「ブリジャートン家」で主演を務めるジョナサン・ベイリーが、「オズの魔法使い」の続編【ウィキッド】にてアリアナ・グランデとシンシア・エリボの相手役を演じることが決定した。ジョナサン・ベイリーは、フィエロ役を演じる。
【ウィキッド】にジョナサン・ベイリーの出演が決定
【イン・ザ・ハイツ】(2021)で監督を務めたジョン・M・チュウが監督を務める【ウィキッド】に、【ブリジャートン家】(2020)で知られるジョナサン・ベイリーがフィエロ役を演じることがわかった。ジョン・M・チュウ監督は自身のTwitterにて、「彼は完璧だ、彼らは完璧だ。興奮しすぎてなかったことにしたい。」とキャスティングを絶賛している。
ジョナサン・ベイリー演じるフィエロ役の相手役には、グリンダ役にアリアナ・グランデ、エルファバ役にシンシア・エリボが名を連ねる。【ウィキッド】はブロードウェイでも上演されている人気作品で、2003年から開幕して現在も上映を続けており、ブロードウェイで10億ドル以上の収益を上げるミュージカルだ。
ブロードウェイミュージカルでは、「ライオンキング」に次いで史上2番目の興行収入を記録している。なお、ブロードウェイショーで音楽と歌詞を手掛けたスティーブン・シュワルツは、脚本家のウィニー・ホルツマンと共同で本作の脚本を手掛ける。
本作は2部構成の長編映画で構成され、2024年と2025年のクリスマスに公開される予定で、主要な撮影は11月から始まるとのこと。原作はグレゴリー・マグワイア著書の同名小説で、「オズの魔法使い」の前日譚となっており、西の悪い魔女のエルファバと良い魔女のグリンダの学生時代の友情が描かれる。
2部構成にした理由についてジョン・M・チュウ監督は、2部構成に分割することで正確な物語を伝えるためだと発表した。これは単に物語を伝えるためだけでなく、原作のグレゴリー・マグワイア著書の同名小説との織り交ぜ方を模索している可能性もあると米各紙は報じている。
それというのも、原作のグレゴリー・マグワイア著書の同名小説は非常に重苦しいものであり、その辺りのバランスの取り方を模索しているのかもしれない。
製作はユニバーサルを拠点とするマーク・プラット・プロダクションにてマーク・プラットが務め、プロデューサーはデヴィッド・ストーン、プロジェクトを監督するのはユニバーサルの制作担当上級副社長のエリック・バイアーズと、制作開発担当副社長のレキシー・バルタだ。