【ウォーキング・デッド】シーズン10第13話ネタバレ。
ニーガンがアルファの首を取り、キャロルの足元に差し出した。
そして13話では、バージルと旅立った後のミショーン中心のストーリーが描かれている。
大量の武器を求め、愛する子供たちや仲間を置いて島に向かったミショーン。
ところが、そこは彼女が想像していた場所ではなかった……。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第13話のあらすじ
ヴァージルの嘘
ミショーンの過去。
グリーン農場(ハーシェルの農場)に、ウォーカーの大群が押し寄せた時のこと。
ミショーンが、ウォーカーから逃げるアンドレアを見かけた時から物語が始まる。
必死で戦うアンドレアが危機的状況の中、ミショーンは背を向けて立ち去った。
そして現在。
ヴァージルを船に拘束して5時間後、ミショーンは島に到着した。
人命が掛かっているからと、武器庫まで案内するよう急かしたが、ヴァージルはまるで時間稼ぎでもするかのようにゆっくり進む。
建物、キャンプの跡はあるものの人影はない。
ミショーンは疑い、家族はどこにいるかと聞くと、ヴァージルは仲間もみんな亡くなったと話した。
武器を持つ者は野蛮な奴らで、みんなをウォーカーにし病気も持ってきたというヴァージル。
彼の家族は研究施設の中にいるという。
建物の中はウォーカーだらけで、2人は警戒しながら入っていくがヴァージルが大きな物音を立て、ウォーカーが集まってきてしまった。
その場はミショーンが始末をつけるも、別の部屋には首をくくって自殺したであろう人々がウォーカーとなり、ぶさらがったままになっていた。
その中にはヴァージルの家族もいたようだった。
実は、彼はウォーカーとなった家族の始末を自分でつけられずに、嘘をついてミショーンを島につれてきたのだ。
それでもミショーンは、子供たちの元に早く帰るためにも武器の在り処に行きたいと考えていたが、ヴァージルは荷もくれることや危険だとういことで、明日出発しようと譲らなかった。
ミショーンは仕方なく、朝一番で出ることにした。
その日の夜中、ミショーンが施設内を調べていたところ奥から「物音を立てるな」という声が聞こえ近寄ってみる。
すると、突然ヴァージルが部屋のドアを閉めてミショーンを閉じ込めたのだ。
「なぜ朝まで待てなかったのか、裏切られた」と……。
翌朝、隣の部屋から声が聞こえた。
話しかけてみると、どうやら彼ら3人はかつて研究施設で働いていた者でヴァージルとは友人だったとのこと。
しかし、妻子を亡くしたヴァージルは病み、自分たちを閉じ込めたのだと言うのだ。
ミショーンの最期!?
かつて、彼らは島に流れ着いた人々を受け入れていた。
しかし、次第に食料不足となり人々は争い合うようになり動揺して彼らを閉じ込めたのだという。
さらにヴァージルは、妻子を失った直後から壊れていったとのことだった。
翌朝、ミショーンが目覚めた時には目の前に食事が置かれていた。
3人の話では食事は大丈夫なはずとのことで、ミショーンは食事に手を付けた。
ところが、お茶にアサガオが混入されておりミショーンに酷い幻覚作用が起こったのだ。
最初に彼女が見た幻覚は、セディクに「なぜ守ってくれなかったのか」と責め立てられる。
次に、過去にオレンジ色のリュックを背負ったハイカーを助けなかったシーンがありました。
ミショーンはそのリュックを背負ったハイカーになっており、ダリルに助けを求めるも見放されたシーン。
次に、ニーガンと出会って仲間となりリックたちと戦う。
そして、シーズン7でリックたちが一列に並ばされ、グレンとエイブラハムが犠牲になったあのシーン。
ルシールを振るったのはニーガンではなくミショーン自身で、さらにミショーンの最期はダリルの矢に射抜かれ、リックに頭を撃ち抜かれて死んでいくという幻覚を見ていたのだった。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第13話の結末
幻覚が収まってきた頃、ミショーンは隙を狙って食事に添えられていたスプーンでヴァージルの足を刺し、囚われていた3人を救出して逃げようとした。
しかし、ヴァージルが船に火を放ち行き場を失う。
