Netflixオリジナルドラマ【ウィッチャー】シーズン1ネタバレ
魔法や魔物が存在する世界を背景に、ウィッチャーと呼ばれている魔物ハンターの戦いの物語。
アンドレイ・サプコフスキの同名小説を原作に描く壮大なアクションファンタジーです。
【ウィッチャー】作品情報
作品データ | |
公開年(製作国) | 2019(アメリカ合衆国) |
原題 | The Witcher |
監督 | Jean-Philippe |
配給 | Netflix |
キャスト | ヘンリー・カヴィル、アーニャ・シャロラ、フレイヤ・アーラン、ジョーイ・ペイティ、ラース・ミケルセンほか |
公式サイト |
【ウィッチャー】シーズン1あらすじ
ウィッチャーと呼ばれている魔物ハンターでミュータントのゲラルト(ヘンリー・カヴィル)は、仕事を依頼してきた市議を訪ねてブラビゲンという町を訪れました。
バーで市議の家はどこかと訪ねますが、彼がウィッチャーであるのを理由に出て行けと非難されます。
男たちが集まりだし、一発触発直前というところでカウンターにいたレンフリ(エマ・アップル)という女性が止めました。
レンフリは、ビールを2人分注文すると「行く先々で怪物に会う」と言いながらゲラルトに近寄ります。
その時、マリルカという少女がゲラルトに「キキモラはいくらか?」と話しかけてきました。
彼女はゲラルトが探している市議の娘で、退治したキキモラを見せに馬の所に連れて行きます。
市議はグラベアーという怪物退治のチラシを出していましたが、ゲラルトが退治したのはキキモラ。
マリルカは、「キキモラは父には必要ないけれどマスター・イリオンのところに持って行った方がいい」とアドバイスし、ゲラルトをイリオンの屋敷まで案内することに……。
マスター・イリオンの屋敷に到着すると、マリルカは外でゲラルトの馬の世話を引き受け、ゲラルトは屋敷の中に入って行きました。
ドアには魔法が掛けられていたことから、ゲラルトはイリオンが魔法使いであると気づきます。
しかし、イリオンと名乗っている老人は、実際はイリオンではなくマスター・ストレゴホル(ラールス・ミケルセン)と言う名。
ニックネームとしてイリオンを名乗っているとのことでしたが、これにも理由があったのです。
ストレゴボル曰く、マリルカは重要な時だけ手伝いをしてくれているようで、今回ウィッチャーを連れて来たのもストレゴボルがゲラルトに 依頼したいことがあったからでした。
屋敷の中をゆっくりと歩きながら、ストレゴボルはゲラルトにある魔物を殺してほしいと依頼します。
ところが驚くことに、その魔物とはバーでゲラルトが知り合ったレンフリだったのです。
【ウィッチャー】主要登場人物
ゲラルト役/ヘンリー・カヴィル
ゲラルトは、ウィッチャーというハンターで色々な仕事を引き受けています。
突然変異のミュータントという存在で、人々から疎まれる事も。
魔術師ステレゴボルがウィッチャーに依頼した内容は……。
ゲラルト役のヘンリー・カヴィルは、映画【コード・ネーム U.N.C.L.E】(2015)や【ジャスティス・リーグ】(2017)などに出演していました。
シリラ役/フレイヤ・アーラン
シリラは、国の王女で街の子供たちと遊ぶのが日課でした。
そんなある日シリラの身に不幸な出来事が降りかかり……。
シリラ役のフレイヤアーランは、ドラマ【The Third Day】(2020)などにも出演しています。
イェネファー役/アーニャ・チャロトラ
イェネファーは、体に障害を持っている女性です。
その障害のせいで、街に出るといつもいじめられていました。
しかし、ある日イェネファーの運命が変わりだし……。
イェネファー役のアーニャ・シャロトラは、ドラマ【ワンダー・ラスト:幸せになるためのセラピー】(2018)にも出演していました。
【ウィッチャー】他の登場人物
レンフリ役/エマ・アップルトン
レンフリは、ゲラルトとバーで出会った女性。
彼女には、特別な能力と過去が……。
レンフリ役を演じたエマ・アップルトンは、映画【国を売る人】(2019)などにも出演していました。
ジャスキエル役/ジョーイ・ベイティ
ジャスキエルは、ポサダにある酒場でゲラルトと出会った吟遊詩人。
ゲラルトの武勇伝を歌にして、みんなに伝えるといい”勝手に”魔物退治に同行することになりました。(原作ではダンデリオンという名前です)
ストレゴボル役/ラールス・ミケルセン
ストレゴボルは、魔法使いです。
彼は、ウィッチャーのゲラルトにある人物の殺害を依頼し……。
ゲラルト役のラールス・ミケルセンは、映画【獣は月夜に夢を見る】(2014)や【きっといい日が待っている】(2016)などにも出演しています。
【ウィッチャー】シーズン1第1話ネタバレ
リリット
ストレゴボルがレンフリの殺害をゲラルトに依頼したのは、彼女がリリットの最後の娘だという理由。
”黒太陽の呪い”
魔法使いのエティバルド曰く「リリットを招くのは60人の王女で川を血で染める」とのこと。
リリット娘と呼ばれる王女は”日食”に生まれた姫。
ストレゴボルはかつて、体内で変化した少女を隔離しましたが全員死亡し、確証を得るために解剖したと話していました。
さらに、レンフリはクレイデン国の王女でストレゴボルは出産で彼女を取り上げた時に、その兆候に気づいたようです。
レンフリはそれを知っているストレゴボルを殺害しようと彼を追っているとのことでした。
それでもゲラルトは、人間は狩らないと依頼を断ったのです。
レンフリの死
