『t@gged』シーズン2全容2
数字
ゾーイは、薬煙草を手に入れるためにアッシュの勤め先のカフェに行きますが、アッシュは売人はもうやめたから売らないと拒否。
それでもゾーイは諦める様子がないまま、店を出て行きました。一方で、ブランドンのロッカーの鍵に”01-27-35”の数字を入れてみたローワン。ロッカーは開かなかったので、どうやらブランドンのものではなさそう。
そこでローワンは、ブランドンに直接「課題をやらない?」と話してみました。しかしブランドンには断られ、その場にいたトレヴァーには必要以上の嫌がらせを受けてしまいます。
実はローワンがブランドンに話をしに行ったのは、彼のリュックを探るための計画。入っていた照準器のみを持ち帰りました。
自宅に戻ったローワンは、手に入れたダンバーの検視結果の所持品リストをチェック。そこには、拳銃一丁とサルのマスク、レイヴンの遺体写真などが保存されていましたが、なぜかスマホだけはなかったのです。
そんな中、喧嘩して家を飛び出したアッシュを探しにグロット(洞窟)に向かったエリシアにラビットからのメッセージが届きます。
「跳ねれば落ちる、飛べば死ぬ #zoo」すると今度は、ウサギのマスクを被った男がペイント弾を撃ってきたのです。
消えることのない後悔
ローワンは、ブランドンの身の回りを調べるため”課題”を口実に彼の家を訪ねました。ブランドンが飲み物を取りに行っている間に、机の上などを調べるも何も見当たらず。
戻ってきたブランドンに見られてしまい、すかさず手帳に挟んであった”ダンバーの新聞記事”を見せ、なぜ持っているのか?と聞きました。
ブランドンは、「昔サマーキャンプで一緒だったから母が送ってきた」と答えます。彼の顔はいつも嫌がらせしている時の顔ではなく、どこか悲しげな顔。
ローワンは、前にブランドンから「ダンバーに助けられた」と聞いていました。しかし、ダンバーがレイヴンにイジメられている動画でブランドンは、彼を見捨てたように笑っている。それはなぜか?
さらにブランドンは、「俺は悪い奴だから近づくな」とローワンに詰め寄ったのです。彼の家を出たローワンは、その足でダンバーの家を訪ねます。
引っ越して無人になったダンバーの家。しかし、中に入ってみるとそこにニッキーがいました。ニッキーは、ダンバーへの罪悪感で2ヶ月ほど前からこの家にやってきては、彼を忍んでいたとのこと。さらにニッキーが、ダンバーの墓参りまで行っていたことも知ります。
ニッキーとローワンは、犬猿の仲でしたがこれをきっかけに理解し合うようになりました。
赤いパーカーと青い車
ある日の夜、ヘイリーはショーンの家に行き彼と深い関係になりました。元々ショーンはニッキーの恋人でしたが、お互いに惹かれ合ってしまったのです。
一夜を過ごした翌朝、着替えていたヘイリーは彼の部屋で”赤いパーカー”があるのを見てしまいます。
オーディションの日、ブタのマスクをつけた男が赤いパーカーを着ていたのを思い出したのです。ヘイリーは彼が寝ている間に、スマホを盗み見しようとしましたがロックが掛かっていて見ることは出来ません。
そこでショーンが目覚めたため、自撮りしていると嘘をつきごまかしました。彼女自身も、出来れば事件を思い出したくない、彼を疑いたくない、モンキーマンに関わりたくないという思いがあったのか、以後考えないようにしたのです。
しかし翌日、エリシアがペイント弾で負った傷をみたヘイリーは、オーディションでブタのマスクを見たことを話します。ローワンは、マスクの男たちが青い車に乗っていたことから疑惑をトレヴァーに向けました。
#ZOO
そもそもzooとは何か。エリシアが調べたところによると、#zooはヒランド・ズーという名前で、ヒランド高校生用の掲示板とのこと。
いじめの仕返しを妄想したり、怒りを発散するコメントで溢れ、動物名のアカウントでマスクを被ってパーティをしているようでした。全員がマスクをしているので、誰が誰だか分からず、モンキーマンやラビット絡みのコメントも調べなければならず、ブリーが居なければ手に負えません。
ところが、ローワンはブリーから頼りになりそうな、スティンガーというハッカーを教えてもらっていました。
3人はアスティンガーを訪ね、廃墟となっている教会に入ります。スティンガーはすでにzooを調べてくれたようで、モンキーマン(ダンバー)の初稿も見つけていました。
「I WILL MAKE THEM PAY. ALL 4 OF THEM( 自分を見下した女子4人全員を罰してやる)」1年半前の投稿で、彼はもういません。
では誰がモンキーマンを引き継ぎ復讐しようとしているのか。ダンバーのアカウントを引き継いだ人がいる、しかし自分たちは色々な動物に狙われている。どうやって彼らは協力しているのか?
そこでスティンガーも、調べるためにビー・スティング(ハチの毒針)という動物名で参加したということでした。
適当に友達を作って探りを入れると言う事でしたが、ここでローワンは電池切れの携帯を追跡できるかスティンガーに聞いてみます。
ローワンは、ダンバーのスマホを誰かが見つけてモンキーマンに成りすましていると考えていたのです。
ブランドンの素顔
ヘイリーは、ショーンの部屋に飾ってあったキャンプの時の写真を見つけました。写真には、ブランドンやトレヴァー、亡くなったダンバーも写っていたのです。
ただ、毎年一緒だったのにトレヴァーも参加していたのを知ったのはつい最近のことだと言うも、ダンバーのことに触れた途端、話を反らしました。
触れられたくない何かがあるのか、それとも彼の死に関係があるのか……。
とにかく彼らは”キャンプ”で繋がっていたことは確かで、キャンプ中に話したくない何かがあったのではないかと推測します。
ローワンは、登校前に再びブランドンの家を訪ねると、彼の意外な素顔を目の当たりにしました。学校ではいじめっ子という印象の強いブランドンでしたが、どうやら家庭に問題がありそうです。
ブランドンの父親は、息子の”恥”を平気で喋ったり、けなしたりするような人物で、ブランドンは父親に逆らえない様子。父親がリビングにいるとき、ブランドンは部屋の窓からこっそりと入り、出来るだけ顔を合わせないようにしていました。
さらに、フィッシャーと名付けたカエルのぬいぐるみを大切にしているようで、どこに行くにも必ずバッグに入れているとのこと。
意外な素顔に驚きでしたが、ダンバーがテディベア、ブランドンはカエル。同じ生き物(zoo)という繋がり。何か理由がありそうです。