【イエロージャケッツ】シーズン1全あらすじと考察。あの時、彼女たちに何があったのか?

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【イエロージャケッツ】第6話

あらすじ

1996年

冒頭、ロッティの幼少期の様子が明かされ、その頃から交通事故を事前に予知するなどの不思議な力があったことが判明。

そんなロッティはある晩、タイッサが森の中で無我夢中で土をむさぼる姿を目撃しました。

翌日、ロッティはタイッサにその事実を確認するも彼女は否定。

自分の能力に疑問を抱くロッティは敬虔なカトリック信者のローラに助けを求めます。

ローラの協力を得て聖霊に触れたロッティでしたが、彼女が目にしたものはツノに血が付いた鹿と、真っ黒なローラの姿でした。

ローラの背後に差す太陽の光は、まるで燃え上がる炎のようにも見えました。

その日、ナタリーとトラヴィスが狩った獲物もまたツノに血が付いた鹿でした。

ジェフの子を身籠ているショーナは自ら中絶を試みますが失敗に終わり、南へ救助を呼びに行くというタイッサに一縷いちるの望みをかけます。

現代

死亡現場からも謎のマークが見つかるなど、ますます他殺の線が濃厚となってきたトラヴィスの死。

そこでナタリーはタイッサとショーナを呼び出し、トラヴィスについての情報を共有します。

これによりわかったのは、謎のマークが描かれたポストカードはショーナにだけ届いておらず、送り主不明のブラックメールはナタリーとタイッサにだけ届いていることでした。

ブラックメールでは口止め料5万ドルを要求してきているため、それを利用して紙幣にGPSを仕込み、メールの送り主を特定することに。

また、ショーナは毎年恒例である”ジャッキーの両親主催の誕生日パーティー”へと足を運びます。

ミスティはイエロージャケッツの墜落事故について嗅ぎ回る記者を誘き出し、用意していた薬を盛って自宅に監禁しました。

ウサギの置物はジャッキーの両親からのプレゼント

ショーナの家のキッチンの窓際には幾つものうさぎの置物が置かれており、何故ウサギ嫌いなショーナがそんなものを飾るのか不思議でした。

ところが、今回ジャッキーの誕生日にショーナとジェフが行っている恒例行事によって、その謎が判明。

それは、ジャッキーの誕生日を彼女の両親と共に祝う会であり、ショーナがジャッキーに代わって彼女の両親からプレゼントを受け取っていたのです。

そのプレゼントがウサギの置物でした。

ジャッキーの母は毎年プレゼントを用意していると発言しており、ウサギ嫌いなショーナの家にあるウサギの置物も彼女からのプレゼントだとすれば納得がいきます。

ジャッキーの両親からのプレゼントともなれば、無下に捨てることは出来ないのでしょう。

ショーナはジャッキーに強い恨みを抱いている⁉︎

ショーナの家にあるウサギの置物は、ジャッキーの両親からのプレゼントだと判明しました。

となれば、第2話でショーナのウサギ嫌いについて考察したように”ショーナがウサギに対して強い恨みを抱いている”のは、実はウサギではなくてジャッキーに対してだとも考えられます。

そもそも何故ショーナがそこまでウサギを嫌うのかは明言していないので理由は分かりませんが、第6話のショーナとジャッキーとの会話の中でウサギの話題が出ており、その際のショーナの様子だとウサギに対して特別な感情を持っているようには見えません。

それなのにもかかわらず現代のショーナがここまでウサギ嫌いとなったとすれば、ウサギの置物をプレゼントしてきたジャッキーの両親のせいなのか、はたまたウサギをジャッキーと重ねているのかもしれません。

