【ウェントワース女子刑務所】シーズン7第9話ネタバレ。
マリー脱獄計画へ向けて、ショーンが動き出しました。
マリーとジャクソンの秘密の関係を知ったヴェラは、どのような行動に出るのか?
クライマックス間近で緊張感が増してきた【ウェントワース女子刑務所】シーズン7第9話のネタバレと感想をお伝えします。
【ウェントワース女子刑務所】シーズン7第9話「攻囲、パート1」あらすじ
ジャクソンとマリーが肉体関係を持っている証拠を掴んだヴェラは、ジャクソンにマリーの刑務所移動を要求します。
借金で首が回らなくなった看守リンダの弱みに付け込み、彼女を利用しながらマリー脱獄計画を進めるショーン。
そんな中、ブーマーがリズとフランキーの面会をサプライズ計画しました。
しかし、認知症の症状が再発したリズはフランキーの事を思い出すことができずショックを受けます。
認知症改善のための試験薬の効果がなくなってきたと感じたリズは、息子アーティに最後の別れを告げる決心をするのでした。
マリー脱獄計画決行の日、ショーンはマリーを連れ出します。
看守に成りすました共犯者も到着し、脱出を実行しようとしていた時、マリーは体調不良で医務室へ運ばれるルビーの姿を見つけます。
「5分だけちょうだい」と、ショーンに頼むマリー。
そのたった5分で事態は大きく狂いだすことになるのでした。
【ウェントワース女子刑務所】シーズン7第9話ネタバレ
ヴェラが証拠を掴む
ヴェラは、ジャクソンがマリーを連れ出しているところを過去のカメラ映像で確認しました。
2人が会っているという決定的証拠を押さえたヴェラは、ジャクソンにマリーの移動申請書に署名するよう要求します。
しらを切るジャクソンに、全てを知っていると伝えるヴェラ。
しかし、「俺の行為は誰にも迷惑をかけない。」と、署名に応じようとしませんでした。
ジャクソンは騙されキャラになっていました。
今回ばかりは、早く目を覚まして欲しいと願います。
息子との悲しい別れ
リズは、面会に来たフランキーの事を思い出せずショックを受けます。
ミラー医師に頼み込んで、許可されていない認知症治験薬をこっそりもらって服用していたのですが、状態が悪化し続けている事を悟ったリズは、息子アーティとの別れを決意します。
面会に来て、次は婚約者を連れてくると嬉しそうに話すアーティに、自分は認知症を患っており、病状は深刻で進行も速いことを伝えます。
リズは、長い時を経てようやくアーティと和解したのにもかかわらず、このような選択を取らざる負えなくなりました。
息子の事が分からなくなった自分の記憶を作ってほしくない、今の自分を覚えていてほしい、息子を愛するが故の辛い決断をしたリズが切ないです。
大切な人と話すとき、いつも語尾に”Love”という言葉をつけて話すリズは、本当に愛情深い素敵な女性。
最後にリズから抱きしめられてなかなか離れようとせず、リズが去った後にただ立ち尽くすアーティの姿には涙なしで見られません。
狂っていく計画
予備審問のための護送車を待つ間、待機房に移されたリタは、マリーとショーン2人の様子をみて不審に思っていました。
ショーンの計画はリタの護送車にマリーも一緒に乗せ、その後、自家用機に乗って逃亡するという流れでした。
ニセの看守になりすました共犯者が護送車に乗って到着し、ショーンはエックス線検査をリンダと交代し、入り口で拳銃の入ったバックをそのまま通します。
このままマリーを連れて護送車に乗せれば良かったのですが、扉の向こうにマリーを連れ出そうとしたとき、体調不良で医務室へ連れていかれるルビーの姿を見かけてしまいました。
息子を殺した犯人に、最後に何かしかけようと思ったマリーは5分だけ時間をくれとショーンに頼みます。
ショーンは、予定の時間を過ぎていることに焦っていましたが、マリーの頼みを聞き入れることにしました。
しかし、このマリーの申し出により計画が狂っていくことになったのです。
ルビーの元へ向かおうとするマリーの所に、リズを連れたヴェラがやってきます。
マリーがいる事を不審に思い、更に見かけない看守2人に対してIDを見せるよう要求したヴェラ。
もちろんIDなんて持っていない共犯者の男は、カバンの中にあるといって部屋にに向かうと、カバンから拳銃を取り出しヴェラを人質にしてしまいました。
すると、同じ時に認知症により意識が混乱したリズが医務室で暴れだしてしまいます。
みんながリズに気を取られた隙を見てヴェラが非常ボタンを押しました。
入り口付近がざわついているのを監視カメラで見つけたジャクソンは、ショーンに何が起こっているのかと無線で尋ねます。
なんとかその場を取り繕おうとするショーンでしたが、ヴェラが部屋から飛び出し、今すぐ所内を封鎖するようジャクソンに要求。
刑務所内はジャクソンにより封鎖され、ショーンたちは逃げ場を失ってしまいます。
混乱する状況の中、今すぐ行きましょうとショーンに促すマリー。
事態を把握できていないようです。
あんたが5分くれといったからだと、マリーは計画が狂ったことを逆に責められてしまうのでした。
裏切りに気づくジャクソン
ジャクソンは、入り口で起きている状況を把握できていませんでした。
ジェイクは、リンダがショーンから多額の借金をしているので、それと関係しているのではとジャクソンに言いますが、リンダはこの件は借金のことではなくマリーが関与していると言います。
リンダから、ショーンとマリーの間には何かあると聞いたジャクソンは、一気に不安な表情に。
自分を愛してくれていると言っていたマリーの言葉はウソだったのか?
マリーを信じたい気持ちと、利用されていたのかもしれないと疑う気持ちが交差します。
マリーは、自分がそのまま人質となってショーンに連れていかれても構わないから、ヴェラや囚人たちを助けたいとジャクソンに言います。
早いところ脱出したいマリーは、単なる口実として言っているのですが、ジャクソンはマリーの身を案じて扉を開けるという決断を下すことができません。
そんな中、待機房に閉じ込められているリタを見つけた看守がジャクソンに電話をつなぎました。
リタは、黒幕はマリーでショーンと2人の看守はマリーのために動いていると伝えます。
マリーと再び話したジャクソンは、マリーを問い詰めはじめました。
最初は言い訳を並べていたマリーでしたが、狙いに気づかれはじめたと感じたマリー。
「扉を開けて!」
そこでジャクソンは、ようやく自分はマリーに利用されていただけだということに気づくのでした。
【ウェントワース女子刑務所】シーズン7第9話の感想
脱獄できることを確信したマリーが、自分のエゴを優先して動いたために計画が狂い、大変なことになってきました。
ショーンは、マリーの後援者の男に指示された仕事をやっているという感じで、あまり頭がよくない印象です。
だからこそ、後先考えずに発砲したりするので逆に怖い存在です。
扉を開けてもらえないことにイラついたショーンが何者かに向かって発砲しました。
最後に銃口が向けられていたのはヴェラでしたが、果たして誰が最初の犠牲者となったのか?
また、今回フランキーがサプライズゲストとして登場しました。
全シーズン通して上位の人気キャラだったフランキーが出演してくれたことはファンにとっても嬉しいサプライズだったと思います。
さぁ、次回がいよいよシーズン7の最終話となります。
看守や囚人たちの命はどうなる?カズ殺しの犯人も明らかになるのか?