ソニー・ピクチャーズはスパイダーマンのヴィランを主人公にした「ヴェノム」シリーズの三部作の最終作となる「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の予告編初公開と全国公開日を発表しました。
「ヴェノム3(原題:Venom: The Last Dance)」予告編初公開
トム・ハーディが、スパイダーマンのコミックに登場するシンビオートのヴィランを主人公にした「ヴェノム」シリーズ三部作の最終作となる「ヴェノム:ザ・ラストダンス」予告編を初公開しました、
ログラインによると、「エディとヴェノムは逃亡中。それぞれの世界から追われ、網が迫る中、2人はヴェノムとエディの最後のダンスに幕を下ろす壊滅的な決断を迫られる。」とのこと。
予告編では、トム・ハーディが政府エージェントに追われるだけでなく、ヴェノムの故郷の惑星から来た巨大なシンビオートエイリアンと対峙します。
シンビオートのアクションが満載で、トム・ハーディが超高速のヴェノム化した馬に乗るシーンもあります。
トム・ハーディと共演するのは「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」のジュノー・テンプルと「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー。
近年、MCUの「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のエンドクレジットシーンでヴェノムが登場したことで将来的にストーリーに関わる可能性が示唆されていました。そのシーンでは、ヴェノムがドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の混乱したマルチバースの呪文の影響を受け、異なるスパイダーマンの悪役たちがメインのMCUに転送されました。
また、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の終わりでは、シンビオートの悪役ヴェノムがMCUにテレポートされ、「ノー・ウェイ・ホーム」では元のユニバースに戻されました。しかし、共生体のねばねばした破片を残しています。
「ヴェノム:ジ・ラスト・ダンス」は、前作2作の成功を受けてシネマコン2022で製作が発表されました。1作目の「ヴェノム」は全世界興行収入8億5600万ドルを記録し、2作目の「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」はパンデミックのデビューにもかかわらず、全世界で5億200万ドルを記録しています。
なお、「ヴェノム」と「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の脚本家ケリー・マーセルが、シリーズ第3作目で監督デビューを果たし、トム・ハーディと共に脚本を執筆。さらに2人は、アヴィ・アラッド、ハッチ・パーカー、エイミー・パスカル、マット・トルマックと共にプロデューサーを務めています。
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は2024年11月1日(金)に全国公開
以下予告編をご覧ください。
Source:Variety