いずれにせよ、現代のショーナはジャッキー自身か、彼女の両親に対して非常に強い恨みを抱いていると推測することができるでしょう。

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【イエロージャケッツ】第7話

あらすじ

1996年

山小屋で救助を待つ生活に痺れを切らしたタイッサは、自ら救助を求めて南へと向かうことを決意しました。

あまりにも無謀な計画にチームメイトから強い反対を受けましたが、彼女の意向に同意したヴァン、ミスティ、マリ、アキラと共に南へと旅立ちます。

山小屋に残ったショーナはジャッキーに勘付かれ妊娠していることを告白しますが、その相手がジャッキーの彼ジェフだとは言えませんでした。

現代

ショーナとタイッサ、ナタリーはブラックメールで要求された5万ドルにGPSを仕込み、送り主が現れるのを待ちます。

そしてついに犯人と思われる人物が現れ、必死に追跡したもののすんでのところで逃げられてしまい、仕込んでおいたGPSも捨てられていました。

唯一、犯人には逃げる途中で浴びたラメが付着していることです。

犯人を取り逃がした悔しさを残しながら、それぞれが帰宅。

すっかり夜も明けかける中、ショーナの家の前ではアダムが彼女の帰りを待っていました。

困った顔をしつつも欲情を抑えきれなかったショーナは、ジェフの留守なのをいいことにアダムを家に入れ、夫婦の寝室で一夜を共にしてしまいます。

ミスティは記者の監禁を続け、彼女が知る全ての情報を聞き出そうとしていましたが、なかなか口を割らない記者にミスティは、彼女の父の殺害をちらつかせトラヴィスを殺害した犯人にまつわる話を聞き出します。

ブラックメールは誰の仕業?

ナタリーとタイッサにのみに届いた、口止め料として5万ドルを要求するブラックメール。

注目すべきは、このメールはナタリーとタイッサのみに届いており、ショーナには届いていないことです。

ミスティはショーナたちと絡んでいないため、メールが届いたのかはわかりませんが、何故送り主がショーナにだけメールを送らなかったのかについては疑問が残ります。

一見すると、最も怪しいのは単独行動をしているミスティですが、もし彼女が送り主ならばショーナにだけ送らない理由がありません。

ショーナにだけメールを送らない理由があるのは、ショーナの夫ジェフか、娘キャリーとなるでしょう。

ジェフは娘の大学資金が必要ですし、キャリーもショーナの不倫をジェフに告白するのであれば離婚後の資金が必要となります。

よって、ブラックメールの送り主はショーナの夫ジェフ娘キャリーである可能性が高いでしょう。

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【イエロージャケッツ】第8話

あらすじ

1996年

救助を呼びに南へと向かうタイッサたちでしたが、ヴァンが狼に襲われて瀕死の重症を負ってしまったため、山小屋に引き返す他ありませんでした。

ヴァンは狼に左頬を食いちぎられ、歯が露出するほどの大きな裂傷を負っていたものの、山小屋で応急処置を受けて一命を取り留めます。

とはいえ、山小屋では十分な治療は施せず、きちんとした治療を受ける必要がありました。

そこで、敬虔なカトリック信者のローラが森で発見したセスナ機で救助を呼びに行くことに。

現代

アダムとの不倫に夢中になっていたショーナは、芸術家だというアダムのSNSが見つからなかったりと、次第に彼の不審な点に気付き始めます。

アダムの出身大学に問い合わせてみたところ、そもそも彼の在籍記録など存在しませんでした。

一方で、夢遊病の再発に頭を抱えていたタイッサはショーナに助けを求め、しばし休息の時を過ごした後、妻シモーヌに息子を連れてしばらく実家に帰るよう頼みます。

ナタリーはミスティからトラヴィスの口座が死後すぐに解約されたことを聞き、銀行で働く古い友人を頼って口座を解約した人物の特定を急ぎます。

ローラの死は予知されていた

ローラが、森で発見したセスナ機で救助を呼びに行くも、湖上で機体が大爆発してしまいました。

爆発の原因は不明ですが、実は第6話にてローラが爆発に巻き込まれる可能性を示唆するシーンありました。

それは、ローラに連れられてやって来た湖でロッティが聖霊に触れた時のこと。

ロッティは、最初はツノに血の付いた鹿を見ましたが、その後ローラの方を見た時には彼女は真っ黒で、背後には燃え上がる炎のようなものが見えていたのです。

これまでのロッティの予知能力の精度の高さから考えると、これはロッティが予知した”近いうちに起きる悪い出来事”だと言えるでしょう。

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【イエロージャケッツ】第9話

あらすじ

1996年

山小屋の周辺からは狩りの対象となる獲物が居なくなるなど食糧が底をつき始め、山小屋での生活も限界を迎えようとしていました。

救助を呼びに行くタイッサやローラの作戦も失敗に終わり冬も近づいていることから、森からの脱出に希望を見出せなくなった一行は死を覚悟して、最後のパーティーを開きます。

