【大唐女法医~Love&Truth~】29話と30話のネタバレ感想。指紋の照合により犯人を突き止めたものの、犯人は証拠不十分として釈放された。一方の冉顔は、行方知れずとなった蘇伏を助けるため公主の別院に乗り込むが捕まってしまい……!?
【大唐女法医】29話のネタバレ
落ちていた顔料
蕭頌は、冉雲生が消えた雲韶教坊での調査をはじめる。
消えた部屋の窓から外をのぞいてみると、下に汚水を運ぶ荷車があることに気づく。
店主に聞いたところによると、冉雲生が消えた時間帯に荷車はなかったのだという。
屋根には足跡が見つかり、そして荷車には顔料がついていたことから絵師が犯人かもしれないという推理に行き着いた。
指紋の照合
冉顔が殺人現場で見つかった銅像を調べていると、蘇伏がやってきて殺された2人は自ら姿を消したと話す。
そこに桑辰も登場し、冉雲生が姿を消した経緯について推理を述べた。
顔料のことを聞いた冉顔は、現場の近くで見た絵師の孟氏が怪しいと疑い、彫刻に残っている指紋と照らし合わせれば犯人かどうかが分かると話す。
後日。
桑辰は商人のフリをして絵師の孟氏に接触し、彼の指紋を入手した。
指紋は殺人現場にあった彫刻の指紋と一致。
これにより孟氏は捕縛されたが、どんな拷問を受けても自白しなかった。
行方知らずになった蘇伏
この件を任されている大理寺卿の孫振が困り果てていると、冉顔が「孟氏を自白させる」と申し出てきたため任せることにした。
そのころ、蘇伏は使節ムダハイエの遺体を発見するが、その直後に行方知れずとなる。
冉顔は孟氏を自白させることに成功し、蘇伏と冉雲生の居場所も聞き出すことに成功した。
ところが、孟が自白した場所に2人はいなかった。
さらに、大勢の民が自白の強要だと訴えたために孟氏は釈放されてしまう。
【大唐女法医】30話のネタバレ
復職して会食をしていた蕭頌は、御膳の品がすべて自分の好物だと気づく。
実は冉顔が彼の好物に変えていたのだ。
さらに彼女は影絵を始める。
その影絵は、2人が出会ってからの軌跡を物語にしたものだった。
影絵が終わると、冉顔は“隋候の珠”を盗んでしまったことを謝ろうとするが、最後まで言わせてもらえず冷たい言葉とともに追い出された。
それでも諦めずに再び謝りに行った冉顔は、姿を消した冉雲生と蘇伏を助けてほしいと懇願する。
しかし蕭頌は、彼女がプライドを捨ててまで謝りにきたのは蘇伏のためだと思い込み腹を立てる。
翌朝。
蕭頌の屋敷で目覚めた冉顔は、東陽夫人から「蘇伏が公主の別院に運ばれた」と聞く。
冉顔は、桑辰を連れてすぐに公主の別院に乗り込んだ。
桑辰は眠らされていた蘇伏を背負い、無事に別院から連れ出すことに成功する。
しかし、逃げ遅れた冉顔は捕まってしまう。
外で待機していた呉修和は、冉顔が逃げ遅れたことに気づき蕭頌に助けを求めにいった。
すぐに蕭頌が駆けつけたことで、冉顔は釈放されることになった。
ところが、蘇伏が居なくなったことに気づいた公主に再び捕らわれる。
冉顔は仕方なしに本当のことを暴露した。
「公主が蘇伏をさらって監禁していたんです」
公主はそれを侮辱罪として父親の皇帝に訴えたため、冉顔は拷問を受けることになってしまう。
【大唐女法医】29話の感想
これまでの蘇伏の登場シーンは戦闘が多めでしたが、大理寺になってからは捜査するシーンが増えました。
彼は強いだけでなく推理力もなかなかのもので、今回に至っては心理分析まで披露。
詩の造詣も深いようですし、ストーリーが進めば進むほど蘇伏の新たな一面が見えてきます。
一方の蕭頌は、表向きは冉顔を突き放しているものの影で捜査を協力するスタイル。
それはそれで素敵だけれど、やはり捜査においては蕭頌と冉顔のコンビが最強なので、そろそろ一緒に捜査をしてほしいです。
【大唐女法医】30話の感想
冉顔が蕭頌との過去を影絵で再現していましたが、本編にないシーンがいくつか含まれていました。
それにしても、蕭頌の冉顔への態度がキツすぎて胸が痛みます。
一筋縄ではいかない恋愛模様を描くのはよいのですが、蕭頌があそこまで冉顔につらく当たる必要はあるのか。
演技とはいえ彼が冉顔を蹴ったり、拷問を受けさせたりするシーンは目を背けたくなりました。
こんなシーンばかりが続くのは耐えがたいので、早いところ2人には仲直りをしてほしいものです。
*次回31話・32話のネタバレ感想はこちら。