【夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~】11話・12話・13話のあらすじとネタバレ感想。班婳は、容瑕が心に秘密を抱えているのを感じ取り、「いつか、心の殻をやぶって打ち明けてほしい」告げます。しかし、容瑕は……。
11話のあらすじネタバレ
全45話の完全版で紹介します(BSは全40話)
黒服を着た何者かが、大長公主の屋敷から虎符を盗み出しました。
その頃、大長公主の誕辰宴は大いに盛り上がり、外では花火が打ち上げられます。
容瑕の横で花火を見上げる班婳は、これまでの容瑕の言動から、彼が心にいつくもの秘密を抱えているのを感じ取っていました。
「いつか、心の殻をやぶってほしい。私の前では秘密や肩の荷を降ろしてほしいの」
しかし、大長公主から「これ以上 班婳に近づくな」と忠告されている容瑕は壁を作ってしまいます。
そんな彼に班婳は、「私にとってあなたは唯一無二の存在、気になる人よ」と告げました。
帰宅後、ふと“胸の傷”のことを思い出した班婳は、使用人を総動員させて第2皇子に水をぶっかけ、衣を剝ぎ取り胸の傷を確かめさせます。
しかし、彼の胸に傷はありませんでした。
上裸のまま放置された第2皇子は激怒し、屋敷に帰ってからも怒りは収まりません。
そこへ、謝家の長男である謝重錦が訪ねてきました。
「権謀術数は私に任せてください」
そう言って立ち去った謝重錦は容瑕を訪ね、両親の死は厳家が黒幕だと言い1通の文書を渡しました。
その文書には、左相国 厳暉の筆跡で「今夜、容家を消す」と書かれていました。
班婳は大長公主に毒を盛った張医師を追っていました。
すると、同じく毒を調べていたという容瑕に遭遇。
容瑕が張医師を見つけたものの、張医師は謝重錦に口封じされてしまいました。
張医師が死に際に「2……2…」というのを聞いた班婳は、「第2皇子に命じられたのね!」と激怒します。
後日。
厳家が班婳との縁談を申し込みに来ましたが、班婳は「相思相愛の相手じゃなければ嫁がない」と断ります。
11話の感想
結局、虎符は班家にあったのでしょうか?
そもそも、虎符がなぜそんなに重要なのか、なぜ皆が探しているのか、まだ全貌が見えてきません。
それにしても、思わず告白っぽいことを言ってしまった班婳が可愛かったです。
普段は気性が激しいけれど、容瑕に伝えた「いつか心の殻をやぶってほしい。私の前では秘密や肩の荷を降ろしてほしいの」という言葉は優しさで溢れていました。
そのあと、「好きか嫌いかはっきりして!」と迫ったのも、彼女らしくてキュートでした。
12話のあらすじネタバレ
石府で開かれた宴では、容瑕、石飛仙、皇太子夫妻が歓談していました。
その席で皇太子夫妻は、容瑕にそれとなく石飛仙を結婚相手に勧めます。
すると、「会話が回りくどい!」と乱入してきた班婳が、単刀直入に石飛仙を娶る気はあるのかと容瑕に尋ねました。
容瑕は、政務を優先したいから婚姻は考えていないと答えます。
そこに今度は、厳暉の息子である厳甄がやってきて班婳に求婚しました。
班婳はきっぱり断ったものの、その後も厳家は諦めずに縁談を申し込み、家にまで押しかけてくる始末。
見かねた大長公主は、厳夫人に「厳家に班婳は嫁がせない!」と宣言して追い払いました。
すると今度は、厳家は噂を広め始めます。
その噂は、“班婳を娶るために厳暉が絶食をしている、もしも亡くなれば班婳のせいだ”というものでした。
それに対抗するため、容瑕は「この国に必要なのは厳相国だ」という別の噂を流します。
その噂を耳にした皇帝は激怒し、噂を広めた者を捕らえるよう命じました。
噂が収束すると、皇帝は、何度も班婳を助けた容瑕に「班婳が好きなのか」と尋ねます。
容瑕は自分には高嶺の花だと答えました。
12話の感想
班恒と謝婉瑜はいつも好みが一緒ですね。ある意味 気が合うということなので、キッカケさえあれば親しくなれる気がしますし、カップルとしてもお似合いな気がします。
ただこのままいくと、彼女は第2皇子に嫁ぐことになってしまうのでしょうか。
謝婉瑜は1話の印象こそイマイチでしたが、裏表のない素直な性格だと分かってきましたし、ちょっとした言動が可愛らしい女性なので幸せになってもらいたいです。
13話のあらすじネタバレ
謝重錦は、厳暉の不正の証拠(売官により私腹を肥やした)を容瑕に渡しました。
そして、容瑕を第2皇子派に引き入れようとするも拒まれます。
宮中。
皇帝は容瑕がいる前で、わざと石晋に「班婳に気があるのか?思うままにせよ」と意味深なことを言います。
そのせいで、班婳との縁談を賜ったと勘違いした石晋は容瑕に、班婳には近づかないようにと警告。
しかし、容瑕は引き下がりませんでした。
厳夫人はまたしても班家に押しかけ、息子・厳甄と班婳の結婚を迫ります。
同じころ、宮中でも厳暉が、息子の厳甄に班婳を娶らせてほしいと皇帝に懇願していました。
すると容瑕は、命を盾に求婚するなど罰するべきだと主張します。
厳家に追い打ちをかけるため、今度は班淮が、厳暉が売官により私腹を肥やした証拠を提出。
実はこの証拠は、あらかじめ容瑕が渡していたものでした。
激怒した皇帝は厳暉を投獄しろと命じ、二度と班家に求婚するな命じます。
一方、またしても予知夢を見た班婳は、胸に傷のある男は石晋かもしれないと思い始めます。
13話の感想
今回も第2皇子のおバカっぽさは健在でした。彼にはずっとこのままでいて欲しい!
ところで、陛下はかなり紛らわしいことを石晋に言いましたね。あの言い方では、石晋が班婳との結婚を賜ったと勘違いするのも無理ありません。
その上、班婳がいきなり急接近するものだから、ますます石晋は彼女を好きになってしまうのでは?
ただおそらく、班婳が石晋に近づいたのは胸の傷を確かめるためでしょう。