【大唐女法医】31話・32話のネタバレ感想。ついに頭首の正体が判明!

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【大唐女法医~Love&Truth~】31話と32話のネタバレ感想。解決しても次から次へと起こる事件。今回の事件は難解なだけでなく、冉顔が何者かにハメられてしまう。冉顔は無実を証明できるのか。また、今回判明する火麒社の頭首の正体も見逃せない!

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【大唐女法医】31話のネタバレ

トンボの彫り物

*BS放送は全33話ですが、本記事の内容はU-NEXTの動画(全36話)をベースにしています。

目を覚ました蘇伏そふくは、陛下に謁見して公主にさらわれたことを報告する。

これにより、公主を侮辱した罪で捕らえられていた冉顔ぜんがんは釈放される。

代わりに公主は1か月の監禁を言い渡された。

池海とムダハイエを殺した孟氏は、どちらの殺害現場にもトンボの折り紙を残していた。

それは愛する公主を想ってのことで、公主の体にはトンボの彫り物がある。

そのことを知った蕭頌しょうしょうは、2人が共犯なのではないかと疑い公主の部屋に侵入したが、どうやら共犯ではないらしい。

公主の話では、孟氏の才能に気づいて重用していた時期もあったが、彼が出世をたくらんだため解雇したのだという。

後日。

蕭頌と蘇伏は、公主を使って孟氏をおびき出そうとする。

しかし孟氏は役人たちの姿を見て罠だと気づき、たまたま近くを通りがかった冉顔を人質にとった。

真相

親に愛されず暴力をふるわれながら幼少期を過ごした孟氏は、自分の才能を認めて何でも与えてくれた公主を深く愛した。

しかし公主に解雇されてしまった彼は、公主と近しくなった池海やムダハイエの存在が許せず嫉妬心から2人を殺したのだ。

そして、物語の主人公に自分を置き換えている彼は、紫煜と玥竹の悲恋をなぞって殺害現場を選んできた。

それを見抜いた蕭頌と蘇伏は、孟氏のいる場所を突き止める。

すると、孟氏は冉顔を盾にとり「公主を連れてこなければ冉顔を殺す」という。

蕭頌はすぐに公主を呼ぶと約束するが、それを嘘だと見抜いた孟氏は冉顔を殺そうとした。

その瞬間、蕭頌と蘇伏は同時に動いて冉顔を救った。

屋敷に戻った蕭頌は、冉顔から預かったという巾着を父親から渡される。

中には家宝の牙刀が入っていた。

頭首の正体

蘇伏は頭首に「解読文は紀元が持っているようだ」と報告をし、これが蕭頌の罠かどうかを確かめるために“隋候の珠”を使って紀元をおびき出してはどうかと提案した。

しかし頭首は、“隋候の珠”をエサにするのは危険だと乗り気ではない様子。

そんな彼女に、蘇伏は言った。

「危険をおかすのはお好きでは?東陽夫人

頭首が面紗をとると、蘇伏の推測どおり東陽夫人だった。

紀元の件を任された蘇伏は、彼を東梁倉庫におびき出した。

同じころ、紀元を見張っていた白義からの知らせを受けた蕭頌も倉庫に向かう。

倉庫では、鉢合った頭首と戦闘になり逃げられてしまう蕭頌。

しかし紀元の捕縛には成功し、燃えかけの解読文も入手する。

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【大唐女法医】32話のネタバレ

消えた紀元

大理寺卿の孫振そんしんは、脱獄した紀元の動向を馬車から見張っていた。

雲韶教坊の一室から顔をだした紀元は、昼間なのにロウソクに火を灯している。

それを見た孫振は、外にいる仲間への合図に違いないと推測して雲韶教坊に突入するが紀元の姿はなかった。

寵妃の死亡

皇帝が楊妃の部屋に足を運ぶと、いたはずの楊妃が消え、代わりに大きな繭が現れた。

この不可思議な事件を解決するために、蕭頌、桑辰、蘇伏らが呼ばれる。

繭を見た桑辰は、これは桜陽皇蝶のしわざで 鹿油ろくゆの匂いに反応して群れで襲ったのだろうと推測を述べる。

鱗粉や繭には強い毒があるため、繭に閉じ込められてしまった体は死に至るのだという。

蕭頌が剣で繭を割ると、中から死亡した楊妃が出てきた。

死の原因となった鹿油がないかを調べてみたところ、楊妃が使っていた軟膏に鹿油が混ぜられていた。

身の回りの世話をしていた侍女の話では、この軟膏は清竹医館で買ったものだという。

清竹医館は冉顔が営んでいる

この証言により清竹医館は閉鎖され、働く者たちや呉修和ごしゅうわも捕らわれてしまった。

ちょうど出かけていて捕縛されずにすんだ冉顔は、蕭頌に会いに行き無実だと訴える。

そこに現れた白義は、「呉修和、冉雲生、晩緑が処刑されるようです」と蕭頌に報告する。

冉顔は3人を助けだすために、膏薬に鹿油が入っていないことを証明することにした。

処刑当日。

冉顔は処刑場で、自分の顔に膏薬を塗り桜陽皇蝶に襲われないことを証明する。

さらに、清竹医館で膏薬を買った人たちが口をそろえて「自分たちも桜陽皇蝶に襲われていない」と証言した。

その中には、なぜか妹の美玉もいた。

それを遠くから見ていた皇帝は処刑をやめさせ、そして冉顔に楊妃の検視を頼んだ。

検視をした冉顔は、楊妃の衣や髪飾りに鹿油が塗られていることを突き止める。

それらに鹿油を塗ることができるのは、身の回りの世話をしていた侍女だけだ。

問いただされた侍女は「臥薪嘗胆……」と言葉を残して自害した。

「臥薪嘗胆」

この言葉は、蕭頌の祖母を殺した秋嫿しゅうかくが最後に言い残したのと同じ言葉だった。

その後。

冉顔は美玉から父親の死を聞かされる。

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【大唐女法医】31話の感想

頭首の正体は東陽夫人でしたが、だとすると蘇伏は頭首の正体を知らないまま従っていたことになります。

そして、東陽夫人が蕭家に嫁いだのはやはり“隋候の珠”が目当てでしょう。

一方の冉顔は、以前蘇伏を救うために“隋候の珠”を頭首に渡していましたが、もしかしたらあれは偽の珠だったのかもしれません。

本物の珠は、牙刀の中にあるのではないかと。

だとすれば、冉顔は初めから蕭頌を裏切っていなかったことになります。

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【大唐女法医】32話の感想

作中では何度も、冉顔と蕭頌の2人を「夫婦」だと表していましたが、離縁したのではなかったのか!?

この時代の離縁の仕組みはよくわかりませんが、まだ完全には離縁していないということなのか……。

何にせよ、ギクシャクしていた2人に笑顔が戻って安心しました。

事件のほうは珍しく1話で犯人が判明しましたが、殺した動機などは分かっていないので次回以降に明かされるのでしょう。

*次回33話・34話のネタバレ感想はこちら