【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン2のネタバレ解説。
エレナとデイモンのキスシーンという衝撃的なラストで幕を閉じたシーズン1。
しかし実は、キスをしたのはエレナではなくキャサリンだったのです!
この記事では、あらすじの他オリジナルズや人狼についても解説しています。
【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン2のあらすじ
シーズン1で事故に遭ってしまったキャロラインとタイラー。
瀕死のキャロラインは病院に運ばれますが状態が思わしくありません。
そこでデイモンは、「キャロラインを助けるために自分の血を与える」とエレナとボニーに提案します。
エレナは反対をしますが、ボニーは何としてもキャロラインを助けたいと言い、結果デイモンの血をキャロラインに与えることに……。
その後、病室で意識が戻ったキャロラインは、輸血用の血液パックを見て異常なほど飲みたい衝動に駆られます。
そして人間の血を飲んでしまったキャロラインは変異完了し、ヴァンパイアになってしまったのです。
ヴァンパイアになってすぐのキャロラインは、増長したあらゆる感情を処理できずに人を襲ってしまうことも。
しかし周りの助けにより、徐々に感情をコントロールできるようになっていくのです。
【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン2の見どころ
キャサリン登場!彼女の目的とは?
シーズン1のラストで、エレナのふりをしたキャサリンが現れました。
キャサリンは自分のためなら人をだます事もいとわない冷酷なヴァンパイア。
そんなキャサリンの本性を知るステファン兄弟は、キャサリンが何か企んでいるに違いないと推測をします。
起こる事件の陰には必ずキャサリンがいることからも、ステファン兄弟の推測は当たっているかのように思われました。
しかし実際は、キャサリンは今までの事件の黒幕ではなく追われる立場だったのです。
キャサリンについての真相
かつてオリジナル一家がまだ人間だった頃、ヴァンパイアになるための儀式でタティアという女性が生贄となりました。
生贄となったタティアには子供がおり、以降タティアの家系ではタティアと瓜二つな子供が(ごく稀に)生まれ、その存在はドッペルゲンガーと呼ばれます。
タティアにそっくりなそのドッペルゲンガーこそが、キャサリン、そしてエレナなのです。
話は戻り、オリジナルのクラウスは500年前、ムーンストーンの呪いの儀式のためドッペルゲンガーの血を求めていました。
ドッペルゲンガーであるキャサリンは当時は人間でしたが、儀式で生贄となるのを回避するため自らヴァンパイアになりました。(ドッペルゲンガーは人間でなくてはならないため)
そうして生贄になることは回避できたキャサリンですが、クラウスの怒りを買ってしまい、その後500年もの間クラウスに追われ続けることとなったのです。
つまり、キャサリンの真の目的はクラウスから逃げることであり、クラウスに許してもらうことだったのです。
タイラーの正体は人狼だった!?
タイラーの父親が亡くなったのを機に、叔父のメイソンが町に現れタイラーと暮らすようになります。
実はメイソンは人狼なのですが、父を亡くしたタイラーを心配してこの町にやってきたのです。
また、メイソンはキャサリンに頼まれてムーンストーンを探してもいました。
【ムーンストーンとは?】
ムーンストーンには、とある呪いがかけられています。
その呪いとは、クラウスの狼人間としての能力を封じるための呪い。
(実はクラウスは、狼人間とヴァンパイアのハイブリットなのです)
呪いを解くために必要な材料は以下の5つ。
①ムーンストーン
②人狼(生贄)
③ドッペルゲンガー(生贄)
④ヴァンパイア(生贄)
⑤魔女の呪文
クラウスは呪いを解くためにムーンストーンを探しており、またクラウスから命じられたキャサリンもムーンストーンを探しているのです。
キャサリンに頼まれたメイソンは、ムーンストーンがタイラー家にあると推測しタイラー家に滞在します。
一方のクラウスは生贄の人狼も必要なため、まだ変異していないタイラーを人狼に変異させようと画策を。
その後。
クラウスの狙い通り人狼となってしまったタイラーは、突然の変化にとまどい苦しみます。
同時期にヴァンパイアになったキャロラインは、同じ境遇のタイラーを不憫に思い彼の支えになろうとしました。
キャロラインも変異したことによる不安や戸惑いを経験したため、タイラーの気持ちが痛いほど理解できたのです。
ステファンとデイモンの愛が熱い
エレナは、ドッペルゲンガーを欲するクラウスに追われるようになりました。
クラウスの目的は、儀式でエレナ(ドッペルゲンガー)を生贄にすること。
エレナを愛するステファンとデイモンは、エレナが生贄となることを回避するためあらゆる策を考えます。
最初に思いついたのはクラウスを殺すこと。
しかしオリジナルヴァンパイアであるクラウスは強さが桁違いで、一般のヴァンパイアが束になって挑んでも勝てる相手ではありません。
クラウスの脅しにより次々と大切な人を失ってしまったエレナは心が折れ、ステファン兄弟に内緒である決断をします。
それは、自分が生贄になること。
生贄となる代わりに、条件としてエレナの大切な人たちには一切手を出さないことをクラウスに約束させたのです。
人狼についての解説
人狼とは?
