【斗羅大陸】27話・28話・29話・30話のネタバレ感想|命がけの解毒

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【斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~】27話・28話・29話・30話のネタバレ感想。唐三は、独孤雁と自分の体内の血をすべて入れ替えるという解毒方法を実行しました。ところが、魂力が足りず力尽きそうになってしまい……。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

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27話のあらすじネタバレ

蒼暉そうき学苑で葉知秋に再会した唐三は、教官に引き合わされる。教官は「昊天斗羅(唐三の父?)に会いたければ大会の決勝に進め」と言い、唐三を催眠で操った。

催眠状態のまま独孤博のもとへ戻った唐三だったが、脳内の女性の声で正気を取り戻す。独孤博によれば、その声は唐三を守るために張られた防壁だろうとのこと。

唐三は、藍銀草を使って独孤雁と自分の体内の血をすべて入れ替えるという解毒方法を思いつく。

だがそれを実行する前に、自分の無事を仲間に伝えるため一度学苑に戻った。すると、仲間が王立学苑の生徒と決闘をしていた。

唐三は独孤博の力を借りて決闘に勝ち、小舞を連れて解毒をしに戻った。しかし、いざ血の入れ替えを始めると、唐三の魂力が足りず力尽きそうになる。完全に入れ替えることができなければ、唐三も独孤雁も死んでしまう。

そこで、小舞は自分の魂力を唐三に分けた。本来ならば、魂力は人に与えられるものではないが、小舞には魂力を吸い取ったり与える能力があるのだ。

その能力のおかげで、唐三はすべての血を入れ替え解毒を成功させた。と同時に、魂力を与えきった小舞は気絶する。どうやら、彼女は完全に魂力を失ってしまったようだ。

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27話の感想

血をすべて入れ替えることで解毒を成功させるとは、予想外の解決方法でした。以前にも藍銀草で毒を吸い出した描写がありましたし、ちゃんと「前振り」があるので決してトンデモな展開になっていないのが凄いところです。

小舞の“魂力を分ける能力”も、突然のものではなく何度か描かれていました。このあたりの細かい布石は、さすがは慶余年の脚本家ですね。

独孤博は一見すると偏屈じいさんのように見えますが、本当はただ孫娘を助けたかっただけかもしれません。今後は、孫の恩人となった唐三の 心強い味方になってくれるのではないかと期待!

それにしても、脳内で唐三に呼びかけていた女性は誰なのでしょう。シンプルに考えるなら、亡き母親でしょうか。

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28話のあらすじネタバレ

解毒の報酬金を持ち合わせていない独孤博は、代わりに薬草が生えている秘境の谷に唐三と小舞を連れていった。その谷には、独孤博ですら通れない防壁が張られていたが、なぜか唐三は入ることができ、手を繋いでいた小舞も一緒に入れた。

その場所は、唐三が幼い頃から何度も夢で見た異空間だった。夢でいつも自分に語りかけてきた女性の声も聞こえる。

その声は母親だと名乗り、自分は秘伝書「玄天宝録」が発端で武魂殿の元首宗に殺されたのだと言う。通常、魂師は魂獣を殺してレベルアップするが、唐三の母は別の昇格法を「玄天宝録」に記したという。

それは、武魂を必要としない方法だった。この方法が実現すれば、武魂殿も当然必要なくなる――。だから母は殺されたのだ。

母は唐三に、敵討ちなどは考えずに「玄天宝録」の習得を極めて武魂に頼らない方法を見つけてほしいと願う。そして、唐三のために2つの贈り物を与えた。

1つは彼女の魂力が込められた「花」で、唐三の隣にいた小舞の体内に入っていく。小舞は「花」のおかげで魂力が回復した。

もう1つは、自分の能力以上の魂環を得るのに役立つ「泉」だ。彼女は最後に、唐三の父が報復に走らないよう見ていてほしいと頼んで消えた。

唐三と小舞は異空間で希少な薬草を摘み、学苑に戻って仲間たちに分け与える。そして、唐三は大師にだけ、異空間での出来事をすべて打ち明けた。

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28話の感想

唐三の亡き母の謎が明かされたシーンは、【慶余年】に通ずるものがありました。と言っても、【慶余年】は余計に謎が深まっただけでしたが!

それに比べると、本作の謎は分かりやすくて有り難いです。いつも唐三に呼びかけていた声が母親だろうということも、多くの視聴者が予想できたでしょうし。

唐三のために彼女が作り出した異空間はチートアイテムの宝庫で、あのアイテムだけでも十分に無双できそうな気がします。

本作は他にも伏線や布石が敷かれていますが、残り12話でまとまるのかが不安要素。最近は、完結せずに第二季に続くパターンが増えているので、本作も完結しないのではないかと気がかりです。

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29話のあらすじネタバレ

唐三の母親は敵討ちを考えないようにと言っていたが、唐三は母を殺した武魂殿を許せなかった。そこで、唐三は大師(玉小剛)に、両親について知っていることを教えてほしいと頼んだ。

