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【斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~】最終回(40話)のあらすじとネタバレ感想。
史蘭客学苑の唐三たちは決勝戦で武魂殿と対戦し、死闘の末に勝利を収めました。
唐三たちが優勝を喜ぶ中、小舞に関する衝撃的な事実が判明し……。
最終回(40話)のあらすじ
*BS放送では34話が最終話です。
史蘭客学苑の学苑長・蘭徳は決勝戦の前に生徒たちを集めエールを送りました。
結束を固めた唐三たちは、7対7の総力戦で武魂殿と対戦し、激闘の末に勝利を収めます。
審判の菊斗羅は「無名の弱小学苑が優勝するとは、驚くべき快挙だ」と称賛。
唐三たちが勝利を喜ぶ中、武魂殿の首宗 比比東は史蘭客学苑に優勝賞品を授与しようとしました。
その瞬間、鬼斗羅と封号斗羅(9魂環魂師の名称)の数名が現れ 比比東を暗殺しようとします。
しかし、暗殺を事前に察知し、鬼斗羅の過去の行動もすべて把握していた比比東はあっという間に鬼斗羅たちを制圧しました。
鬼斗羅と親しい間柄だった菊斗羅は、なぜこんな事をしたのかと問いかけます。
すると鬼斗羅は、比比東が前首宗を殺害したことを暴露し、前首宗の敵討ちのために比比東の暗殺を企てたのだと白状しました。
比比東は前首宗を殺したことを認め、また、鬼斗羅の企てた暗殺計画を知りながら泳がせたのは、自分の命を狙う者を1人残らずこの場におびき寄せるためだったと明かします。
そして、比比東は遠隔技で鬼斗羅たちを一斉に地面に叩きつけて始末しました。
最終回(40話)のネタバレ
*重大なネタバレがあります。
比比東は優勝賞品の授与を再開するまえに、会場にいる全員を遠隔技で動けなくさせ、小舞の正体が《十万年魂獣》であることを暴きました。
そして、比比東は「私が収集した魂獣の中に、十万年魂獣はいなかった」と意味深な笑みを浮かべます。
その笑みを見た唐三は慌てて「小舞を放せ!」と叫びました。
そして唐三は、小舞が何者であれ、自分にとっては大切な妹であり愛する人だから永遠に守り続けると言うのでした。
「小舞を殺す気なら、まずこの俺を殺せ!!」
「よかろう」
比比東は遠隔技で唐三を殺そうとしました。
その時、《黒い金槌》が飛んできて比比東の腕をはじきます。
「俺の息子に手を出すな」
声とともに登場した唐三の父・唐昊は、比比東に「前首宗を殺したのはお前だったか」と言いました。
比比東は「お前が前首宗に重傷を負わせてくれたおかげで殺せた、礼を言う」と言葉を返します。
唐昊は、前首宗と互角に戦った自分なら比比東も倒せると言い、比比東に向かって黒い金槌(昊天錘)を放ちました。
場面は切り替わり、唐昊、唐三、小舞の3人は森の中を歩いています。
重傷を負った唐三は歩いている途中で意識を失ってしまいますが、唐昊は「医者に診せれば大丈夫だろう」とさほど心配していない様子。
唐昊はふと「比比東は前首宗より強かった」と先ほどの戦いを振り返ります。
小舞は「それでも あなたは勝った」と言い、魂獣の自分を助けてくれたことを感謝しました。
唐昊は、小舞を助けたのは唐三の母親と同じだからだと言い、唐三の母親も十万年魂獣だったことを打ち明けます。
そして、自分たち夫婦と同じ轍を踏ませたくない唐昊は、今の弱いままでは危険なだけだから、強くなるまで唐三から離れるようにと小舞を説得しました。
その言葉に説得され離れる決意をした小舞は、昏睡状態の唐三にそっと口づけをします。
<完>
最終話(40話)の感想
*重大なネタバレに触れています。
非常に見ごたえのある最終話でした。
まずは武魂殿との対戦ですが、史蘭客学苑の集大成を見せてもらった気がして熱い気持ちになりました。
無名の弱小学苑が優勝するといった展開は少年漫画的な熱さがありますし、スタントマンを使わずに俳優本人がアクションをこなしているのも素晴らしい!
鬼斗羅が黒幕だったことに意外性はありませんでしたが、比比東が前首宗を殺していたとは驚きです。
比比東が前首宗と結婚したのも殺したのも、自分が武魂殿を牛耳り権力を握るためでしょうか。
だとすれば比比東は恐ろしい女性なので、彼女と別れた大師は正解だったかもしれません。
それにしても、複数人の封号斗羅を相手に、苦戦するどころか一瞬で全員を始末した比比東の強さは圧倒的でした。
そんな彼女に勝った唐昊も強すぎませんか(笑)
《黒い金槌》が飛んできた瞬間、心の中で思わず「キター!」と叫んでしまいました。
登場の瞬間から格好よかったですし、唐昊がいいところを全てかっさらっていきましたね(笑)
唐昊と比比東の戦いには大いに期待したのですが、尺の問題か、ばっさりカットされていて残念でした。
そしてとうとう、小舞の正体が暴かれてしまいました。
シリアスで悲しいシーンなのに、小舞の本来のウサギの姿が可愛すぎて、つい和んでしまいそうになりました。
小舞の正体が何であれ、唐三にとっては大切な人だから、唐昊が小舞を助けてくれて良かったです。
でも安心したのも束の間で、最後の最後まで驚きをぶち込んでくるあたり、さすがは【慶余年】の脚本家。
まさか、唐三の母親までもが十万年魂獣だったとは驚かされました。
もう一度 最初から見直したら伏線が見つかるかもしれませんし、新たな気づきもあるかもしれません。
唐三と小舞のラブラインに関しては、少し悲しい結末となってしまいました。
小舞は自分が強くなるまで唐三から離れることにしたのですね(涙)
美しくて悲しい別れの口づけに、涙を誘われました。
しんみりとするラストシーンではありましたが、余韻の残る“いい最終話”でした。
全体を通して少年漫画的な熱い展開を楽しめましたし、ストレスフリーな唐三の仲間たちが非常に好ましかったです。
本作は、ゲームや少年漫画が好きな方なら楽しめる作品だと思います!
©New Classics Television 2021
本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況は[U-NEXT] (PR) [Prime Video](PR) にてご確認ください。