【大唐女法医~Love&Truth~】15話と16話のネタバレ感想。冉顔は、裏で手回しをした蕭頌のおかげで12年ぶりに本宅に戻ることができた。父親の誕生祝いの宴では、冉顔と蘇伏の結婚が正式発表される。そんな中、結婚に意義をとなえる人物が現れ……!?
【大唐女法医】15話のネタバレ
結婚の日取り
自分を救ってくれた蘇伏に会いに行った冉顔は、彼の顔を見るなり頬に口づけをした。
それからというもの、冉顔は柄にもなく着飾ったり鼻歌を口ずさんだりと 彼への恋心を隠せない。
一方の蕭頌とはもう2ヶ月会っていなかったが、実は蕭頌は、冉顔が本宅に戻れるように裏で手回しをしていた。
父親の誕生祝いの日に冉顔が本宅に戻ると、宴に招かれたらしい蕭頌も来ていた。
父親は大勢の前で、冉顔と蘇伏の結婚日を発表する。
そこに現れた桑辰は2人の結婚に異議を唱え、その場で冉顔に縁談を申し込んだ。
そんな中、美玉の懐妊が判明する。
美玉によれば、父親は蕭頌とのことだ。
蕭頌は、以前に美玉が料理を持って訪ねてきたことは覚えているが、その後のことは記憶がないと言う。
ただ抱きしめてくれ
亡き母親の「何か困ったことがあったら清鸝館を思い出して」という言葉を思い出した冉顔は、清鸝館へ足を運んだ。
そして、記憶の中で母親(鄭氏)と目配せをしていた妓女に会い、自分は鄭氏の娘だと明かす。
すると妓女は、鄭氏から預かっているという“大切な物”(小箱のようなもの)を冉顔に手渡した。
受け取った冉顔は清鸝館を出ようとしたが、尾行されていることに気づいたため小箱を隠し置いて逃げると、途中で蕭頌と遭遇する。
蕭頌は、冉顔に贈り物があると言って彫り物を手渡し、今すぐにお返しが欲しいと言い出す。
「お返しなんて、今は持ってない」
冉顔がそう言って去ろうとした瞬間、蕭頌は彼女を引き止め、そして抱きしめた。
「抱きしめてくれ。礼はそれでいい」
冉顔は言われた通りに抱きしめ返した。
床下の棺
本宅の祖廟で亡き母親に手を合わせていた冉顔は、床に八卦の陣が敷いてあることに気づく。
もしや床下に母親の骸があるのかもしれないと推測して床をはがすと、棺があった。
【大唐女法医】16話のネタバレ
母親の骸
祖廟の床下をはがした冉顔は棺を見つけるが、そこに父親と継母が入ってきて幽閉されてしまう。
冉顔の侍女である晩緑は、このままでは継母が骸に手を出すかもしれないと判断し、蕭頌に骸を預かってもらった。
それを聞いた冉顔は、見張りの使用人に薬を盛って屋敷から抜け出し、夜中にもかかわらず蕭頌に会いに行くと
「母親の骸を返してほしい」と懇願する。
蕭頌は、気が晴れれば返してやると言い、お茶汲みをさせたりマッサージをさせたりと冉顔をこき使う。
本当の死因
翌朝、母親の骸がある刺史府へ赴いた冉顔は、劉刺史に呼び止められて別の検視を頼まれる。
死者は喬楚という女性で、城壁の上から飛び降り自殺をしたと思われたが、検視の結果“口と鼻を塞がれての窒息死”、つまり他殺だと判明する。
そして冉顔は、喬楚の隣に置いてあった母親の検視を始める。
母の骸に赤い布を通して日の光を当て、暴行の痕跡をあぶり出した。
彼女の母親は自害したことになっていたが、本当のところは殴り殺されたのだ。
死因を知った冉顔は、晩緑を連れて当時母親の死体を見つけた場所へ行き、現場を完全再現した。
そこに、冉顔の力になりたいとやって来た桑辰は、冉聞の腕輪を見て唐産の瑪瑙だと言う。
西域の瑪瑙であるはずなのになぜ唐産にすり替わっているのか、考え抜いた冉顔は「この瑪瑙は母親の形見ではなく、母親が残した犯人の手がかりだったのね」と気づく。
冉顔の腕輪
劉刺史から検視結果の報告を受けた蕭頌は、喬楚の家を調査しに行った。
すると、平民であるはずの彼女の部屋に王宮の品が置いてあり不審に思う。
また別の事件現場では、冉顔の腕輪と同じ形に型取った朱肉のようなものを見つける。
すぐに冉顔の屋敷に足を運んだ蕭頌は、屋敷の川で溺れている彼女を見て助け出した。
【大唐女法医】15話の感想
これまでずっと事件続きでしたが、今回は恋愛要素が色濃く描かれており やっと息抜きができました。
恋愛模様は複雑化してきて、まさか美玉が蕭頌の子を身ごもるとは驚きの展開。
ただ以前にも予想したのですが、蕭頌と美玉が寝たシーンは最後まで映されてはいないので、実際には寝ておらず彼女の自作自演である可能性もあります。
なぜなら、ヒロインの相手役が、そう簡単に他の女性と寝るとは思えないからです。
(ドラマのサムネ画像を見る限り、冉顔が最終的に結ばれるのは蕭頌のはず……。それともまさか、サムネ画像自体がミスリードなのか!?)
恋の行く末がどうなるのかは、しばらく見守るしかなさそうです。
【大唐女法医】16話の考察
冉顔の母親の骸が見つかりました。
母親を撲殺した犯人が郭覆と同じ武術を使っていたことから、おそらく宮中の者が絡んでいると思われます。
きっと、生前の母親が“隋候の珠”を持っていたため狙われたのではないかと。
そして、冉顔が気づいていないだけで、実は母親からすでに“隋候の珠”を託されている可能性が高いです。
だとすれば、現在冉顔が色々な人から狙われていることも合点がいきます。
あるいは、今回妓女から手渡された木箱の中身こそが、“隋候の珠”なのかもしれません。
*次回17話・18話のネタバレ感想はこちら。