ヴァージルを捕まえて殺そうとするも、人間を殺せば自分自身も失ってしまうと耐えた。
捕らわれていた3人はヴァージルを殺す気でいたが、ミショーンの言葉で留まり彼を許すことにした。
島には武器はなく、ヴァージル曰く「薬莢を見つけた」だけだった。
ヴァージルに、ミショーンの刀やリュックを隠してある場所案内させ、帰り支度をしていた際、ミショーンはリックの履いていたブーツを見つける。
ヴァージルは、嵐で流れ着いた船の中で見つけたと、ミショーンを船に案内した。
ところが、船内ではリックが生きていると思われる証拠が他にも見つかったのだ。
ミショーンとジュディスの似顔絵が彫られた充電切れのスマートフォンを見つけた。
航海日誌には、ニュージャージー・造船所とあり、ヴァージルは「その人が船にいたのな見つかるかもしれない」と話した。
ミショーンと囚われていた3人は、島から脱出。
ヴァージルは、会いにち花を添えると妻と約束したと、ひとり島に残った。
出発後、ミショーンは無線でジュディスに連絡を取った。
リックが生きているかもしれないと伝えると、ジュディスは「生きているなら探して、助けを求めているかもしれない、戻りたくても戻れないのかもしれない」と、父を探してほしいと懇願し、ミショーンは子供たちの元へ帰らずリックを探しに北へ向かった。
とある場所に到着すると、ミショーンはかつてのようにウォーカー2体の両手とアゴを切り落とし、首に縄をつけて歩いた。
すると、草むらから男女2人が姿を現す。
ひとりは怪我をしているようで、ミショーンに怯えながらも「置いて行かれる、彼らは待ってくれない」と頼み込んだ。
ミショーンが遠くを眺めると、そこには大勢に人々が整列して集まっている光景が見えた。
そこで彼女は、ウォーカー2体を始末して彼らに手を貸し、リックの足取りを掴むために進みだしたのだ。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第13話の考察
ヴァージルたちのいた島を襲ったのは、おそらくCRMではないかと思います。
清掃人ジェイデスが取引したのも、おそらく彼らでしょう。
これは【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】でも見た光景ですが、彼らは非情な組織のような印象でした。(組織の人間でさえ尋常じゃないほど怖がっている)
ある町で、人影を見たら殺すというシーンがありましたが、なぜ彼らがそんなことをするのかは不明。
ニーガンは「人は資源」と言っていましたが、CRMはまったく逆のことをしているような感じですね。
もしそこにリックがいるとすれば、彼は組織に染まってしまっているのかどうか。
(リックが去って7年後という設定のようです)
ブーツやスマートフォンがリックのものだとして。
ブーツを脱ぎ捨てたのは、CRMのスーツに着替えたからか。
スマートフォンに娘と妻の似顔絵を彫ったのに、なぜ置いて行ったのかです。
置いて行かされたとか、持ち出す暇がなかったということも考えられますが……。
いずれにしろ、リックが生きているかもしれないという描写は、ジェイデスとヘリコプターに乗っていたシーン以外では初めてのはず。
彼がいまどこで何をしているのか、その先は映画で語られると思います。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第13話の感想
今回は、ミショーン一色という感じでしたが、久々に姿を見れて大満足でした。
これでミショーンは【ウォーキング・デッド】降板になりましたが、映画の方ではまたその勇姿が見られると思います。
どちらにしろ、映画を観なければ「そこで何が」起こっていたのか分からないのでしょう。
うまい具合にファンを誘導しますね。
また、前回アルファの首ゴロンから様子が分かりませんが、ジュディスの「もうアルファは来ない」という言葉から、彼女たちもアルファの死を知ったという流れなのかも。
ただ、アルファが死んだとしても、まだ脅威が無くなったわけではありません。
アルファが殺されたと知れば、今まで以上にベータが凶暴化するような気がします。
次回は一体どうなるのか……。