【ウォーキング・デッド】シーズン11第5話「アウト・オブ・ジ・アッシェズ」ネタバレ・解説・考察。アレクサンドリアでは壁が崩壊しウォーカーが侵入し、道具不足の解消にとキャロルやアーロンたちはヒルトップに向かいます。また、マギーとニーガンはメリディアンに到着し、コモンウェルスではユージーンたちが逮捕される事態となります。
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【ウォーキング・デッド】シーズン11第5話あらすじ
アレクサンドリアでは、いつものように静かな朝を迎えていましたが、壁の一部が崩壊しウォーカーが侵入してきてしまいました。
住民たちは協力してウォーカーを倒しながら壁を補強しましたが、結局はその場しのぎで道具不足は深刻だったのです。
そこで、キャロル、アーロン、ジェリー、ロジータ、リディアの5人が話し合い、獲物の捕獲も兼ねてヒルトップに焼け残った道具があるか探しに行くことに。
一方で、コモンウェルスの住民として認められたユージーンたちは、コモンウェルスを率いているのがパメラ・ミルトンであるとビデオ映像で知り驚いていました。
パメラ・ミルトンは、シーズン8第12話に登場した女性ジョージーと同一人物ではないかと言われている連邦知事。
4人にはそれぞれ職業と住まいが与えられることになり、ユージーンは高校教師で宿舎は住宅13第1区域、プリンセスは販売員、エゼキエルは動物管理。
しかし、ユミコに与えられたのは仕事ではなく政務室からの招待状でした。
ただ、4人がここにやってきたのは仕事を貰うためではなく助けを求めるため。
そこでそれぞれ、エゼキエルとプリンセスは職長に探りを入れ、ユージーンはステファニーと会って状況を把握することにし、ユミコは招待に応じることにします。
また、メリディアンに辿り着いたニーガンとマギーは、少しばかりの食料を確保しつつ仲間の到着を待つことに。
【ウォーキング・デッド】シーズン11第5話ネタバレ解説
ウィスパーズの生き残り
ヒルトップの焼け跡には、かつての仲間を含む複数のウォーカーが彷徨っていました。
アーロンやキャロルたちはやりきれない思いで、1体1体ウォーカーを始末していきます。
ヒルトップは何もかもが焼き払われていたため、物はほとんど残っていません。
そんななか、一角に誘導されている数体のウォーカーを発見。
その動きは見覚えがありました。
かつて、アルファが率いていたウィスパーズが、ウォーカーを誘導している動きです。
アルファやベータの死亡によりウィスパーズは壊滅しましたが、すべてのウィスパーズが居なくなったわけではありません。
男性3名女性2名ほどの生き残りがヒルトップに隠れ住んでいたようです。
彼らはアレクサンドリアを脅かすようには見えませんが、アーロンは特に警戒し「生き残り」の存在を吐かせるため、男の左手をウォーカーに噛ませた後 切断するという拷問を行いましたがキャロルに止められました。
キャロルはヘンリーを失ってから心が壊れ、大切な人を傷つけたことを心の底から悔やんでいたのです。
そんな重荷は誰にも背負わせたくない、この道は進むべきではないと涙ながらに説得しました。
その思いにアーロンは男を解放し、キャロルは男に仲間と食べるようきのこを分け与えます。
しかしそこで思わぬ情報をえます。
男は、アルファの群れがいた洞穴から抜け出しましたが、その時にもうひとりの女性と出て来たと言ったのです。
彼女は仲間ではなく、最後に見たのはアレクサンドリア近くにある”叫ぶ洞窟”付近の森だということ。
その女性こそ、ずっと探していたコニーではないかと推測したのです。
「コニーは生きている」
彼らは使えそうな道具を馬車の荷台に積んでアレクサンドリアに戻り、翌朝 捜索することにしました。
コモンウェルス
ユージーンは、アレクサンドリアと連絡を取るためステファニーに協力を求めます。
ただ、通信機が使える許可が下りるまでには申請から数週間かかるとのこと。
そこでユージーンが、無許可で通信する方法を訪ねるとステファニーは含み笑いしながらある建物に案内しました。
雨林セスとエゼキエルが見張り役になり、ステファニーとユージーンはアレクサンドリアに連絡することが出来ましたが、そこにリーダーのマーサーが護衛隊を連れてやってきます。
彼らは、無許可で無線を使っていることを察知したようで、入り口でプリンセスが引き留めましたが時間稼ぎにはならず……。
結局、3人は逮捕されステファニーも共犯になってしまいます。
一方で、ユミコは兄トミ(イアン・アンソニー・デイル)と再会。
【HAWAII FIVE-0】アダム役でシーズン8からメインキャストとして出演。
優秀な外科医だったトミは、なんとケーキショップで働いていました。
ユミコは外科医として……と兄を説得しようとしましたが、トミは今の生活が楽しくて幸せだと外科医に戻ることを頑なに拒否します。
どうやら、トミは外科医では居たくなかったようでしたが、何よりトミがユミコに「また僕の人生に口を出す?」お行っていたのが印象的でした。
ユミコは前の世界で外科医だったのも、ユミコのごり押しがあったからなのか、半ば強制的に外科医になるよう仕向けられた?
弁護士という職業柄なのか、白黒をハッキリさせたり、自分がいいと思った方向に推し進めていたのかもしれません。
合流
ニーガンは、日没前まで待って誰も来なければアレクサンドリアに戻るべきだといい、マギーは車で待つと意見が割れます。
見つけた食料は多くはありませんが、それでも意味があるものだとニーガンいいますが、マギーは全然足りないから意味がないと反論。
時には諦めも必要ですが、マギーは決して諦めようとはしませんでした。
日没を迎える頃、ニーガンは食料をもって「俺は抜ける」とリュックを背負いアレクサンドリアに戻ろうとしましたが、マギーが怒り2人は掴み合いに発展。
そこに、ゲイブリエルともうひとり仲間がやってきます。
待つといったマギーの意見が正解でした。
ニーガンはそのままソファーに座り、「仲間を待つ」というマギーに無言で同意したことになります。
【ウォーキング・デッド】シーズン11第5話の解説
ユージーンたちは逮捕され裁判が行われることになりましたが、コモンウェルスの運営責任者ランス・ホーンズビーという男に助けられます。
これはステファニーが口添えしてくれたことによるもので、詳しい人物像が明らかになっていませんが、ステファニー曰くホーンズビーは信頼できる人物とのこと。
彼の口ぶりからマーサーよりも上の立場にいるようで裁判は白紙になりました。
しかし、追放されずともこのまま無罪放免という訳にはいかないようで、何かしら責任を取らされるとのことです。
ステファニーの表情から、その責任はそんなに軽いものではなさそうな雰囲気。
コモンウェルスは「規則第一」なので、ルールを破った時の責任が重そうです。
また、ウィスパーズの男からコニーが生きていたとの情報が!
ただ、叫びの洞窟はアレクサンドリアの近くにあるみたいなのに、なぜコニーは戻ってこなかったのかが疑問に残ります。
男が見た時には「生きていた」けれど、戻って来てないのであれば最悪の状況も考えた方がいいのかも?
そしてニーガンとマギーの2人は、憎み合い反発し合いながらもどこか通じるものを感じている様子。
ニーガンはどこかで線を引くタイプで、マギーはその逆というような印象です。
今後、行動や言動で注目度が高いのはこの2人とも言えるでしょう。