38話あらすじネタバレ
程若魚は将棋営の中でいつも見張られていて自由に行動できませんでした。程若魚は斉宸に年とって皇宮で働いている程懐智が心配だと相談に行きます。斉宸は郭氏の誕生日に参内する時に程若魚も連れて行くと約束しました。
その後、蔡氏酒店に程兮が現れたと聞いた厳修は店に踏み込みますが、程兮は麗蓉とともに失踪していました。また玉真坊の死士たちも姿を消していたのです。
ある日、仇煙織が斉宸を訪ねると神医と酒を酌み交わしていました。仇煙織は斉宸と神医は仲間だったと確信します。神医が立ち去った後、斉宸は仇煙織に次のように語りました。
朝露の変の後、神医と知り合った。神医は代々医者の家系で妻と娘がいた。妻と娘は山で鷹を調教する仇子梁に出くわした。娘が鷹に襲われたので妻が反撃すると、仇子梁は激怒して2人の命を奪った。
神医は復讐のために調べるうち、仇子梁は幼い頃に無遠大師から秘伝書の前半を授かり武術の基礎を学んだと知った。
斉宸は右相として無遠大師の弟子に成りすまし、秘伝書の後半を偽造。秘伝書どおりに丹薬を飲むと臓腑がただれて死に至るようにした。
その頃、武術の稽古中の程若魚を将棋営の兵が呼びに来ました。程若魚が怪しんで尋ねると、それは将棋営の兵に変装した玉真坊の死士でした。玉真坊の死士は抜け道から程若魚を脱出させます。
程若魚が程兮が待っていると言われた場所に行くと、仇煙織が待ち伏せていました。程若魚の出自を伏せたい仇煙織は程若魚を将棋営に連れ帰り投獄します。
一方、韓定が都に戻って来ました。韓定は斉焱に斉宸の配下に拘束されていたと報告しますが、斉焱はそれを予測していたようで……。
その後、仇煙織は程兮をおびき出すために程若魚を解放しました。程若魚は皇宮に行って程懐智に、斉焱に会いたいと懇願します。程懐智は明日の夜にもう一度来るように言いました。
皇宮からの帰り、玉真坊の死士らしき者を見かけた程若魚が尾行すると、その者は蔡氏酒店に入って行きます。実はこの時、厳修が率いる将棋営の兵も程若魚を尾行していました。
蔡氏酒店にいたのは麗蓉でした。程若魚が自分の出自を尋ね、麗蓉が程若魚の本当の名前を言おうとした時、厳修が鍼を投げ……。
36話~38話の感想
程若魚は斉焱を真っ直ぐに想っているのに、策略を巡らせている斉焱はそれをちゃんと受け止められないのが悲しいです。
神医は朝露の変の関係者ではなく、個人的に仇子梁に恨みを持っている人物だったのですね。このまま無事に仇討ちが成功するといいのですが……。
左車が任務中に足を骨折したというのも何か裏がありそうで気になります!