『TWO WEEKS』4話のネタバレ感想。
警察官に追い詰められてしまった大地。発砲されて川に落ちてしまった大地は最大のピンチ!?
全体的にピリピリした空気感の中、はなの登場シーンに癒される視聴者多数。
この記事では、ネタバレ感想とはな役の子役情報についてお届けします。
『TWO WEEKS』4話のあらすじ
逃亡中の大地は、愛から預かったデジカメに“柴崎の悪事”の証拠が映っているのではないかと直感しました。
そして、同居人のサトルが旅行にデジカメを持っていったことを思い出す大地。
サトルに持ってくるよう指示しますが、待ち合わせ場所に着くと、サトルが何者かに殺されていました。
しかも、有馬刑事と鉢合わせてしまった大地。客観的に見ると、完全に大地の犯行に見えてしまいます。
大地は、有馬刑事から何とか逃げることに成功。実は、警察より先にデジカメを手に入れたい灰谷が、警察の気を引いていたのです。(大地が警察に捕まったら困るから)
逃げ切った大地は、公園で一夜を過ごします。
目を覚ますと、1人の男(春川)が若者から暴行を受けていました。
とっさに「警察が来た!」と叫び、若者を追い払う大地。
大地もすぐに去ろうとしますが、ケガをしている春川をほうっておけず、結局家まで送ることに。
そのころ有馬刑事は、大地が接触したという女性が“すみれではないか”と疑い始めます。
もし大地とすみれに関わりがあるならば、はなのドナーは大地なのかもしれないと直感する有馬。
有馬刑事は、はなの担当医であり友人でもある夏美に、ドナーは誰なのか問いますが……!?
『TWO WEEKS』4話のネタバレ
善意と悪意
公園で春川を助けた大地は、ケガをしている春川をほうっておけず、結局住んでいる場所まで送ることに。
春川はお礼にと、大地に洋服を渡しました。
その後春川は、大地が逃亡犯だと知るも、フェリーチケットを手渡します。
「凶悪犯には見えないし、助けてもらったお礼」と。
大地はフェリー乗り場に向かう途中、ふと思い立ち、はなの病院に立ち寄りました。
眠るたびにはなの夢を見るぐらいなので、大地ははなのことが気になって仕方ないのでしょうね。
エレベーターからはなを見守る大地。
気づいたはなは、不調ながらも全開の笑みを見せました。
その後大地は、フェリー乗り場に再び向かいます。
しかし何かがおかしいと感じた大地が逃げ出そうとした時、一般人を装っていた警察官たちが一気に大地を追い詰めました。
なんと、春川が通報していたのです。逃げ回る大地を動画に撮る春川。
おそらく春川は、自分の家で通報してしまうと自分の住処まで警察に知られてしまうと思ったのでしょう。
だからフェリーチケットを渡し、そこで警察と鉢合うように仕向けたのだと思います。
春川は事情があると言っていましたし、最後の豹変ぶりを見ても、何か悪事に関わっている人間なのかもしれません。
出会う人が善人ばかりではないところにリアリティを感じました。
重要人になってしまったすみれ
有馬刑事、月島検事、柴崎。すべての人物から重要人として探られることになったすみれ。
ますます面白い展開になっていきそうです。
今回の4話で、上記の3人が全員、すみれと大地の関係を突き止めました。
有馬刑事はまだ完全には把握していないようですが。
月島検事や有馬が知るのは問題ありませんが、柴崎が知ってしまうのはマズい!
8年前も、すみれの命を盾にして大地を服役させていましたし……。
今度ははなに危害を加えるのではないかと思うと、今からハラハラしてしまいます。
『TWO WEEKS』4話の感想
今回の4話も逃亡あり人間ドラマありの展開でした。
春川との感動シーンがどうもベタで、実は最初、“気持ちを描くのが苦手な脚本家なのかな?”と思ったんです。
しかしラストには、春川が悪意を抱いていたというプチどんでん返しがあって、例の感動シーンが伏線だったのだと気づきました。
確かに、出会う人がみんな良い人とは限りません。
春川のように、大地に悪意を抱く人もいることでしょう。
春川の悪意を描いたことによって、ますますドラマが緊張感に包まれたと思います。
“一般人の悪意”という要素は、韓国版では描かれなかったものなので、良い挑戦だと感じました。
それから、今回も子役のはながいい役割を果たしています。
全体的にピリピリした空気感の中、はなの登場シーンが唯一の癒し!
今回、病院内で偶然大地に会ったはな。体調が悪いのに大地に笑顔を向けるシーンが胸を打ちました。
はなのためにも、何とか大地に無実を証明して欲しいですね。
子役の女の子は誰?
本作で、圧倒的なかわいさを誇っている子役・はなちゃんの情報をお伝えします。
名前:稲垣来泉
生年月日:2011年1月5日(8歳)
職業:子役、モデル
代表作:ドラマ『とと姉ちゃん』、『この世界の片隅に』など
4歳の時、ドラマ『ハッピー・リタイアメント』でデビューを果たしました。
それ以降は、1話出演というパターンも含め、多くのドラマに出演しています。
本作『TWO WEEKS』では、白血病のはなを演じている来泉ちゃん。
可愛らしいのはもちろんのこと、母親を気遣うはなの優しさにもジーンとしてしまいます。
また、会ったことのない父親(大地)の写真を大事にとっていたことも胸に染みました。
大地と会ってからは似顔絵を描いたりと、“パパ大好き”という気持ちが伝わってきてほっこりしますね。
大地のことはパパ。有馬刑事のことはおじちゃん。
呼び方を区別しながらも、どちらもきっと大好きなのでしょう。
それぞれが皆、幸せになって欲しいものです。
『TWO WEEKS』原作(韓国版)との違い
今回の4話は、完全に日本オリジナルの展開でした。
展開だけではなく、人のちょっとした“悪意”が描かれているところも日本オリジナルの挑戦です。
回が進むにつれて、大地の回想が(韓国版に比べて)少ないと感じ始めました。
韓国版16話に対して、日本は10話前後なので何かを削らなくてはいけないのでしょうね。
とは言え、物語において“大地の過去”は重要なため、こんなに削って大丈夫だろうかという不安があります。
韓国版は、大地の回想(すみれとの過去)が多かったことで、2人がいかに愛し合っていたかが分かり、ゆえに大地の孤独さがより胸に刺さるのです。
大地という人物の深みも増しますし、できれば回想はもう少し増やしてもらいたいところ。
あと、殺し屋・灰谷のセリフが少ないのは原作どおりです(笑)
出番もセリフも少ないので、磯村勇斗さんのファンはきっと物足りないでしょうね。
次回以降の出番に期待しましょう!