【ウォーキングデッド】シーズン10第4話ネタバレ。
前回、境界を越えた一件で土地を奪われた共同体。
アレクサンドリア、ヒルトップ、オーシャンサイドそれぞれに異変が起きていた。
さらに、内部も混乱し始めてしまう……。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第4話あらすじ
ミショーンは、アレクサンドリアからヒルトップへ向かう途中、たったひとり馬でどこかに向かうエゼキエルを見つけました。
エゼキエルの様子に異変を感じたミショーンは、彼を追って行くと馬だけが解放されていたのです。
どうやらエゼキエルは、自殺するつもりだったようでミショーンが阻止します。
一方ヒルトップでは、夜中に大木が不自然な倒れ方をして9人が住宅の下敷きになっていました。
さらに、大きな音にウォーカーが集まり、壁が倒されそうになってしまいます。
そんな中、アレクサンドリアではリディアを巡る”イジメ”がエスカレートし、ニーガンが助けた際にイジメていた3人のうちのひとりを誤って死なせてしまったのです。
この一件でアレクサンドリアでは、ミショーン不在のまま委員会が開かれ、ニーガンを殺すか生かすかの話し合いが行われることに……。
しかし、その答えが出る直前、檻に入れられていたはずのニーガンの姿が消えていたのです。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第4話の考察
共同体に襲い掛かる魔の手
ヒルトップ、アレクサンドリア、オーシャンサイドともに、姿なきウィスパーズの襲撃を受けていました。
前回、キャロルがアルファに発砲したのに許したこと、あからさまに姿を見せて襲撃してこない理由は、共同体にリディアがいるからでしょう。
ミショーンやダリルがリディアを守ろうとしているのも、リディアが共同体を離れればウィスパーズは必ず報復してくると分かっているからでした。
何としてもリディアを守らなければいけない、それよりも先に彼女を共同体にとどめておかなくてはなりません。
ただ、リディアがアルファの娘ということで、よく思わない者もいます。
ウィスパーズに仲間を殺された者ならば特にそうで、今回リディアへの暴行もエスカレートし、あやうく命を落とすところでした。
リディアが危機一髪の時に助けたのがニーガンで、彼女にとってニーガンは父親と同じような存在に感じているのかもしれません。
ニーガンを逃がしたのは誰?
ラストで、ニーガンが檻からいなくなっているのに気づいたゲイブリエル。
鍵が無ければ開けることは出来ませんが、当時鍵を持っていた女性は関係ないようでした。
この流れで行くと、ニーガンを逃がしたのはリディアではないかと思えましたが、ダリル曰く”リディアは家から出ていない”とのこと。
リディアは自分が逃がしたと嘘をつき、自らニーガンが閉じ込められていた檻に入ります。
その理由は、 檻の中にいれば安全だからでした。
彼女も仲間と認めてもらえずに苦しみ抜き、生け捕りにされなければ良かった、自分がヘンリーと逃げなければよかった、ママの言うことは本当だったなど、自分のすべてを否定し始めています。
本当の敵は外にいるウィスパーズなのに内部が大混乱。
では一体誰がニーガンを逃がしたのか。
鍵を手に入れることが出来る、もしくは盗むことが出来た人物。
アーロンは、ニーガンを憎んでいるものの前回助けられたこともあり、今回「変わったのかもしれない。馴染もうとしている」との発言もありました。
自分でもどうしていいのか分からず、ニーガンを逃がすことで借りを返そうとしたのではないかと……。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第4話の見どころと感想
エゼキエルがひとりでいたのは自殺するためで、その理由は王国を失い、キャロルも失い、ヒルトップまで失いそうになったことによる喪失感からのようです。
助けに来たミショーンに思わずキスをしたのも、抱えきれないほどの寂しさからなのかも。
しかし、ミショーンと話すことで思いとどまって良かった。
ミショーンもエゼキエルの気持ちが痛いほど分かっていましたから。
この世界になってまず愛する夫と息子を失い、さらに愛するリックを失ったミショーン。
「最初はマスクを被って、そのうちに素の自分になれた。だけど2度目は難しい」
未だに、リックを失った悲しみから抜け出せずにいると言うことでしょう。
その後、エゼキエルはいつもの彼に戻ることができました。
さらに、ミショーンたちがヒルトップにいた際、壁が倒れウォーカーの大群がなだれ込んできました。
その時、エゼキエルやミショーン、一緒に来ていたユージーンやジュディスが先頭に立ちウォーカーを始末していきましたが、ジュディスは子供なのに迷いがなく堂々とウォーカーを始末していく姿は感動ものです。
ここは一番の注目ポイントかもです!