それぞれが授賞式用に用意していたドレスで着飾り、お酒や食事、ダンスを嗜んでいました。

ところが、用意したスープの材料に誤って幻覚作用のあるキノコが入れられてしまったことから、次第にイエロージャケッツの様子がおかしくなり始めます。

最初こそ楽しげにしていたイエロージャケッツでしたが、やがて度を越した幻覚に襲われ、ショーナは暴力的になりトラヴィスを鹿だと思い込んで首にナイフを突きつけ……。

現代

自宅のクローゼットからラメを見つけたショーナはブラックメールの送り主はアダムだと確信し、真相を暴くため彼の家へとやって来ました。(*7話でアダムと一夜を過ごし、翌朝ジェフが帰ってきたのに気づき慌ててアダムをクローゼットに隠した)

ショーナがアダムに詰め寄り事実確認をするも、彼は否定を続けて必死に自分ではないと弁明します。

しかし、疑心暗鬼に陥ったショーナにはアダムの声は届かず、過去のトラウマがショーナの頭を駆け巡っていました。

次の瞬間、ショーナはアダムに包丁を突き刺してしまいます。

途方に暮れながらも帰宅したショーナは、ブラックメールの送り主がジェフだったことを知るのです。

ショーナの回想シーンで首を絞めていたのは誰?

