秘密を握っている強みからか、マルタたちの計画に手を貸したいと志願しました。
マルタの服を身に着け、逃げたいというマルタを指定の場所まで連れて行くと言う役割を担ったジューン。
無事に送り届け、脱出に成功したと思われた日の夜。
彼女は見つかって撃たれたといい、再び戻って来てしまったのです。
脱出しようとしたマルタの捜索が続き、ローレンス宅にも追手が……。
3話「悪夢」あらすじ
ローレンス宅では司令官らが集まり、話し合いが進められていました。
ジューンはそこでウォーターフォードと、司令官となったニックと再会したのです。
彼女はまず、ウォーターフォードからローレンスという男について聞いてみましたが、その様子をローレンスは見逃しませんでした。
次にジューンは、給仕をするようにとローレンスから支持されましたが、ここで彼女はローレンスに屈辱的な思いをさせられたのです。
4話「洗礼」あらすじ
ウォーターフォード司令官から、セリーナとヨリを戻したいと相談を受けたジューンは、セリーナの意見を聞くことを条件に仲裁しました。
さらに、ニコールがルークの手に渡ったことを知り安堵するも、ギレアドの魔の手が迫ります。
5話「不明な発信者」あらすじ
セリーナとウォーターフォード司令官が訪ねて来て、ニコールに会わせてくれるようルークを説得してほしいと言われたジューン。
最初は拒否しましたが、セリーナの説得で”見返り”と引き換えにルークに電話しました。
ルークは、セリーナひとりを限定にニコールに会わせることにしましたが、これがきっかけでウォーターフォード夫妻はジューンを裏切ることに……。
6話「D.C.」あらすじ
セリーナの裏切りで、ニコールをギレアドも戻す計画が進められました。
フレッドが考えたのは、カナダに映像を流し”圧力”を掛けること。
そして、軍事大国のギレアドと争いを避けたいとするカナダがスイスに仲介を頼み……。
7話「御目の前で」あらすじ
ギレアドでは、反逆者を抑え込むために1週間に4回も救済と言う名の処刑が行われていました。
そんな状況に胸を痛めながらも、ジューンはハンナとカナダへ逃亡することを考えており、マッケンジー司令官宅のマルタに伝言し、買い物の時間にこっそり話をしたのです。
マルタは怯えながらも協力しますが、その様子を見ていたリディアおばの”犬”オブマシューが告げ口し、翌日マルタは処刑されてしまったのです。
ハンナとの接点を失ってしまったジューンは、オブマシューに掴みかかり……
8話「告白」あらすじ
今まで明かされていなかったリディアおばの過去が語られた貴重な回。
彼女はかつて教育者で、子供を想いその母親のことも親身に考える愛情深き良き理解者でした。
ではなぜ、彼女の考え方(信仰)は歪んでしまったのか。
それは、親しくしていた生徒の母親の言葉がきっかけだったのです。
リディアは1度結婚歴がありましたが失敗。その後は恋とは縁がありませんでした。
ところが、彼女から「愛情深くて優しいからもっと人生を楽しむべき」と言われ、同僚の男性教師といい雰囲気になったものの、リディアは表現が分からず……
9話「決意」あらすじ
銃弾に倒れたオブマシューは、命だけは助かったものの脳死状態となっていました。
お腹の子供だけは救いたい、医師は赤ん坊を患者としオアブマシューの治療は諦めていたのです。
ジューンは、パートナーは最後まで一緒に居るべきというリディアおばの命令で、オブマシューの出産が終わるまで彼女の病室で付き添うよう命じられ、徐々に精神状態が不安定になってしまいました。
医師が捨てたメスを拾い上げると、オブマシューを殺害しようとしたり、赤ん坊の様子を見に来たセリーナに斬りかかったり……。
10話「立会人」あらすじ
ジューンは、オブマシューを看取った後ローレンス宅への帰りを急いでいました。
その理由は、ギレアドに奪われた子供をカナダに脱出する計画を進めるため。
あらかじめ、マルタたちに計画を伝えておいたジューンを待っていたのは、彼女たちからの返事。
ジューンの計画に賛同したマルタたちからは、賛成の証として大量のマフィンが届いていたのです。
11話「ウソ」あらすじ
ジューン、マルタ、セリーナとフレッドらが水面下で進めていた、それぞれの3つの計画が動き出していました。
マルタ達は長い間計画していた”荷”が届き、ジューンは子供52人とエレノアを救うためにローレンスに協力を求めます。
一方で、セリーナとフレッドはニコールを取り戻すために、アメリカ人のトゥエロと交渉を行うため、指定された場所へと向かいました。
しかし、実はセリーナとフレッドは知らず知らずのうちにカナダ国内に連れて行かれ、アメリカ軍に逮捕されてしまったのです。
12話「犠牲」あらすじ
セリーナとフレッドが逮捕されたことで、ギレアド内は混乱していました。
戦争を仕掛けるか否かで議論され、国境を封鎖せよという意見も上がるなか、ジューンの計画が前進します。
更に、セリーナが夫を裏切りトゥエロと取引していたことが判明。
荒れるシーズン3第12話。
果たしてこのままジューンの計画は実行されるのか!?
最終話「メーデー」あらすじ
ジューン、決死の計画が実行された直後。
子供たちが行方不明になったと報告が入り、捜索が開始されました。
このままでは子供たちを逃がせなくなってしまう。
ただ子供たちを救いたい、その想いだけがジューンを駆り立てたのです。
【ハンドメイズテイル】主要キャスト
ジューン・オズボーン/オブフレッド/オブジョゼフ:エリザベス・モス
本作の主人公。
ハンナという愛娘をギレアドに奪われ、夫とも引き離された末にウォーターフォード家の侍女として仕えることになりました。司令官フレッドには”種”がないと知っていたセリーナは、当時運転手だったニックとジューンに関係を持たせます。その結果、ジューンは女の子を授かったものの、セリーナを説得してカナダに脱出させました。
フレッド・ウォーターフォード:ジョセフ・ファインズ
セリーナの夫で司令官。ジューンには侍女というだけではなく、別の感情を抱いていました。強かで出世欲もあるものの、シーズン3では妻にハメられてカナダにて逮捕されます。
セリーナ・ジョイ:イヴォンヌ・ストラホフスキー
フレッドの妻で、かつては本を出すほどの執筆家。一時、ジューンの計画に賛同するも、娘を取り戻すためにジューンを裏切ります。さらに、娘とカナダで暮らすことを考え、トゥエロに持ち掛けられた取引に応じ、夫とギレアドを裏切りました。
ニック役/マックス・ミンゲラ
フレッド・ウォーターフォード司令官の運転手であり”目”。ジューンとの間に娘を授かります。のちに司令官となってからもジューンを助けています。
エミリー/オブグレン:アレクシス・ブレデル
生物学の講師をしていました。ギレアド建国を前にカナダに脱出しようとしましたが、彼女だけ妻と子供と引き離されてしまいます。その後、ローレンス司令官の手引きでジューンの娘を連れてカナダへ脱出。離ればなれになっていた妻と息子と再会しました。
リディアおば:アン・ダウド
かつては教育者で、ギレアドでは侍女の教育を担当しています。信仰心が強いものの、過去のある出来事が原因で考え方に歪みがあります。
他キャスト
マデリーン・ブリューワー、O・T・ファグベンル、サミラ・ウイリー、アマンダ・ブリューゲル、ブラッドリー・ウィットフォード、クリステン・グートスキー、ジュリー・ドレッツァン、アシュリー・ラスロップ、クリストファー・メローニ、エリザベス・リーサー、チェリー・ジョーンズ