「ウィッチャー」シーズン4について
シーズン4でゲラルトはどこに向かうのか
気になるシーズン4でのゲラルトたちの動向については、「ウィッチャー」のショーランナー兼製作総指揮を務めるローレン・シュミット・ヒスリックが、Tudumのインタビューで明かしています。シーズン3で起きた全ての出来事のあと、ゲラルトは政治的中立がもはや通用しないことを悟り、ある側を選びます。
ローレンによれば、ゲラルトの味方はイェネファーとシリであり、ゲラルトは彼らのためなら何でもするとのこと。実際、シーズン3のフィナーレでゲラルトはシリを捜しに行った際に腐敗した兵士を撃退しており、シリとイェネファーを守るためならどんなことにも立ち向かう姿が見て取れます。
とはいえ、ゲラルトのシリとイェネファーを探す旅は1人ではないでしょう。これは原作小説ファンが”ハンザ”として知っていることの始まりであり、ハンザはゲラルトと一緒に旅をするグループです。
これまで感情を持てないと主張してきたゲラルトですが、イェネファーとシリを取り戻すには助けが必要だと気づき、ハンザはゲラルトの新しい家族となります。
シーズン4でシリはどうなる?
シリもゲラルトのように、ラッツという新しい家族を得ます。ラッツはティーンエイジャーの集団で、彼らはあらゆる楽しみやトラブルに巻き込まれ、これまで見てきたシリとは全く異なる一面を見ることができるでしょう。
ただ、シリはコラス砂漠の旅の間に強大な力を手放しており、この力が永遠になくなるかどうかはシーズン4で追及されることになります。
「シリは過去に生き続けることもできるし、砂漠での経験の果てに未来に突き進むこともできる。そして、彼女は自分の未来のために選択をする。シーズン4では、シリは自分がどこから来たのか、どうやって忘れるのかという決断に立ち戻ることになるでしょう。」とローレンは語ります。
シーズン4のイェネファーの役割とヴィルゲフォルツの裏切り
イェネファーは過去の清算に費やした3シーズンを経て、アレトゥーザのリーダーとして新たな難問に直面することになります。母親代わりのリーダーや仲間もいなくなった今、イェネファーはどのようなリーダーになるのか、自分の役割に関する大きな選択に迫られます。
まだまだ謎の多いヴィルゲフォルツの計画は、シーズン4でより明らかになるようです。ヴィルゲフォルツがエマールを見つけた時期とシリの力が爆発し始めたのは時期から、シーズン1でエムヒルがシリを迎えに来てシントラを焼き払ったのにヴィルゲフォルツは関与していたのかといった様々な謎が明らかになります。
これについてローレンは、「私たちは、ヴィルゲフォルツとエムヒルがどのように連携しているのか、私たちが用意した手掛かりやパンくずの全てを遡ってみてほしいと思っています。というのも、明らかにヴィルゲフォルツ、エムヒル、そして彼らの過去と未来にはもっと多くのことが起こっているからです。」と既に伏線が隠されていたことを明らかにしました。
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