ショーナがアダムに包丁を向けた際、ショーナは過去の出来事を思い出していました。

その回想シーンの中には高校時代のショーナだけでなく、大人のショーナが何者かの首を絞めようとしているシーンが見られます。

しかもそのシーンでは2人の人物がショーナに首を絞められているようであり、最初に映る人物は口髭を蓄えた男性で、次に映るのは特徴的な髪型をした女性らしき人物です。

口髭の男性はアダムのようにも見えますが、口元以外は映っていないため定かではありません。

特徴的な髪型をした女性は腕をベッドに拘束されており、髪質はタイッサに酷似しています。

夢遊病に悩まされているタイッサだとすればベッドに拘束されるのも不思議ではないため、特徴的な髪型をした女性らしき人物はタイッサだと考えてよさそうです。

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【イエロージャケッツ】第10話

あらすじ

1996年

パーティーの翌朝、突如として山小屋の前に巨大な熊が現れて騒然とするイエロージャケッツ。

しかし、そんな彼女たちを横目にロッティだけは至って冷静で、そっと熊に近付くと最も簡単に熊を仕留めてみせたのです。

ロッティはパーティーの最中にも飢えが終わることを口にしており、またしても予知が当たったとイエロージャケッツの信頼を得ていきます。

そんな中、唯一キノコスープに手をつけずにシラフだったジャッキーは、昨日の常軌を逸したイエロージャケッツの行動について問いただします。

しかし、誰も昨日の出来事については語ろうとはしません。

それどころかジャッキーは日頃の態度を引き合いに出され、ついには完全に孤立して山小屋を追い出されてしまいます。

翌朝、一行が目を覚ますと辺り一面が雪景色に変わっていました。

ショーナは急いでジャッキーの元へ駆け寄りましたが、彼女は雪の中で冷たくなっていました。

現代

アダムを殺害してしまったショーナはタイッサとナタリー、ミスティを頼って殺人の証拠隠滅を図ります。

必要となる道具はミスティが揃え、ショーナとナタリーが遺体の解体を、タイッサとミスティは殺害現場の掃除を担当することに。

遺体を前に重苦しい空気が漂う中、ミスティだけは生き生きとした様子で、まるでこの状況を楽しんでいるかのようでした。

ナタリーは、不倫相手の解体を担当することになったショーナを案じましたが、ショーナは”自転車と一緒で忘れない”と慣れた手つきで遺体の解体を始めたのです。

無事に遺体の処理を終えたタイッサは心配していた上院議員選に当選し、ミスティは自宅に監禁していた記者を解放します。

ところが、彼女は帰路の途中で意識が遠のき、事故を起こしてしまいます。

一方で、トラヴィスの死の真相が掴めず絶望したナタリーは彼の後を追うべく、猟銃で自殺を図ろうとしていました。

すると次の瞬間、突然謎の集団がドアを突き破り部屋の中へと入って来て抵抗するナタリーを拉致したのです。

その集団の胸には、あの謎のマークが描かれたペンダントが着けられていました。

ロッティは取り憑かれたまま⁉︎

突如として山小屋の前に現れた巨大な熊は、まるで自ら命を差し出すかのように抵抗することもなく、ロッティに最も簡単にトドメを刺されました。

確かにロッティはパーティーで食糧難が終わりを迎えることを予言していましたが、何故熊はロッティを見た瞬間に服従するかのように寝そべったのかは不思議です。

通常、熊が人間に服従することはないので、ロッティは予知能力以外にも不思議な力を持っていると思われます。

それを紐解くヒントとなるのが、1996年のラストシーン。

ミスティとヴァンを連れ立って木の幹を訪れたロッティは大きな心臓を捧げ、「我らを闇に解き放て」との発言をしています。

ロッティはこの発言の直前にフランス語のような言葉を話していることから、以前の交霊術でロッティに取り憑いたもの対してなのか、取り憑いたものよりも位の高いものに対して発言していると思われます。

いずれにせよ、ロッティは未だ何かに取り憑かれているか、取り憑かれてはいないが霊と意思疎通ができる可能性が高いでしょう。

それ故に、巨大な熊もロッティに服従したと考えれば納得がいきます。

ナタリーを拉致したのはロッティ⁉︎トラヴィス殺害犯はロッティなのか?

現代のラストシーンにて謎の集団に拉致されたナタリーですが、その集団の胸には謎のマークのペンダントが着けられていました。

謎のマークは1996年の森や、現代でナタリーたちに届いたポストカードにも書かれていましたが、未だどんな意味を持つのかについては明らかになっていません。

しかし、ナタリーが拉致された時にスージーが残した留守電にヒントがありました。

ヒント

スージーは銀行に勤めるナタリーの古い友人で、トラヴィスの口座が死後すぐに解約されていた件について調べていた。

スージーによれば、トラヴィスの口座を解約した人物はロッティであり、彼女自身も誰かに尾けられているとのこと。

スージーはロッティのことを知らないため状況がわかっていないようでしたが、自身も何者かに狙われていることからナタリーがとんでもないことに巻き込まれていることは察しているようでした。

これらのタイミングから鑑みるに、謎のマークのペンダントを着けた集団はロッティと繋がっている可能性が非常に高いでしょう。

そして、トラヴィスの口座を解約したのがロッティということは、ロッティこそがトラヴィス殺害犯なのか、はたまたトラヴィス殺害に深く関わっていることになります。

いずれにせよ、ロッティは生きており、彼女もショーナたち同様に墜落事故を生き延びたことになります。

なお、1996年のラストシーンで行われた謎の儀式とも繋がっている可能性が高いと推測することができます。

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【イエロージャケッツ】シーズン2の情報

シーズン2の配信

【イエロージャケッツ】は、既にシーズン2への更新が決まっています。

まだシーズン2の配信開始日はまだ決まっていませんが、Digital SpyによればShowtimeは2022年内にシーズン2の配信ができるよう取り組んでいるとのことです。シーズン2は2023年に延期されました。

シーズン2のキャスト

シーズン2のキャストについては、共同製作者の1人であるアシュリー・ライルが、シーズン1から誰も除外されることはないと明言しています。

また、1996年と現代を交差するストーリーということもあり、既に死亡したキャラクターでさえも霊として戻ってくる可能性があることを示唆しています。

イエロージャケッツはシーズン5まで続く⁉︎

共同製作者であり夫婦のアシュリー・ライルとバート・ニッカーソンは、そもそも【イエロージャケッツ】は5シーズンでアイディアを売り込んでいることを明かしています。

とはいえ、変動的なドラマ業界ではショーがキャンセルされる可能性が常にあることも同時に認めています。

いずれにせよ、【イエロージャケッツ】は5シーズンでの構成となっているため、これまでの謎がシーズン2で全て明かされることはないと言えるでしょう。

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