ゲラルトは森でレンフリと会い、彼女からもストレゴボルを殺害してほしいと頼まれましたが「殺せば奴らのような怪物になる」と拒否。
その後、町に戻るとレンフリの仲間に襲われるも全員叩きのめし、最後にレンフリと戦って彼女を刺しました。
レンフリが息を引き取る間際、謎の言葉を残します。
「森にいる少女こそがあなたの運命」
一方で、ニルフガード国に攻め入られたシントラ国では、国王と女王も戦いに参戦しましたが王は死亡し、女王は重傷を負って屋敷に戻ってきます。
母を心配したシリラ王女(フレイヤ・アーラン)が駆け寄ると、女王から「リヴィアのゲラルトを捜して」と言われ、護衛と共に城を後にしたのです。
【ウィッチャー】シーズン1第2話ネタバレ
エルフ
シリア王女は、逃げる途中で護衛が矢で打たれて死亡。
敵兵に捕まるも、”叫び”で逃げ出し森に身を隠して追手から逃れていました。
一方でウィッチャーは、酒場で知り合った若者から「穀物を盗む魔物を退治してほしい」と依頼されます。
そのうち、酒場で歌っていた青年がウィッチャーを手伝いたいとほぼ無理やりに魔物退治に同行しました。
売られた少女
体に障害があり、周りからいじめられていたイェネファー(アーニャ・シャロトラ)。
彼女が家で父親の手伝いをしていると、どこからともなく魔女が現れました。
魔女は、イェネファーの父親にその獣はいくらかとと尋ねます。
父親は嫌がるイェネファーをたった4マルクで売ってしまいました。
こうしてイェネファーは、傷つきながらも無理やり馬車に乗せられ、アレツザという魔法学校へ連れて行かれたのです。
彼女を買った人物は、アレツザの学長ティサイア(マイアンナ・バーリング)。
教室には、イェネファーと同じように両親に売られた子供たちが何人もいました。
何か1つでも特技が欲しいと思ったイェネファーは必死に魔法の練習をしますが思うようにいかず、イストレド(ロイス・ピエールソン)を頼るように……。
しかし、そんなイェネファーの体には、本人さえ知らない秘密があったのです。
彼女には、なんとエルフの血が流れていました。
森の中の少女
一方で、森の中に逃げ込んでいたシリラ王女は3日間逃げ続けた末、森の奥にある集落を見つけました。
シリアが中に入っていくと……。
そこで、ある青年に「そのマントは父が作ったものだ」声をかけられ、彼の家族がいるテントへ案内されます。
シリラは、女王に対する民衆の批難の様子から見の危険を感じフィオナと偽名を使いました。
青年も家族もシリラを優しく迎え、彼女も安心して眠りにつくことが出来ました。
ところが、その夜中。
シリアを探しているニルフガード軍の兵士たちが集落に火を放ち、人々が皆殺しにされてしまいます。
それに気づいたシリアが、騒動に紛れて逃げようとしたその時。
森を彷徨っていた時に出会ったシントラの民ダーラ(ウィルソン・ラジュー・パジャルト)に救われたのです。
【ウィッチャー】1話~2話の時間軸
時系列について
【ウィッチャー】はゲラルト、シリラ、イェネファーという主要人物の物語が別の時間軸で描かれています。
その為、把握するのが難しいと思っている方もいるようなので、簡単に物語の時系列をお伝えします。
なお、これは公式サイトの年表を参考にして作成しています。
【ウィッチャーの年表】
ーConjunction of the Spheresー
大陸に人間とモンスターが出現。
786年
ストレゴボルが誕生。
839年
サネッド島に魔法学校アレツザが設立。
それと同時に魔法協会も設立され「掟」も作られました。
967年
最初のウィッチャーが作られます。
1169年
ゲラルトの誕生。
しかし、母ヴィセーニャはゲラルトのことを放棄。
その後ゲラルトはウィッチャーとしての修業を受けることになりました。
1192年
イェネファーが誕生。
彼女は人間の母とハーフエルフの父の間に産まれました。
1206年
魔法学校の学長ティサイアが、イェネファーを4マルクで買い取りアレツザに入学させました。
イェネファーは何かひとつでも特技が欲しいと魔法を勉強します。
1210年
魔術で美しさを手に入れたイェネファーが、エイダーン国王のヴィルフリルに近づきます。
1213年
1200年に1度起こる皆既日食の日(黒い太陽の日)に、レンフリが誕生。
しかし、ストレゴボルは彼女は呪われている子供だとして国外追放にしました。
その後レンフリは、盗みを働きながらも生き延びストレゴボルへの復讐の機会を待っています。
1222年
ヤスキエル誕生。(彼の本名はジュリアン・アルフレッド・パンクラッツ)
1231年(シーズン1第1話)
ゲラルトがブラビケンにやってきて、レンフリと仲間を殺害。これによりゲラルトは、ブラビケンの殺し屋という呼び名になります。
1238年
ニルフガードが北方へ侵攻を始める。
1240年
ゲラルトとヤスキエルが、ポサダの酒場で出会います。
【ウィッチャー】シーズン1の1話・2話の感想
アクションファンタジーというだけあって、戦闘シーンは迫力がありましたし、登場人物たちの多くが深い闇を抱えているので、ストーリーが複雑になっています。
シリラとウィッチャーのゲラルトは、2話までではまだ出会えていません。
シリラがゲラルトと会ったら何を依頼するつもりなのかも気になります。
他にも、イェネファーがエルフの血をひいている事に関しても衝撃的でした。
母親とエルフの間に生まれたのか、もしくはゲラルトのように突然変異なのか。
それぞれの登場人物たちに注目して、今後のストーリーもチェックしてみてください!