存命している人狼の数はかなり少ないと推測されています。
タイラー・ロックウッドの家系は人狼の血を継いでいますが、全員の子供が人狼になるわけではありません。
自分が原因で誰かが死亡した時にはじめて人狼に変異します。(変身自体は次の満月の夜)
満月の夜以外はほぼ普通の人間と変わりませんが、変身時は見境いなく人を殺してしまうので、それを避けるために自分を鎖で繋ぐ人が多いようです。
人狼の特徴
・満月の夜に狼に変身する。変身時はかなりの激痛を伴う
・変身時間は5-7時間?
・狼のひと噛みでヴァンパイアは死亡する
・心臓を抜き取られると死亡する
・首を完全にはねられると死亡する
・植物のトリカブトが弱点
オリジナルヴァンパイアについての解説
オリジナルヴァンパイアとは?
元祖ヴァンパイアのこと。
具体的には1000年前にヴァンパイアとなったマイケルソン一家のことで、存在するヴァンパイアは全員マイケルソン一家の血を(吸血により)受け継いでいます。
オリジナルヴァンパイアが死んだ場合、その血を受け継いでいるヴァンパイアは全員死にます。
つまり、マイケルソン一家が全員死んだ場合、この世に存在するヴァンパイアも全員死んでしまうのです。
オリジナルヴァンパイアの特徴
・最古のヴァンパイアだから強い(ヴァンパイアの力関係は年功序列)
・一般のヴァンパイアに暗示をかけることができる
・ホワイトオークの剣をオリジナルの心臓に刺すと仮死状態になる(剣を抜けば蘇る)
・特定の剣を心臓に刺すとオリジナルの体が燃えてなくなるため、完全な死となる
【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン2の感想
シーズン1のラストは、
・エレナがデイモンのキスを受け入れた!?
・キスを受け入れたエレナは、実はエレナのフリをしたキャサリンだった
という2段階の驚きを視聴者に与えて幕を閉じました。
シーズン2では本格的にキャサリンが登場!
キャサリンは魔性の女という感じで、ステファン兄弟をはじめとする周りの人間をひたすらに引っかき回します。
でも実は、すべての元凶だと思われたキャサリンも実は追われる立場だった、というストーリー展開が予想外で面白いです。
その分、人狼だとかオリジナルヴァンパイアという新しいキャラクターが出てきて、ストーリーは少し難しくなりましたが。
シーズン2では、デイモンの愛の矢印は完全にエレナに向いています。
普段は絶対にエレナに暗示をかけないデイモンが、愛の告白をした時だけ「忘れてくれ」と暗示をかけたシーンはグッときました。
しかも、一筋だけ流れるデイモンの涙がせつなく余計にグッときます。
ラブラインに関しては、シーズン1と変わらずエレナとステファンの固い愛情が描かれましたが、少しだけ変化が現れました。
エレナの心に、ほんの少しだけデイモンが入り込んでいるように見えます。
シーズン1もシーズン2も共にラストシーンはエレナとデイモンのキスシーンでした。
このことから、もしかすると最終的にエレナと結ばれるのはデイモンかもしれませんね。