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『私のおじさん』第6話ネタバレ考察と感想。人生最大の選択!揺れ動く千葉の心情がリアルで目が離せない!

2019冬ドラマ
©Dramas Note

岡田結実が主演のドラマ『私のおじさん』第6話が放送されました。

今回は、千葉が他社に引き抜かれるという内容で、揺れ動く千葉の心情がとてもリアルでした。

また、ディレクターに昇格した出渕の張り切り具合にも注目!

張り切り方のクセがすごいです!

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『私のおじさん』第6話の見どころ

オジサンが見えるようになった千葉

前回のラストでベッキーとキスをしたあと、突然オジサンが見えるようになった千葉D(城田優)。

職場でも、ことあるごとに現れるオジサンに切れまくる千葉。反応ひとつひとつがオーバーリアクションで、いつもの千葉とは違う一面が見られました。

そんな千葉を見て、周りが「働きすぎて精神的にやられちゃったのかな」と見当はずれな心配をしているのも面白かったです。

とにかく休めと泉Pに言われた千葉は、仕方なく休むことに。迎えた休日、婚約者の麗華とデートをしているところに大手メディアの神渡が同伴し、千葉を引き抜こうとするのでした。

千葉の決断はいかに!?

出渕の張り切りかたのクセがすごい

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千葉が休みを取ったのを期に、出渕(小手伸也)がディレクターに昇格。

以前、1日だけディレクターを務めたもののあまりいい結果を残せなかった出渕ですが、今回は正式にディレクターに昇格するということで、出渕の気合が感じられました。

ディレクターになりたいという10年来の夢がやっと叶ったわけなので、出渕がはしゃぐのも当然ですよね。

それにしても、出渕は千葉を意識しているのか、ディレクターになってからは、言動を千葉に寄せているのが笑えます。

千葉の真似+ビジュアル系バンドのボーカルのような動きで張り切る姿を見せる出渕。張り切りかたのクセがすごいです(笑)

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6話考察:”オジサンが見える条件”とは?

最初は、ひかり(岡田結実)にしかオジサンが見えていなかったのに、突然千葉にも見えるようになりました。

と思いきや、6話の後半では、千葉はもうオジサンが見えなくなっていて、しかもオジサンが見えていたという記憶まで失った様子。

一体、オジサンとはなんなのでしょうか。見える条件、見えなくなる条件、オジサンの存在理由などについて考察していまきす。

・千葉は、他社に引き抜きをされ、“自分が本当にやりたいことは何なのか”を悩んでいる時にオジサンが見え始めた

・千葉は、過去にも“自分のやりたいこと”について悩んでいた時期があり、その時にはオジサンが見えていた

・千葉は、引き抜かれた会社に行くか今の会社に残るか。その答えを見つけた途端にオジサンが見えなくなった

・ひかりは、自分のやりたいことが見つかっていなかった。けれど「この番組を絶対に守りたい!」という強い意志を抱いた瞬間に、オジサンの姿が消えかけた

以上のことから、オジサンは、“自分のやりたいこと”が見えない人のところに現れる妖精なのではないでしょうか。あるいは、仕事に対して迷いがある人のところに現れるのかもしれません。

この仮説が正しい場合、ひかりがオジサンが見えなくなる日も近いと思います。

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『私のおじさん』第6話のネタバレ感想

千葉の迷い

千葉は、大手ネットメディアで働く神渡に、引き抜きの話を持ちかけられました。

地上波だけではなくネット配信もしているから今よりもっと面白いことができる、という神渡の話に興味を示す千葉。

それでも、千葉は今の番組”ヤッテミー”を一日でも長く続けたいという気持ちもあり、一旦は断ることに。すると神渡は「この先何十年もあの番組をやっていくの?もっと自分の力を試したほうがいい」と言い、千葉もその言葉に揺らいだ表情を見せました。

ディレクターというのは、一日でも長く番組を続けるために奮闘することが己の仕事。番組愛の強い千葉ならなおさらその気持ちが強いはずです。

ですが同時に、”今の番組が終わらない限り、次の新しいことができない”というジレンマもあり、そんな時に神渡の引き抜きの話があったので、千葉の心が揺らいだのでしょうね。

神渡の話では、ニューヨークでドキュメンタリーを撮る仕事を千葉に任せたいとのこと。

千葉はもともと、ドキュメンタリーを撮るのが夢だったので、気持ちが傾くのも理解できます。そこで千葉の背中を押したのは、オジサンでした。

千葉の決意。みんなの反応は……

オジサンの後押しもあり、ニューヨークへ行くことに決めた千葉。

千葉が会社を辞めると知った時、職場のみんなは「千葉さんがいないと無理ですよ」と嘆きます。しかし、いつもは飄々としている泉Pが、今回は珍しく神妙な面持ちで「千葉に頼りすぎだ。千葉がいなくてもやっていかないと」とみんなをまとめるのでした。

千葉と泉Pは、若手のころに”絶対にふたりで面白いものを作ろう”と固く誓った間柄。なので泉も本心では千葉にやめてほしくないと思っているはずですが、千葉の意思を尊重するところが大人で素敵でした。

千葉の辞職を知って一番ショックを受けたのは、千葉に恋をしているひかりでしょうね。

ニューヨークに行ってほしくない気持ちと、夢を応援したい気持ち、どちらの気持ちも抱きながら、目に涙をためるひかりの姿が印象的でした。

ニューヨーク?それともヤッテミー?

千葉がニューヨークに向かう当日。

“ヤッテミー”のスタッフたちは、生放送のための準備で、それぞれが奔走していました。そんな中、なんと、出渕Dがエレベーターに閉じ込められてしまいます。

出渕の代わりにディレクターができる人などおらず、現場は混乱をきわめていました。それぞれがテンパっており、生放送直前の現場はまるで地獄絵図のようでした。

スタッフ全員が、生放送失敗の覚悟を決めたその時、ついに、ついに千葉が登場! 千葉の登場は、ネットでも歓喜の声で溢れていました。

話の流れで、千葉が助けにきてくれるだろうことは何となく予想がつきましたが、それでも、千葉の登場シーンは痺れました。

やはり”今”はまだヤッテミーには千葉が必要な存在だと、スタッフも痛感したに違いありません。

千葉も、やりたいことを諦めたわけではなくて、”今”自分がいるべき場所を自分の手で選択したということなのでしょうね。

Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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