海外ドラマ『t@gged』シーズン3第1話~8話ネタバレ徹底考察。キングコブラの正体とキャンプの接点とは?

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海外ドラマ『t@gged』シーズン3第1話~8話までのネタバレ徹底考察。

プライベートな秘密がSNSを通して暴露される恐怖と闘いながらも、その正体を探ろうとする女子高生3人を描いたサスペンススリラードラマ。

シーズン3では、#zooに指示を出すキングコブラの正体を特定しようとするのですが……。

海外ドラマ『t@gged』

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シーズン3第1話~8話のネタバレ

たき火

父親を亡くしたばかりのゾーイは、たったひとり家で過ごしていました。

話せる友人もなく、寄り添ってくれる人もなく、たったひとりで父親の死を受け止めていたのです。

その週末の夜。ローワンとヘイリーはエリシアから、エリシアにはローワンから”グロットにいる、助けて”というメッセージが送られ、3人は個々にグロットに向かいました。

ところが、そのメッセージはキングコブラからのもの。

集まった3人は、グロットの奥でマスクを被った数人のzooのメンバーがたき火をしているのを見つけます。

メンバーは3人をただ見ているだけで、追ってくることはありません。

しかしヘイリーは、その中にショーンがいることに気づいたのです。

さらに、たったひとり。キングコブラのマスクを被った人物も……。

週明けの当日、ローワンとエリシアはいつも通り登校。

あれからキングコブラからのメッセージは届いていません。

しかし、それと同時にヘイリーとも連絡が取れなくなっていたのです。

キングコブラはゾーイが有力?

たき火の時に、キングコブラのマスクを被った人物のスタイルからして、明らかにゾーイだというエリシア。

ローワンは、その場にショーンが居たのに気づいたからヘイリーは怯えて隠れているのではなかと考えていました。

さらに、もしかしたらアッシュを撃たせたのもゾーイかショーンかも……と、2人の間でそんな憶測まで出始めます。

まずは、ローワンがゾーイに聞いてみることにしましたが、彼女の姿も見えません。

ローワンは、彼女のSNSに上がっている写真を確認し、彼女にメッセージを送りました。

すると、キングコブラからメッセージが届いたのです。

ゾーイにメッセージを送ったらキングコブラから「見つけておらん」というメッセージが届いた、本当にゾーイがキングコブラなのか……。

ローワンは、スティンガーに頼んで調べてもらうことにします。

しかし、スティンガーでさえゾーイの情報は何も得られなかったのです。

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『t@gged』シーズン3第1話~8話を考察

エリシアが鍵?

ローワンにゾーイからメッセージが届きました。

彼女はブーク・ダンススタジオでレッスンを行っていたようで、エリシアと一緒に行くつもりでしたが、エリシアが「わたしが行くからヘイリーを確認して」とローワンを遠ざけました。

エリシアはゾーイとさほど面識はなく、この場合ならローワンが行くのが当然ですが、なぜエリシアはローワンを遠ざけたのか。

ここもひとつのポイントになっていると思われます。

結局、エリシアはひとりでダンススタジオに行き、ゾーイの後を追って入った倉庫のような場所に閉じ込められてしまう形になります。

そこには数匹のヘビがとぐろを巻いていましたが、危機一髪の所でショーンに救われたという感じでした。

エリシアはゾーイの名前を呼びましたが、ドアが閉まるギリギリのところだったのでゾーイには声が届いていたはず。

これはあくまで、エリシアをそこに閉じ込めるための罠ではないかと思えなくもありません。

だとすれば、エリシアとゾーイの間に何かがあると推測されます。

ヘイリーからのメッセージ

ヘイリーと連絡が取れずローワンとエリシアは心配していました。

彼女はカリフォルニア行きのチケットを購入していたこともあり、ひとりで町を出たかもしれないと思いつつ、何も言わずに彼女が町を出るとは思えないというローワン。

スマホも持って行かなかったようで、ヘイリーとの連絡は一切途絶えてしまいました。

エリシアは「そんなに怖がっていたなんて信じられない」というも、3人の中で一番怖がっていたのはヘイリーです。

エリシアはなぜ、ヘイリーが怖がっているように見えなかったのか。

そこにヘイリーからローワンへメッセージが届きます。

「私はもう耐えられない。エリシアをお願い、あなたは強いから。またね」

ヘイリーはスマホを持って出なかったはず。

メッセージはどこから送ったのか。現代では様々なところからメッセージを送ることは可能ですが、ローワンがスマホを自宅に置いて行ったと言ったところでヘイリーからメッセージが来るとは、あまりにもタイミングが良すぎます。

