王を支えるメンバー
ボンタン公爵/ スチュアート・ボウマン
王の忠実な臣下で、実直な人物。
息子が病気で亡くなる時も、どんな時でも王の側で支えることを優先したベルサイユの総督。
時々息抜きで内密に売春宿を訪れていたが、ファビアンに見られていたことを知り、バツ悪そうするシーンがあった。
ファビアン・マーシャン/タイ・ルニャン
王直々に警備を任されているツワモノ。
どんな状況で事件が起こったのかを見極める目を持ち、犯人を必ず追い詰める鷹のような人物。
ベアトリスに毒を盛られても、周りには一切内密に治療を行った。
復活後はベアトリスの首をはね、その後ソフィーをスパイとして囲っていた。
他にも何度も危ない目に遭うも、その度にクロディーヌに助けられて復活する、まるで不死のような男。
王に警護の職を解かれた後は、彼女との穏やかな暮らしを考えるようになった。
その矢先、クロディーヌが何者かに殺害され、憔悴しながらも懸命になって犯人探しをする。
そんな中、ルイから戻ってくるよう言われ、クロディーヌの殺害犯を探すとともにベルサイユ宮殿に蔓延する毒殺事件を調査する。
クロディーヌ・マッソン/リジー・ブロシュレ
クロディーヌの父は、王の専任医師だった。
彼女自身、自分なりに勉強し父を上回る知識を持っていた。
そのため、父から嫉妬され親子関係に日々が入り始める。
その後、父は何者かがすり替えた毒薬を飲んで死に至る。
クロディーヌは、高熱で危険な状態になったルイを救ったのを機に、王宮の専任医師に任命された。
しかし、毒を盛られたアンリエットだけは助けられず、専任医師を解雇された。
ファビアンと関わり合っていく中で、次第に愛が芽生える。
突き止めるのは自分の使命と考え、ベルサイユ宮殿に蔓延る毒の正体を突き止めるため危ない橋を渡った。
そして、ファビアンと幸せになろうとしていた矢先、マスクを被ったプロテスタントに殺されてしまう。
ジャック/ギリー・ギルクリスト
ルイが信頼を置いていた王の庭師。
ルイ13世が起こした戦争で右腕を失っている。
同時に、戦争で3人の息子を亡くしている。
暖かく包み込むような優しさと強さを持つ人物だったせいか、ルイは彼に父親の影を求め度々やって来ていた。
トーマス・ボーモントがスパイと気づき、単独で彼を追い詰めようとして逆に投げられたナイフが首を刺し、そのまま死亡した。
死亡してから数日後、狩猟に出かけていたルイに発見された。
プロテスタント及び反乱の共謀者
マダムアガテ/スザンヌ・クレメント
ベルサイユ宮殿で多発した毒の事件の首謀者で、17世紀に実在した黒魔術師ラ・ヴォワザンをモデルにしている。
モンテスパン夫人とは旧友であり、エティエンヌ神父とも繋がりがある。
多くの貴族が彼女の元を訪ねていた。
貴族たちの闇の要望をも叶えると同時に、保険として訪れた貴族の名前を記した手帳を持っている。
最終的にファビアンに突き止められ、取引した貴族の目の前で火刑にされている。
ガストン/ハリー・ハデン=ペイトン
ガストンは母とともにベルサイユ入りし、自分自身が毒殺されたムッシュ・ド・レイノーに代わり法務大臣になる予定でいた。
しかし、ルイ14世がカッセル公爵を法務大臣に任命してから転落人生を送る。
母は毒殺事件に関与した罪で投獄され、その後宮廷を去ることも考えたがマダムアガテの口車に乗せられ毒殺事件に関与していく。
モンテスパン夫人が邪魔とする神父を毒殺した後、闇に関わっていることをファビアンに気づかれて投獄される。
ローハン公爵/アレクシス・ミカリック
ルイ14世の幼馴染であり親友。
しかし、実はクーデターを起こした共謀者で、ルイと敵対するイギリスのウィレムと手を組んだスパイ。
アンリエットを殺害するためにマイクという共謀者である傭兵を雇った。
ルイの息子ドーファンを誘拐し、馬で逃げるところをファビアンに撃たれて落馬して捕まった。
投獄された後、ソーラーミラーで目を焼かれた。
モンコート/ジョー・シェリダン
ルイに、貴族ではないと辱められた挙句にベルサイユ宮殿から追放された。
カッセル公爵邸を根城にし、ベルサイユへの資金提供を妨害するため、ベルサイユ入りする貴族たちの馬車を次々と襲って皆殺しにした。
彼は自分の復讐だけを考えていたため、プロテスタントに加わっていたものの忠誠は無い。
それどころか、黒幕を突き止めた後、ルイに忠誠を誓うフリをして取り入りベルサイユ宮殿に戻った。
しかしその後、裏切りが明らかになると、ルイ14世に刺されて死亡した。
トーマス・ボーモント/マーク・レンドール
パリで有名な劇作家で、ルイに気に入られて宮殿入りした。
宮殿では、ルイの物語を物語にするよう求められ常に同行していたが、実は捕まったローハンの代わりにウィレムが送り込んだスパイである。
カッセル公爵を脅し、ジャックをも殺した。
ルイが戦場に行くときも同行し、ウィレムに情報を流していた。
ソフィと恋に落ちたが、正体が知られるとカッセルを殺害しソフィと逃亡しようとした。
しかし、フィリップとトーマスの関係を疑い嫉妬に燃えたシュヴァリエに銃で撃たれて死亡した。
【ベルサイユ】の感想。シーズン3はいつ?
【ベルサイユ】は、2021年1月現在[Netflix] でシーズン2まで配信されています。
シーズン3に関してはフランスでは既に放送されましたが、日本での配信時期は未定となっています。
また、一部モザイクなしのきわどいシーンもあるのでご視聴には十分ご注意ください。
キャラクターには実在する人物を初め、架空の人物、実在する人物をモデルにするなど多彩なキャラクターが勢ぞろい。
史実に沿った重厚且つ美しさが引き立つ作品であり、フランスの歴史に興味がある方にはお勧めのドラマです。
撮影はヴォー=ル=ヴィコント城。
宮殿を後ろに見渡した庭は広大で美しく、ドラマチックであるとともに壮大な歴史をも感じさせてくれます。
[S2]©CAPA DRAMA - ZODIAK FICTION & DOCS - INCENDO VERSAILLES 2 PRODUCTION INC. - CANAL + - 2017
[S3]©CAPA DRAMA - BANIJAY STUDIOS FRANCE - ENTRE CHIEN ET LOUP - CANAL + - RTBF (Télévision belge) - PROXIMUS - ZODIAK BELGIUM - 2017