【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(17話・18話)。
不幸が起こって間もなく、呉家東院に新たな不幸が訪れてしまいます。
唯一の幸いごとは、周瑩が子を身ごもったこと。
おそらく今後は、周瑩がことの真相を解明する展開になりそうです。
【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ17話
忘れ形見
呉家当主の蔚文は、兄弟一同を緊急で呼び出し呉家が潰されるかもしれないことを伝えます。
蔚文は膏薬偽造の件について話し、胡志存が捕まったのは呉家をつぶすための布石だと言うのです。
兄弟たちが「都にいる後ろ盾に相談してはどうか」と話す中、兄弟のひとりである蔚全は「すべての災いは周瑩のせいだ!占いの結果がそう出ている!」と声高に主張。
そこへちょうど現れた周瑩は、蔚全と口論するうちに倒れてしまいます。
その後、蔚文が侍医に周瑩の様子を聞くと、なんと周瑩は身ごもっているとのこと。
蔚文は涙ぐみ、心から周瑩の妊娠を喜ぶのです。
周瑩には妊娠のことを伏せることにした蔚文ですが、周瑩の体調が気になるのか、直接見舞って優しく気遣うのでした。
周老四の計画
周老四は、周瑩を寡婦のまま呉家東院に置いておくわけにはいかないと思い、共に呉家を出ようと周瑩に声をかけました。
しかし周瑩は「呉聘はいないけれど、机やイスに触れると彼を近くに感じられる。今はまだ離れがたい」と言って断ります。
その後、周老四は星移に会って別れを告げることに。
周老四が“周瑩は呉家に残るそうだ”と話すと、星移は「呉家に残るなんて正気じゃない」と驚き顔。
周瑩を案じた星移は、沈家にくるよう周瑩を説得してくれと周老四に頼みますが、「周瑩はお前を好いとらん」と断られてしまいます。
それでも星移が食い下がると、周老四はある提案をしました。
・星移が周瑩を説得し、呉家から連れ出す
・説得に失敗したら星移が大声で叫び、騒動を起こす
・そうすれば周瑩は呉家から追い出されるはず
つまり周老四は、周瑩が呉家から追い出されるようにわざと仕向けたのです。(周瑩を呉家に留めておきたくないから)
星移の変化
周老四にそそのかされた星移はまんまと計画を実行。
周老四の手引きで呉家東院に侵入し、周瑩の部屋へと忍び込みます。
周瑩と目が合った星移は、慌てて周瑩の後ろにまわりこみ、抱きつくような形で体を拘束し周瑩の口を手でふさぎます。
「お前の父に頼まれ助けにきた。ここに残ればお前は破滅する。沈家で楽しく暮らそう」と小声で伝える星移。
しかし周瑩は、「死んでもあんたに助けは請わない」と言い、星移の人間性を貶め続けます。
呉家から出て周老四と合流した星移は、周瑩に貶められた言葉を気にしているようで「私はそんなにダメな人間か」と周老四に問うのでした。
【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ18話
兄弟との絶縁
再び兄弟たちを集める蔚文。
呉聘が亡くなって間もないというのに、兄弟たちは後継ぎの話で争い始めます。
そんな兄弟を見た蔚文は激昂し、「今日を限りに兄弟の縁を切る」と言って書面にその旨を記すのです。
絶縁を知った周瑩が蔚文のもとを訪れると、「お前がすべての元凶だ、今すぐ出て行け!」と言って追い出されました。
実は蔚文は呉家東院の没落が近いことを悟っており、ゆえに、兄弟や周瑩に被害が及ばぬようわざと絶縁したのです。
わざと絶縁されたことも、自身が妊娠していることも知らない周瑩は、養父の周老四と草原へ行くことに。
その前に呉聘のお墓に立ち寄ると、学徒房の王世均が先に来ていました。
事情を聞いた王世均は、蔚文にも何か事情があるのではないかと言い、とりあえず“百か日”の間だけでも町にとどまったらどうかと提案をします。
納得をした周瑩は、王世均が以前に買ったという家でしばらく暮らすことにするのです。
以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。
没落のとき
ある日、大勢の官兵が呉家の屋敷を取り囲み、呉家東院に押し入りました。
「呉蔚文は膏薬を偽造して納め、不正に巨額の利益を得た。
その罪で呉家一味を捕らえて連行し、財産は没収する」
予想していた蔚文は冷静に対応しますが、奥様はパニックで震えてしまいます。
膏薬の偽造は濡れ衣ですが、どうすることもできない呉家東院の者たちは何の抵抗もできずに連行されてしまうのです。
呉家東院の没落を知った星移は、周瑩のことが気にかかり、部下たちに周瑩の行方を探らせます。
【月に咲く花の如く】感想17話
周瑩は呉聘の子を妊娠していました。
それを知った呉家当主の蔚文が涙ぐむシーンはまたまた涙腺崩壊。
その後に周瑩を見舞い、優しく気遣う蔚文にもジーンとしました。
蔚文にとって周瑩は、我が強くて粗暴な嫁だけれど、周瑩が呉聘を深く思っていることは分かっているんですよね。
だからこそ、周瑩が身ごもったと知ったことで、彼女を慈しむ気持ちが湧いたのでしょう。
一方の星移は、周老四にそそのかされて呉家東院に忍び込みました。
星移なりに周瑩のことを気にかけているのは分かるのですが、行動が相変わらずお子様ですね(笑)
案の定周瑩に呆れられ「一生あんたに助けを請うことはない」とまで言われてしまいます。
周瑩の言葉がよほど堪えたのか、次の日から真面目に働きはじめる星移が素直でかわいいです♡
ようやく星移が成長を見せてくれそうですね。
【月に咲く花の如く】感想18話
蔚文は、呉家東院の没落が近いと分かっていたようで、兄弟全員と縁を切り、周瑩のことも東院から追い出しました。
被害者を最小限にとどめようと判断したのでしょうが、奥様とは離縁しなかったのが印象的でした。
きっと蔚文は没落しても奥様とは添い遂げるつもりで、だから離縁しなかったのかもしれませんね。
けれど、何も知らされていない奥様からすると、急に官兵たちが屋敷にやってきて家族が逮捕されるなんて、意味も分からず恐ろしかったことでしょう。
当時は“女は黙って男に従いついて行く”時代だったのでしょうが、それにしても奥様が気の毒に思えました。
一方、追い出された周瑩は、町で「蔚文が亡くなった」ことを知ります。
もしかして、蔚文は死刑になってしまったのでしょうか……。
今はまだ詳しいことは分かりませんが、おそらく今後は、周瑩が真相を解明する展開になるのではないでしょうか。
※次回の19話・20話の感想はこちらになります。
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