大師によれば、唐三の父親(唐昊)はかつて千尋疾(武魂殿の元宗主)の右腕だったらしい。唐昊に憧れていた大師は、黄金鉄三角が解散した後、唐昊に追随して武魂殿へ行き変異武魂の研究に力を入れたのだという。しかし、その後 間もなく唐昊は千尋疾から命を狙われ行方不明になった。唐三の母親については、武魂殿の機密だということしか分からない。
大師はずっと武魂殿から距離を置いていたが、夜火村の事件で変異武魂の薬を見て、武魂殿が関わっているかもしれないと疑った。しかし、武魂殿に所属する胡列娜の反応を見て、武魂殿への疑いを消したのだった。

唐三はその話を聞いて、変異武魂の事件を引き起こしている黒幕は父だろうと推測する。父は母の敵討ちのために、変異武魂を利用して武魂殿を倒そうとしているのではないか。けれど、いくら敵討ちのためでも、無関係の者を傷つけてはならない。唐三は父親に会って無辜の者を傷つけないよう説得しようと思った。

その後、唐三が異空間から持ち帰ってきた仙品薬草を体内に取り込んだ大師は 力が上限に達した。これで、いつでも三魂環以上になることができる。

そんな中、独孤博が唐三を訪ねてきた。自分と孫娘の解毒をしてくれた唐三に礼をしにきたのだ。独孤博は「今後の試合は、わしが敵に細工をして勝たせてやる」と言うが、唐三は公正に戦いたいと言った。独孤博はバカ真面目な唐三に呆れ、「まあよい、今から蒼暉学苑に行く。わしと孫娘に毒を盛った復讐だ」と立ち上がった。唐三はそれを止め、連中の出方を探りたいから動かないようにとお願いする。

魂師学苑大会の申し込みの期日が迫っていた。出場に必要な大金を捻出するため、唐三が異空間から持ち帰った仙品薬草を売りに出したが、雪星親王の圧力により売れなかった。そこで蘭徳は、唐三と小舞を競売会場へ行かせることにする。

夜、寧栄栄は父親の意向により七宝瑠璃宗の分舵に連れ戻された。彼女の父・寧風致(七宝瑠璃宗主)は「もう史蘭客学苑へは行かなくていい」と言う。もともと、寧風致が栄栄を史蘭客学苑に入学させたのは魂師学苑大会から遠ざけるためだった。それなのに、史蘭客学苑が大会に出場しようとしているため栄栄を連れ戻したのだ。

「たかが試合なのに、なぜ出場しちゃいけないの?」

「ある者に頼まれ、決勝で手を貸す約束をしたからだ。見返りとして、お前の武魂を七宝・・瑠璃塔から九宝瑠璃塔》に昇格させてくれる」

栄栄は自分の武魂を呼び出し「九宝瑠璃塔ってこれのこと?」と見せた。栄栄は唐三が持ち帰ってきた仙品薬草を摂取したことで、すでに九宝瑠璃塔》に変異していたのだ。

競売会場では、雪星親王の圧力により唐三の仙品薬草は売れなかった。そこへ、寧風致が駆けつけすべてを購入する。唐三が金を得て出場資格を得れば、それが唐三への一番の礼になると考えたのだ。しかし、寧風致は栄栄を試合に出場させたくないので彼女を監禁させている。何も事情を知らない欧思客は、栄栄を探しに七宝瑠璃宗の分舵にやってくる。

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30話のあらすじネタバレ

寧栄栄の父親(七宝瑠璃宗の宗主)である寧風致が仙品薬草を落札してくれたおかげで、史蘭客学苑は借金を返済し、魂師学苑大会の出場権を得ることができた。寧風致は娘の栄栄を出場させるつもりはなく監禁させていたが、欧思客が栄栄を救い出した。

史蘭客学苑の初戦の対戦相手は、雪星親王の息のかかった天斗王立学苑二番隊に決まった。試合を目前に控えた唐三たちは魂環を増やして強くなるため、魂獣のいる“落日の森”へと向かう。時間節約のため、二手に分かれて魂獣を探した。

唐三たちは目の前に現れた人面魔蛛(巨大クモ)を追跡した。すると、地面の下から万年魂獣の「地穴魔蛛」が飛びだしてきた。柳二龍が仕留めようとしたが、一刻も早く強くなりたい唐三は自分に譲ってほしいと願い出る。そして、母親からもらった仙品薬草の力を頼りに、自分の強さを大きく上回る「地穴魔蛛」の魂環を取り込むことに成功する。他の生徒たちもそれぞれが魂環を取り込み、全員が4魂環となったが、強い魂環を取り込んだ唐三、戴沐白、馬紅俊はまだ目覚めない。

彼らがまだ目覚めないうちに、魂師学苑大会が始まってしまった。試合形式は1対1の勝ち抜き戦で、場外を出た者、失神した者、降伏した者が敗北となる。先鋒を買って出た欧思客は小道具をうまく活用して一勝するが、2試合目ではすぐに棄権する。

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本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトまたは、各動画配信サービス公式ページでご確認ください。