登場人物:ショーナ・シップマン
2021年のショーナ/メラニー・リンスキー

ショーナは10代の娘と夫ジェフとの3人家族で、25年前の事故の生存者のひとり。家具店を経営している夫ジェフが仕事ばかりで自分に無関心だったため夫の浮気を疑います。
後日、夫を尾行して浮気していることを突き止めるも何も言えず、車の事故で知り合ったアダムと不倫関係になります。庭にやってきたウサギを捕えて顔色一つ変えずに捌き、夕食に出すなどグロテスクな一面があります。
ショーナ役を演じているメラニー・リンスキーは「彼女は周りに合わせようとするあまり自分らしくいられない。自分が信じている以上に強烈で暗い性格」だと話しています。

アダム役/ショーナの浮気相手
演:ピーター・ガディオット
1996年のショーナ/ソフィー・ネリッセ

ジャッキーとは親友ですが、彼女にとってジャッキーはそれ以上の存在。ジャッキーの彼ジェフは元カレで、ある日のパーティーの後でジャッキーを送り届けた直後、車内でジェフと関係を持ってしまいます。
遭難中に妊娠が分かったものの、救助が見込めないため自分で始末しようとしましたが未遂に終わります。ジェフとのことはジャッキーに内緒にしていましたが、隠しておいた日記を読まれ……。
登場人物:ナタリー「ナット」スカトルッチオ
2021年のナタリー/ジュリエット・ルイス

薬物中毒のリハビリを終えるもすぐに道を踏み外し、人からどう思われようが関係ないという性格。トラヴィスを心から愛しており、地元に帰ってきてすぐにトラヴィスに連絡とるも電話を切られてしまいます。
ミスティと2人でトラヴィスの自宅に行きましたが、その後 職場である牧場で首を吊って死亡しているトラヴィスの遺体を発見。しかし、トラヴィスの死に不審な点があったことから自殺ではないと確信し、事件の真相を追います。
ジュリエット・ルイスは、ナタリーに関して「彼女の使命は”仕返し”で、痛みに深く潜り込み、破壊の一線を踏み出す」と語っています。

ケヴィン役/ナタリーの元親友で刑事
演:アレックス・ウィンダム
1996年のナタリー/ソフィー・サッチャー

「燃え尽き症候群」のレッテルを貼られたスレた女子高生で反社会的な性格。父親が厳しく暴力的なところがあり悩んでいました。部屋にケヴィンを連れてきたのがバレて罵られます。その怒りが母親に向けられた時に父親にライフルを向けて助けようとしましたが、ライフルを奪い取られて泣き寝入りするしかないと悔しい思いをしました。しかし、父が転倒した際に発射された銃弾により父は死亡。その時のことがトラウマになって度々甦り苦悩します。それを救ってくれたのがトラヴィスでした。