19話あらすじネタバレ
仇煙織が将棋営の仕掛けについて仇子梁に疑われる!
斉焱は程若魚に、弥紗郡主が鎮呉に帰って都であったことを話せば父である藩王が動乱を起こすはずだと言います。程若魚は”動乱平定”という李得昀を呼び戻す口実を作るために斉焱が弥紗郡主を逃がしたと気づきます。
その晩、斉焱は寝言で何度も李則寧の名を呼び、程若魚は落胆するのでした。
ある日、仇煙織は仇子梁に呼び出されます。そこには将棋営の仕掛けを作った職人も呼ばれていました。仇子梁は図面を渡したのは仇煙織かと職人を問い詰めます。
仇煙織と厳修は内心焦りますが、職人は卒五という若者だったと答えました。厳修は安堵し、仇子梁に卒五は先日の爆発で生き埋めになったと報告します。
ところがそこに包帯だらけの卒五が連れてこられました。仇子梁は卒五に誰から図面を受け取ったのかと問いただします。
仇煙織は何も言えなくなってしまいますが、卒五は図面は韓岳から受け取ったと言い残して自害してしまったのです。仇煙織は仇子梁に自分は仕掛けと火薬のことは知らなかったと言って取り繕うのでした。
自分の部屋に戻った仇煙織は将棋営の1人である右相からの”晴雨亭で待つ”という文が置いてあるのを見つけます。
斉焱が斉溶を見つけ、程若魚が助け出す!
程若魚が斉焱の愛馬である如風に餌をあげに行くと、馬小屋に高貴な身なりの女性がいました。それは李則寧でした。そこへ斉焱も来ます。
李則寧は郭氏の命で参内したと言い、斉焱に弓を贈りました。ところが斉焱はその弓をぞんざいに扱い、兵に下賜すると言ったのです。
その後、斉焱は程若魚を馬で連れ出し、斉宸が斉溶の行方をつかんだと言いました。猟犬が嗅ぎつけた場所で斉宸と合流すると、同じ場所に仇煙織と厳修も来ます。
斉宸は仇煙織に力を貸してほしいと言いますが拒否され、それぞれ別々に斉溶を捜すことになりました。夜になっても斉溶は見つかりません。
斉焱は東屋に設置された机に仕掛けがあることに気づきます。机の天板を回すと机が横に動き、その下の穴から斉溶の声が聞こえました。
そこへ仇煙織が来て、もし斉溶を連れ帰れば仇子梁は皇位を譲らせるために斉焱を殺すだろうと言って脅します。そして仇煙織は斉焱が窮地を脱する方法は私を娶ることだと言いました。
斉焱は仇煙織に「承諾できぬ」と言い、程若魚に斉溶を救出するように指示するのでした。
厳修は斉焱を捜しに来た程兮から斉焱の居場所を尋ねられました。厳修は教えようとしませんでしたが、仇子梁が仇煙織に会いに将棋営に向っていると聞き程兮を連れて斉焱たちのところに戻ります。