それに、ヘイリーはホークには別れの手紙を部屋のドア下に置いていきました。

スマホを持っていないので、当然と言えば当然です。それなのになぜローワンにはメッセージなのか。

この点も矛盾しています。

シーズン3第3話では、ヘイリーからローワンへメッセージが届きましたが、そのアカウントは”匿名319″。

ローワンが電話していい?と聞きますが、「スマホは持ってない、これはネットのサービス」という返事でした。

最初にヘイリーから届いたメッセージには、”ヘイリー”と表示されていましたが、ここでは匿名319です。

最初にメッセージが届いた時には、ヘイリーはすでに家を出ていたので、あのメッセージはやはりヘイリーからのものではないのかもしれません。

彼女は本当に逃げたのか……。

さらにエリシアの「彼女また逃げたのね」という言葉。一度、薬に逃げたという意味には取れますが、他にも原因がありそうです。

もしかしたらエリシアの過去の事件と関係があるのかもしれません。

ローワンの罠でブランドンが逮捕!

自分が始めたことだから自分が終わらせると、自らがモンキーマンとしてローワンたちをターゲットにしたことを告白したブランドン。

彼は、ローワンの母親の件があってから、彼女も”悪”だと思いこみ懲らしめてやろうとしていたと話していました。

しかし、ローワンという女性を知ってから自分が誤解していたと気づき、モンキーマンを止めたのです。

しかし、モンキマンという存在が独り歩きを始め、何とか止めようと努力していました。

ところが、ブランドンが始めた事だと知ったローワンは、スティンガーに頼んで銃や薬の密輸やらをでっち上げ罪を被せて逮捕させます。

ブランドンも彼女にしたことを反省していたせいか、そのまま服役してしまいました。

学校は退学となってしまいましたが、ショーンとトレヴァーと一緒に始めたことを終わらせるために奮闘します。

モンキーマンは誰なのか、キングコブラは誰なのか。

その正体を暴くという意味でも、ローワンたちと共通点が出来ました。

ブランドンは、イヤな奴という印象が強かったものの、実際はまったく別の人格で、ローワンに好意を抱きローワンも徐々にブランドンに惹かれ始めます。

さらにブランドンは、服役中もショーンやトレヴァーと蜜に連絡を取り合い、キングコブラから疑われないようzooのイベントに参加したり、キングコブラから受けた指令もこなしていました。

