岡田結実が主演のドラマ『私のおじさん』第3話が放送されました。
第3話で焦点が当てられたのは、万年ADの出渕40歳。
ディレクターになる夢を諦めたいのに諦め切れない”葛藤”がリアルに描かれており、その人間くささが胸に刺さります。
また、千葉の”衝撃キス”のまさかの相手にネット騒然!
そんな『私のおじさん』第3話のネタバレ解説をお届けします。
『私のおじさん』第3話で話題のキャスト/福島雪菜
第2話のラストで、千葉(城田優)と衝撃キスをしていた美女は誰?とネットで話題に。
さっそく調べてみました。
名前 福島雪菜
生年月日 1998年11月11日(20歳)
身長 156cm
血液型 O型
活動内容 女優、グラビアモデル
所属劇団 劇団4ドル50セント
『私のおじさん』では、合コンで”当たり”の男性をゲットするために注力する“合コン女子”を演じています。
『私のおじさん』第3話のあらすじ
年明け初のひかり(岡田結実)の仕事は、バラエティ番組で“まぼろしの鯛”を捕獲するという企画でした。
旅行ロケと聞き、大喜びのひかりとオジサン。
しかし、他のスタッフたちは明らかに浮かない顔をしており、テンションだだ下がりな様子。
実は“まぼろしシリーズ”は、いつも以上にロケが過酷なのです。
今回ロケ先となったのは“蔵前島”という離島。
一同が蔵前島に到着して早々、プロデューサーの泉がインフルエンザで倒れてしまいます。
さらに、千葉Dも倒れてしまい……!?
『私のおじさん』第3話の見どころ
「寝ていいよ」の伏線回収に痺れる
ひかり(岡田結実)は、居酒屋で合コンをしていた上司たちと偶然居合わせ、流れでひかりも合コンに参加することに。
すると、合コンに参加している男性のひとりに「男に言われて嬉しい言葉は何?」と聞かれました。
女子が次々に”なるほど”と納得できる言葉を答えていく中、ひかりは「寝ていいよ……かな」と少しズレた回答をします。
おそらく、ADの仕事があまりに過酷で常に寝不足だから「寝ていいよ」という言葉が嬉しいということなのでしょうね。
そして後日。ロケ先で、千葉と二人きりで番組の打ち合わせをすることになったひかり。
しかし、ひかりはあろうことか、千葉の話を聞きながらついウトウトしてしまいます。
打ち合わせ中に寝るなんて、これは千葉D怒りそうだな、と思いきや……。
なんと、千葉はひかりに「寝ていいよ」と言葉をかけたのです!伏線回収キター!
「寝ていいよ」と言われた時、ひかりは一瞬ドキッとした表情をしていましたし、これはワンチャンふたりの恋愛があるかもしれませんね。
まさかこんな形で伏線が回収されるとは思っていなかったので、心の中で小躍りしてしまいました。
千葉(城田優)のキスシーンの相手に驚き
第1話と第2話ともに、ドラマの最後は千葉の衝撃キスで締めくくられていました。
ネットでも、毎話の千葉のキスシーンは注目されており、『私のおじさん』の大きな見どころのひとつとなっています。
1話では、職場のメイクさんと。
2話では、合コンにいた女の子と。
今回の3話は一体誰と!?と、ドキドキしながらテレビ画面を凝視していたところ、目に飛び込んできたのは、まさかのひかりとのキス!!
いつかは主人公のひかりとキスする可能性もあるかも、と推測はしていましたが、まさかこんなに早くその時が来るとは思っていませんでした。
あまりの驚きに、ネットも騒然としていました。
次回以降、千葉は誰とキスをするのでしょう?
お決まりだと思っていた”千葉の衝撃キス”が、今後はなくなってしまうのか気になるところです。
『私のおじさん』第3話の感想と考察
万年ADの苦悩に共感
今回の第3話で焦点が当てられたのは、万年ADの出渕(小手伸也)でした。
かつてはディレクターになる夢を持ち、その夢が叶った暁には恋人にプロポーズをしようと考えていた出渕。
しかしいつしか「俺の感性を理解できる人間がいないからディレクターになるのは無理だ」と夢を諦めるようになりました。
おそらく、後から入ってきた後輩の千葉がトントン拍子にディレクターになり、千葉の才能を見せ付けられるうちに心が荒ぶっていったのだろうと思います。
自分の上司が年下だと仕事がやりにくいですし、他人の才能を羨む気持ちも理解できます。
心が荒ぶりながらも夢を捨て切れないところが人間くさくて出渕が好きになりました。
そして、10年もADを続けているということは、やはり何だかんだ言っても、”番組を作る”仕事自体が好きなのでしょうね。
ネタ帳にぎっしりネタが書かれていたことからも、ディレクターになる夢を捨て切れていないことが窺えます。
夢を諦めたいという気持ちと、夢を捨て切れない気持ちの狭間で悩む出渕はとても人間らしかったです。
そんな出渕ですが、第3話では、ディレクターの代役を務めるチャンスが訪れます。
ロケ先で千葉Dが倒れてしまい、他にディレクターをできる人が誰もいないという状況に。
「代わりに俺がやる」とすぐに言えない出渕がもどかしいと思いましたが、同時にすごく共感できました。
10年近く心が荒ぶっていれば、そう簡単に人は素直になれないものです。
素直に踏み出せないでいる出渕。そんな出渕を遠目で見ている千葉の眼差しが印象的でした。
千葉は、かつて出渕が情熱を持って”企画”をしていた姿を誰よりも近くで見てきたため、出渕の今の姿に思うところがあるのでしょう。
胸に刺さる結末
一日だけディレクターを務めた出渕ですが、結果は成功とは言えない出来でした。
上司の反応はいまいちで、結局千葉が編集をし直すことに。
「頑張ったからといって必ず報われるわけじゃない」
本当にその通りですし、リアリティのある結末がとても心に刺さりました。
そして、ただ厳しい現実を突きつけただけではなくて、同時に少しの希望も描かれているところが良かったです。
ディレクターとしての初仕事は成功とは言えないものだったけれど、町では、出渕が編集した番組を見て笑う女子高生が居たのです。
たった一人でも自分が作ったものを面白いと感じてくれる人がいる、という事実を目の当たりにした出渕は、今後きっと頑張れるはずです。そう信じたい!
そして、恋人にやっとプロポーズができた出渕。
きっと過去に恋人が離れてしまったのは、出渕がディレクターになれなかったからではなくて、出渕の“夢と向き合う姿勢”が投げやりだったからではないでしょうか。
今後少しずつ、出渕の仕事に対する姿勢は変わっていくと思います。
今回の話で出渕が好きになったので、出渕の今後を見守っていきたいです!
まとめ
いかがでしたか?今回もまた、様々な展開で楽しませてくれました。ラストはドキッとするシーンで締めくくられ、次週はどうなるのか楽しみも増えたのではないでしょうか。