『t@gged』シーズン1
加速するタグづけ
その後、ヘイリーが薬物を摂取している映像にヘイリーが、ジェイクが仕事している映像に”未成年者との……”と落書きされローワンがタグづけされた通知が入ります。
エリシアには、自分の自傷行為を撮影した映像が、授業中の全パソコンに表示されていました。
3人は自分の秘密は絶対守りたい、でもどうせイタズラだし、投稿者を見つければ終わると軽く考え、モンキーマンが指定した時間にサウスビューのモーテルに集まることにしたのです。
その夜、指定された場所にやってきたヘイリーとローワン。エリシアの姿だけありません。しかし、近くに彼女のスケートボードが転がっており……。
それと同時に、車で連れ去られ助けを呼ぶエリシアの姿をみたのです。ローワンが、警察官である父親に通報しようとしたその時、ヘイリーに動画が送られてきます。
「言う事を聞けば私を傷つけないって、明日ヒントを2つ送る。誰かに言ったら私は撃たれる。あの子みたいに」と、カメラに向かって言っているエリシアが映っていました。
翌朝、モンキーマンからローワンに送られてきたひとつ目のヒント。
・青いポストのある家の画像(ゲーム名:だ~れだ?」
残り時間80時間。時間がゼロになったら何が起こるのか……。それまでにエリシアを見つける必要があります。
なぜ標的が彼女たち3人なのか。
送られてきた青いポストがある家は、火事になったエリシアの家であることがわかりました。鍵となっているのは、エリシアがSNSに公開した家族写真。
そしてもうひとつのヒントは、ヘイリーのロッカーに入っていた、所々が破れたり焼きただれている薄汚れたクマのぬいぐるみでした。
ローワンは、エリシアがSNSに公開していた動画に、クマのぬいぐるみに火をつけるものがあたのを思い出します。さらに、エリシアが子供のころ”パパからもらった大切な宝物”といって大事にしていた少年から、このぬいぐるみを奪っていたことも判明しました。
その日の夜、ローワンは恋人のジェイクの店に行き誰もいない店内で、彼とキスをしていました。その様子を見たドーソン先生は、こっそりと動画を撮ってしまいます。そしてその動画はすぐにアノニマス(名無し)905のアカウントに公開されており、ヘイリーが見てしまいました。
この動画により、彼氏はいないと言っていたローワンの嘘がヘイリーにバレてしまいます。さらにその直後、ローワンの後をつけていたジェイクに、隠していた自宅を知られてしまうことに……。
大学の寮に入っていると嘘をついていたローワンは、とっさに「たまに帰ってきてるだけ」とジェイクに嘘をつき、そのまま2人は深い関係になってしまいました。
エリシアの行方
翌日、縛られているエリシアの動画にタグづけされた2人。エリシアは椅子に座らされて、両手足をガムテープで縛られていました。
動画の背後に映っている建物にエリシアが居ると気づいた2人は、彼女の近しい人物・アッシュにその場所を聞きます。
アリシアが関係していると知ったアッシュは、一緒に連れて行かなければ場所を教えないという取引をしました。
誰にも言えない事情がある2人でしたが、モンキーマンの件は内密にアッシュと3人で建物に向かいます。
建物内には、3人分の首吊り用ロープがぶら下がっていたり、「だ~れだ?」「覚えてる?」といった落書きがあったりと不気味さを漂わせていました。
エリシアが居たのは地下。腕には「cutter(カッター)」や「Bully(いじめ)」といった文字が掘られていたものの命は無事。
犯人は一言もしゃべらず、マスクを被っていたため誰だかわかりませんでした。こんなことが起こり、アッシュに問い詰められた2人は銃殺動画を見せてすべてを話したのです。
次はお前の番だ(ヘイリー)
エリシアを助け出したものの、残り時間を知らせるタイマーが止まりません。エリシアを見つけるというノルマを達成すれば止まると思っていましたが、実際は別の何かの残り時間を知らせるもののようでした。
そもそも、このタイマーは彼女たちに送られてきたものではありません。犯人の別アカウントにリンクされていたもの。ではタイマーは何を表すものなのか……。
エリシアを救い出し、モンキーマンからの危険を逃れたと思い込んでいたヘイリーに、「次はお前の番」という通知が届きます。
さらに授業中「今夜グロットで欲しい物を渡す」という連絡を受けたヘイリー。この件に関してライリーは、ラリっていたためアッシュからの連絡と勘違いし、放課後ひとりでグロットに向かいました。
ところが、これはアッシュからのものではなく、モンキーマンからのもので、まんまと罠にかかったヘイリーは足を踏み外してグロット内の廃線路に落下。
起き上がろうとした際、銃殺動画に映っていた少女の遺体を発見しました。これでやっと、モンキーマンが本物の殺人鬼であることに気づいた2人は、エリシアの身を案じて彼女の家へと向かいます。
モンキーマンからのメッセージ?
エリシアの家で過ごしていた3人。モンキーマンの狙いは何なのかと相談していた時、次のタグ付けが届きます。
動画には、拳銃やライフルなどが映っておりハッシュタグは#射撃練習場。チアリーダーが持つポンポンも写っていたことから学校集会が狙われていると推測。しかし、ローワンの携帯に父から着信が入り、帰ろうとした彼女がエリシアの部屋でサルのマスクを見つけます。
エリシアは、私も知らないと反論しますが、疑心暗鬼になっていたローワンもヘイリーも彼女の言い分を信じません。
モンキーマンが3人を殺さない理由とは?
銃殺された少女は別に、なぜローワン、ヘイリー、エリシアの3人を殺そうとはしないのか。その理由のひとつとして、犯人は正体を知らせたいからではないかと3人は予想しました。
なぜモンキーマンは、自分の正体を知らせたいのか。3人の中で、誰がモンキーマンなのか予測しました。
・ブランドン→ゲスだから可能性はある
・ジェイク→ありえない
・シェーン→
・ブリー→ハッキングが出来る。
彼女たち3人のなかでは、誰もが容疑者となりました。
そして、帰り道でジェイクとの一夜の動画にローワンがタグづけされて送られてきました。ちょうど姉とジェイクが楽しそうに話している場面を目撃した時にタイミングよく……。
その日の夜、眠りについた頃いつものように父も勤務から帰宅しました。眠っているローワンを見て微笑み、彼女の寝顔を写真に収めたのです。
学校集会当日。ローワンは友達になったエリックという転校生にパーティに誘われました。ヘイリーとモメた直後ということもあり、ローワンは彼の誘いを断ります。
生徒たちは会場にはいり、学校集会が始まりました。全校生徒が集まる中、会場のスクリーンに”親が厳しすぎる?”というコメントとともに映し出されたのは、ヘイリーが母親に睡眠薬を飲ませて目塗らせている動画でした。
彼女は、親を眠らせている間に、没収された携帯やパソコンを見ていたのです。小さな秘密がバラされたヘイリーは、警察から厳重注意を受けさらに外出も禁じられました。