35話ネタバレ
高平が程若魚の死をほのめかす!
程若魚の亡骸を部屋に連れ帰った仇煙織は胸の矢傷を確認します。その後、厳修が来て自分の力不足を謝罪。仇煙織は厳修に程若魚こそが妹の王若泠だと打ち明けました。
そして仇煙織は斉宸が、程若魚が事前に飲んだ薬と混ざるとしばらくの間息が止まる薬をくれたことを話します。また仇煙織は真相を隠したまま妹を守っていくと決意するのでした。
仇煙織は解毒薬を飲ませて程若魚を目覚めさせます。仇煙織は”程若魚は死んだ、これからは私に仕える凌泠だ”と言いますが、程若魚は承諾しません。
一方、斉焱は神医の治療により意識を取り戻します。危篤の報を聞いた程懐智が斉焱のお世話をしたいと皇宮に戻ってくるのでした。
仇煙織に新しい住まいを用意してもらった程若魚は、仇煙織が急になれなれしくなったことを不思議に思います。そんな中、仇煙織は程若魚に李得昀が盧従討伐の兵を集めるのに協力してほしいと言うのでした。
その後、斉焱は世話をする程懐智の様子がおかしいことに気づきます。理由を尋ねると”今日は身内の命日”と答えたので、斉焱は程懐智を帰らせることにしました。程懐智に代わって斉焱の世話をしに来た高平は”程若魚の死”をほのめかし……。
仇子梁のもとに斉焱は”程若魚の死”を知っても気丈だったとの報告があります。それを聞いた右車は、斉焱は程若魚の復讐を心に誓っているから気丈なのではないかと意見しました。
清光剣と顔が潰れた亡骸
夜になり、斉焱は先帝を弔うと言って1人で位牌のある部屋に入ります。斉焱は先帝の臨終の際の3つ目の問いとして”勝てるか?”と問われたことを思い返しました。そして斉焱は先帝の位牌に他の2つの問い”己をいたわれるか?”と”弟と妹の面倒を見られるか?”は無理でも”絶対に勝てます”と語りかけるのでした。
朝になり、斉焱がやっと部屋から出てきます。斉焱は心配して駆けつけた程懐智に無縁墓地から程若魚の亡骸を捜し出すように命じました。仇煙織はもうすぐ盧従に向けて発つ程若魚に荷物を届けることを思い立ちますが、厳修に仇子梁に気づかれると言って止められます。仇煙織が届けようとしていた荷物の中には程若魚が大切にしていた猫の人形がありました……。
そこへ斉焱が程若魚の亡骸を捜させているという連絡があります。仇煙織は厳修にある物を無縁墓地に置くように指示しました。その後、斉焱に無縁墓地で執剣人の剣である清光剣と顔が潰れた亡骸が見つかったとの報告があります。
33-35話の感想
斉宸が師兄と呼ぶ神医はやはり仇子梁に復讐をしようとしている者の1人なのでしょうか。仇子梁は配下に疑心暗鬼になっているようですが、今までの展開から見て実は将棋営の幹部のほとんどが仇子梁に復讐しようとしている者なのでは?と思ってしまいました(笑)
斉溶が亡くなり斉焱も余命わずかと聞き、仇子梁は仕方なく今まで嫌っていた斉宸を次の皇帝にするため将棋営に留め置くことにしたのですね。仇子梁も言っていますが、斉宸こそ何を考えているかわからない人物なので今後情勢はどうなっていくのでしょうか。
仇煙織が程若魚を自分の妹だと知り、程若魚が死ななくてよかったです!しかし命はとりとめたものの、今のままでは斉焱に会うこともできない程若魚。今後斉焱と程若魚の運命はどうなっていくのでしょうか。