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キャンプ繋がりとゾーイの”いとこ”を考察

アリソンとホーク

シーズン3に初めて登場したアリソンという女性。

彼女はzooのメンバーで、よりキングコブラに近い存在であると言えるでしょう。

彼女は、キングコブラの正体を暴くキーマンとなっており、ホークとはかつて恋仲にあったようです。

そんなアリソンが、久しぶりにホークの家にやってきました。彼女は何かから逃げている様子。

そしてまた、彼女もホークもキャンプに参加していたことが判明。

アリソンとホークの会話から、ダンバーはキャンプでイジメを受けていたとのこと。

「キャンプでいじめられている彼にあなたは優しかった。」

「たまに思い出すよ。夜中に彼がポケットに石を詰めてた。彼は猛烈に怒ってたんだ。窓に投げてやるって指導員のデヴィッドのガラスを割って逃げた」

ダンバーが怒った理由に関しては、ホークは知らないようでアリソンは「男子って何もわかってない」と話していました。

アリソンが知っているという理由は、ダンバーが事件を起こした原因にもつながるのではないかと思われます。

ゾーイの転校届

エリシアがダンススタジオでゾーイの姿を見て以来、彼女の行方も分からなくなりました。

ローワンは、彼女の正体を調べるため、学校からゾーイの転校届を持ち出しています。

そこには、彼女の転校理由が”いとこのため”と書かれていたことを思い出しました。

ゾーイの自宅には、ダンバーと写っている写真があったことから、ローワンはゾーイとダンバーはいとこ同士だと察します。

ただ、あくまでも写真を見て判断しただけで、ゾーイから聞いたわけではありません。

アリソンが「男子は何もわかってない」という言葉からダンバーはゾーイが好きだったのかも。

さらに、ゾーイは前の高校で誰とでも寝ると言われていたので、キャンプでゾーイが指導員と関係を持ち、それをダンバーが知ってしまった。

ゾーイは自分の軽率な行動を責め、ダンバーの死は自分にも責任があると感じていた。

だから写真を飾っていた、とも考えられます。

ゾーイの”いとこ”とは、エリシアではないでしょうか。

ダンバーとゾーイの写真から、2人はいとこと見せかけて、実はゾーイはエリシアのために転校してきたという可能性もあります。

その後、ゾーイの絞殺死体が発見され、彼女が何者かに殺害されていることが判明。

彼女が誰に殺されたのかはまったく分からず、その理由も謎に包まれたままです。

ただ、ホークとアリソンの会話から、2人とゾーイの間にも何かしらの関係があったように伺えます。

あれからゾーイから連絡はあるか?というアリソンにホークは、メッセージや電話が来るけど返していないとのこと。

さらに”あの質問も誰にもしていない”というホーク。

“あの質問”とは一体何なのか、善良なフリしてホークが意外や意外な男なのかもしれません。

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キングコブラの正体を考察

エリシアは、たき火にいたキングコブラのマスクの人物のスタイルから、ゾーイがキングコブラだといった

ローワンがゾーイにメッセージを送ったらキングコブラからメッセージが来た

ゾーイの住所もID番号などの情報は得られなかった

今回、スティンガーがゾーイの情報が得られなかったとありますが、シーズン1でもブリーがエリシアの正体がわからないといっていたのでエリシアもゾーイ同様に正体不明。

実際に、ローワンとヘイリーには理由があるものの、この時点でエリシアがターゲットになる明確な理由が見当たりません。

また彼女は、つねに「〇〇がモンキーマンじゃない?」「〇〇がキングコブラじゃない?」と、誰かに目を向けるような誘導発言が多いのも気になります。

さらに、シーズン1で腕に彫り傷、シーズン2でうさぎからのペイント弾と、身体的被害を受けているのはエリシアだけ。(自作自演の可能性?もしくはゾーイと共謀した可能性?)ローワンとヘイリーは動画や写真で脅されているだけというのも微妙です。

元々、最初にモンキーマンを始めたのはブランドンでした。

しかし、彼はローワンたちのことを勘違いしてターゲットとして掲示板に書き込んだだけだったのです。

その後、今度はダンバーがモンキーマンとなり、ダンバー亡き後は誰かがモンキーマンを引き継いだようですが、シーズン3ではほとんどキングコブラからメッセージが届くようになりました。

(そもそもダンバーはモンキーマンじゃない可能性も?)

それもゾーイが死亡したからなのか、それともゾーイはzooとは関係なかったのか……。

ただ、彼女のSNSにもキャンプの写真が公開されていたので、事件そのものがキャンプに参加した人間に関わりがあることに間違いないでしょう。

ここまででは、どうしてもキングコブラの正体がエリシアではないかという考えが過ります。

また、キングコブラがいるとされる場所を突き止めましたが、そこは沢山の剥製がありました。

キングコブラは剥製師なのか?とローワンが言っていましたが、エリシアもかつては”狩猟”をしていたことがあると話していたので”狩猟と剥製”という共通ワードから、彼女もzooと関係があるもしくは彼女が本物のキングコブラの可能性もあると考えています。

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『t@gged』シーズン3第1話~8話までの感想

ワンシーンごとにヒントが隠されていて、それぞれのキャラクターのセリフひとつひとつも重要でした。

ヘイリーのメッセージに関しても何気ない会話なのに、おかしいと思える言葉があったり、聞き逃せないことばかり。

ゾーイは死んだとされており、警察が検視を行ったような写真もあることから、この時点で彼女の死亡が確定されたようですが、それも不可解な謎に包まれています。

そういった写真を偽装することは十分に考えられますので、彼女が死んだと見せかけて実際はどこかで生きているとも考えられます。

ダンバーも自殺となっていますが、本当の自殺だったのか。

ニッキーも自殺と断定されましたが、そもそも書いていた告白文を途中でやめて自殺するでしょうか。

それでは告白文の意味がありません。

いずれも自殺ではなく、他殺の可能性も無きにしも非ずです。

そしてなんと、ブランドンが何者かに拉致され、剥製のあった場所の冷凍室に繋がれて気を失っていたという8話ラスト。

ローワンが見つけたものの、彼の生死が気になります。

*次回9話からは1話ごとのネタバレ考察となります。