4話あらすじネタバレ
身上調書
書庫を調べた仇煙織と程若魚は鄭嫵の身上調書の墨が他の身上調書と違うことに気づきます。また仇煙織は程若魚の身上調書の墨も違うと指摘しました。
程若魚は紫衣局に戻って身上調書の墨のことを尋ねます。程兮は虫干しの時に程若魚と鄭嫵の身上調書に茶をこぼしたので原本を書き写したと答えるのでした。
一方、仇煙織は以前は1,000人いたと記録されている紫衣局が今は100人しかいないことが気になります。表向きは厳しい審査で脱落したことになっていましたが、仇煙織は脱落者たちが家に帰っていないことを突き止めました。
また仇煙織は斉焱の狩りの出費が増えていることにも気づきます。そして仇煙織は斉焱が狩りのためとして支出した費用で紫衣局から消えた者たちを養っているのではないかと考えました。
程若魚が斉焱に身上調書のことを報告しに行くと、斉焱は書棚を蹴り倒し「この件は落着した」と言います。それでも程若魚は「襲撃が二度と起こらぬよう執剣人の私は必ず真相を明かします」と言い返しました。
すると斉焱は「程若魚の執剣人の職を解き平民に落とす 宮中から永久に追放する」と宣言します。
その後、程若魚が紫衣局に戻ると程兮は解毒薬を渡し、蔡氏酒店に身を寄せるように言います。蔡氏は程兮の配下の麗蓉の兄嫁とのこと。程若魚は免職は皇宮の外で鄭嫵のことを調べるのに好都合だと考えました。
皇宮を出る前に程若魚は斉焱から授かった剣を返そうとしますが、程兮は斉焱が取り上げなかったのなら持っていなさいと言います。
鄭禄の屋敷
蔡氏酒店に身を寄せた程若魚は鄭禄の屋敷だった場所を調べに行きました。建物の中に入った程若魚は天井から垂れている布の下に何者かの足が見えていることに気づきます。
程若魚は紫衣局の帯を足に巻きつけ、その者を引きずり出しました。実はその者は覆面をした斉焱でしたが、程若魚は気づきません。斉焱は程若魚から剣を奪って突きつけます。
その時、程若魚の尾行をしていた者たちが建物の中に入って来ました。斉焱は程若魚の口を塞いで物陰に隠れます。尾行者たちが立ち去った後、斉焱は程若魚に剣を投げ返して立ち去るのでした。
翌朝、仇子梁の息がかかった宦官の高平は斉焱の靴に紫衣局の帯の糸が付いていることに気づきます。高平は糸を手の中に隠して持ち帰りました。
高平の報告を聞いた仇煙織は、程若魚が鄭禄の屋敷で斉焱と会っていたと推測します。
斉焱は追放された程若魚が”蔡氏酒店で酒を売っている”と程懐智から聞き、蔡氏酒店を訪ねました。斉焱は程若魚に酒を出させます。程若魚が斉焱に言われて酒の毒味をすると、その酒は水で薄めたものでした。
程若魚は慌てて別の酒を持ってきますが、その酒も水で薄められていました。その酒を飲んだ斉焱は役所に知らせてこの店を廃業にすると言い出します。斉焱と程若魚が口論している時、刺客が襲ってきました。
程若魚は自分はもう執剣人ではないと一旦は店から逃げ出しますが、引き返して斉焱を助けることにします。程若魚が刺客の1人を尋問しようとすると、その刺客は程若魚の名を口にしました。
自分の名を知っていることを驚く程若魚。その時、屋根の上にいた別の刺客が刺客全員を口封じしてしまいます。程若魚は逃げた屋根の上の刺客を追おうとしますが追いつけませんでした。
役所に運ばれた刺客の屍を調べた厳修は体内から毒鍼を見つけるのでした。
翌日、斉焱は弟の斉溶が仇子梁に軟禁されたとの報告を受けます。
4話の感想
斉焱は仇子梁に従順なようにみせかけて、実は紫衣局からわざと脱落させた者たちを護衛として養成しているのでしょうか。
またたびたび斉焱を襲ってくる刺客の黒幕は一体誰なのでしょうか。謎が多くてドキドキします。