『t@gged』シーズン1
そろそろ犯人は誰だか当てろ?
3人は、モンキーマンが送りつけてくるヒントから「そろそろ犯人が誰かを当てろ」と言われているような気がしていました。犯人がヘイリーにタグづけして送ってきた動画には”激しい喜びには激しい終わりが”というメッセージがあり、3人はその意味をブリーに聞いてみることに。
タイムリミットまで残り28時間。一緒にいるために翌日夜にニッキーの家で開かれる誕生日パーティへの参加を決めました。
その日の夜、ローワンの家の外にジェイクが訪ねてきていました。ジェイクはローワンが未成年と知ったあとも諦められずにいたようでした。
2人は父に隠れてキスをしていましたが、ジェイクはやはりいけないと気づいたのか、彼女に止めようと言いながら後ずさりします。
しかし、ローワンが彼に抱きついた瞬間、彼の手からサルのマスクが落ちました。気づいたローワンは、彼がモンキーマンだと思い込み、父を呼び「知らない人」だと嘘をつきジェイクを逮捕させたのです。
次はお前の番だ(ローワン)
残り10時間。ブリーは火事になったエリシアの自宅から”灯油”の痕跡があったことを突き止めました。エリシアの両親の死の原因は彼女のせいではなく放火ったのです。
そそてアッシュから新たな証言が。銃殺された少女は、レイヴンという名のホームレスだということ。1週間前、レイヴンがその場所で誰かをイジメていたということでした。
その場にはブランドンもいたというアッシュ。次に、何者かがローワンの自宅ポストに入れて行ったというUSBをブリーに解析してもらった結果、そこにはアッシュが男ともみ合いになった直後、男に向けて発砲するという映像が入っていました。
そしてついにモンキーマンの正体が判明!
ニッキーの誕生パーティ当日。3人がタグづけされた映像には、パーティの飾りつけをするニッキーの姿と共に「来なければ彼女を撃つ」というコメントがついていました。
これで3人はようやく、ローワンの父に全てを話すことにしたのです。しかし、ジェイクの携帯にも非通知で「誰かひとりでも通報したらお前は一生刑務所の中。事件夜のアリバイは嘘だ」というメッセージが届きました。
3人は仕方なく、通報できないままアッシュとジェイクも一緒にパーティに行くことにします。ところが、ローワンと連絡が取れないと心配したブリーが父親に連絡。
その頃、パーティ会場に到着したエリシアの携帯にブリーからメッセージが届きました。メッセージに添付されていた写真は、小学校のクラス写真。その中に、エリシアがぬいぐるみを奪った少年も写っていたのです。
その少年の名はダンバー・レイクス。聞き覚えのある名前でしたが、ローワンもエリシアも記憶にありません。ところが、ヘイリーだけは彼の画像を持っていました。
ロミオとジュリエットの配役を決める際、ヘイリーはジュリエット役に選ばれ、ロミオ役に応募してきた青年たちの容姿をネタに、彼らをバカにする動画をニッキーと作りSNSで公開していたのです。
パーティ会場にモンキーマンは必ずいる。そう確信した5人は、中に入り疑わしい人物を探ることに……。ローワンは、大きな荷物を抱えて来たブランドンに目をつけ、2階の部屋まで追いかけましたが、彼はモンキーマンではありませんでした。
そこにブリーと父親、そして父親と一緒にいたドーソン先生もやってきます。ローワンが、ブライドンが置いて行った荷物を調べているところに、エリックが入ってきました。
「やあ、ローワン、パーティに来たんだね」というエリックに、「そうなの、急に来ることになって」と答えるローワン。
その頃、エリシアがネットに公開されているダンバー・レイクス本人の動画を発見。エリシアには見覚えがなく、ヘイリーに尋ねてみると……。
なんと、ダンバー・レイクスは、ローワンが転校生と間違えたあのエリックであることが分かったのです。2階の部屋では、リック(ダンバー)が自分を思い出してもらおうと、一生懸命に説明していましたが、ローワンには彼の記憶は一切ありませんでした。
ダンバー・レイクスは、しばらく他の学校に通っていたものの、ローワンとはずっと同じ学校に通っていたのです。名前さえも覚えてもらえていなかったと涙を浮かべるダンバー。
彼の狙いは「自分の愛情や友情を拒否した奴らへの復讐」でした。実は、ダンバーはずっとローワンのことが好きだったのです。
ダンバーは、ただローワンに気づいて欲しかった、一度でいいからちゃんと見てほしかったということでした。
「いまさら遅すぎるよ」というダンバーの言葉と共に、家中に銃声が響き渡りました。ダンバーはその場で自分の頭を撃ち抜き、ローワンの顔にはダンバーに血しぶきがかかっていました。
タイムリミットはゼロ。表示されていた時間は、ダンバーが自殺するまでのタイムリミットだったようです。
そして、1週間前にレイヴンがイジメていた人物もダンバーであることが判明。このとき、最初にレイヴンは、ブランドンをイジメていましたが、勇敢にもイジメを止めたダンバーが標的にすり替わってしまいました。
ブランドンは、ダンバーを庇うことなく、逆に笑いながら彼がイジメられている動画を撮影していたのです。
ダンバーが復讐した最初の人物がレイヴンでした。そして、大切な熊のぬいぐるみを奪い火をつけたエリシア、ロミオ役のオーディションで撮影した動画を元にイジメ動画を作成したへいリー、自分の愛情を拒否したローワン。
共に、ダンバーの標的にされていたのです。しかし、ヘイリーが作った動画は、ニッキーも一緒だったはず。なぜニッキーは標的にならなかったのでしょうか。
それはシーズン2で明らかになっていくようです。
『t@gged/タグド』シーズン1を観た感想
誰もがモンキーマンだと疑わせる伏線が貼られており、タグづけされた3人は惑わされていきます
。私生活の動画が撮影されたり、ほんの30分前の動画がタグづけされたりするので犯人が身近にいる、いつも見られていることへの恐怖感が膨らみ、誰も信用できなくなってしまいました。
銃殺の動画も本物か偽物かが分からず、ヘイリーが目の当たりにするまで本物とは思っていなかったようです。
ただ、シーズン1で最初に出て来たハッシュタグは#zoo。
エリシアが何気なく見ていたものですが、モンキーは動物なので#zooのタグと無関係のような気がしません。
モンキーマンはほんの一部で、シーズン2では#zooが関わってくるのではないかと思います。
モンキーマンの死ですべて終わったと安心した彼女たちでしたが、ラストでは再びモンキーマンにタグづけされていました。
実はモンキーマンはダンバーではなかったということなのか。
本物のモンキーマンが彼女たちを狙っている……その理由とは何なのか。
シーズン2にも注目です。
『t@gged』は2019年7月現在シーズン3までhuluで配信中!