44話あらすじネタバレ
程若魚が密かに程兮の後をつけていると将棋営の兵に襲われます。程若魚が程兮を助けて逃げていると、厳修が来て程兮にだまされるなと言いました。すると程兮は程若魚を突き飛ばし、その隙に自ら厳修の持つ剣に向かい自分の胸を刺したのです。厳修は驚き、その瞬間を見ていなかった程若魚は厳修が程兮を刺したと思い込みます。
厳修は薬を置いて立ち去りますが、程兮は厳修は信用できないと言って薬を拒否。程兮は仇煙織を信じるなと言い遺して息を引き取ります。
程若魚が都に戻ると、俸禄を減らされた兵が集まって斉焱に対して抗議していました。抗議活動を煽っているのが変装した韓定だと気づいた程若魚は何かあると考え……。
宮中では斉焱が程懐智に箱に入れた”ある物”を用意させていました。斉焱に促された仇煙織が箱を開けると中から猫が出てきます。仇煙織は驚いて尻もちをつき、体を痒がりました。斉焱は猫が近づくと発疹が出ることが王若清である証拠だと言い、仇煙織の手を取って立ち上がらせます。
そこへ程若魚が斉焱に会いに来ました。仇煙織の顔を見た程若魚は程兮が厳修に殺されたと言います。仇煙織は命じてないと言いますが、程若魚は信じません。そこへ左車が来て「こやつは罠に飛び込んだ」と言います。
程若魚は隠し持っていた短剣を出して仇煙織の首を斬りつけました。斉焱は仇煙織を抱きとめて傷を手巾で押さえます。兵が駆けつけ、斉焱は仇煙織を兵に預けて程若魚をかばいました。騒ぎを聞きつけた程懐智も兵を連れて入ってきたので、左車は仇煙織に治療を受けさせることを口実に出て行きます。
兵たちが去った後、斉焱は程若魚に二度と仇煙織に刃を向けるなと言いますが、仇煙織の正体を明かすことはできませんでした。斉焱は程若魚に仇煙織のことを調べあげろとだけ言います。そして斉焱は程懐智に程若魚を送るように言いました。
一方、兵たちが暴動を起こしたことを知った李得昀は李則寧を逃がし、自分だけ都に残ることにしました。
夜になって斉焱は仇煙織に早く程若魚に姉妹だと明かすよう勧めますが、仇煙織はもし私が程若魚に殺されても姉妹だと伝えないでほしいと頼むのでした。そこへ韓定が来て、将棋営では左車以外の金字棋(幹部)が全員牢に入れられたと報告。斉焱は仇子梁が後任を選ぶと推測します。それを聞いた仇煙織は左車の令牌を取り出しました。韓定は我らの手の者を金字棋にできると言うのでした。
程若魚は紫衣局に行って王若泠だと名乗り、玉娘に王揚の名誉を回復するために協力してほしいと言います。玉娘は程若魚に清光剣を渡して協力を承諾するのでした。
斉焱と仇煙織に仇子梁から金字棋の選出の立ち会いへの招待状が届きます。斉焱と仇煙織が将棋営に到着しても仇子梁は体調不良を理由に横になったままで挨拶もしません。
42話~43話の感想
仇煙織が程若魚に実の姉だと明かせないことが悲しいです。
左車は右馬の弟で、仇煙織に個人的な恨みがあったのですね。神医もそうでしたが、朝露の変の仇討ちに個人的な復讐が絡んで複雑になっているんですね。
仇子梁は正体がわかった仇煙織、斉宸、程兮を始末するのではなく利用するというのが本当に恐ろしいです。
仇煙織、程若魚の姉妹の関係がどうなっていくのか続きが気になります!
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