【夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~】34話・35話・36話のあらすじとネタバレ感想。皇太子の代わりに毒入りの果汁を飲んでしまった班婳は意識不明になってしまいます。容瑕が口移しで薬を飲ませたことにより、班婳は一時的に回復したものの、毒が完全に抜けていなかったため危篤に……。
34話のあらすじネタバレ
全45話の完全版で紹介します(BSは全40話)
*一部、シーンが前後しています。
農耕節の式典。
第2皇子の蒋洛はこの機に皇太子を暗殺すべく、毒入りの果汁を用意しました。
しかし、皇太子の杯を代わりに飲んだ班婳が、吐血し意識不明に……。
太医が別の毒で相殺するしかないと診断すると、容瑕は迷わず口移しでその毒を飲ませました。
その甲斐あって班婳は一時的に回復したものの、毒が完全に抜けていなかったため危篤になってしまいます。
医師は「毒を盛った犯人に解毒薬をもらうしかない」とお手上げ状態でした。
それを聞いた容瑕は、第2皇子に解毒薬をもらいに行きました。
すると、第2皇子の代わりに石飛仙が対応し、解毒薬を渡す条件として2つのことを容瑕に要求します。
1つ目は班婳との婚約を破棄し、班家との関係を絶つこと。
そして2つ目は、第2皇子を次の皇帝に擁立することでした。
容瑕は解毒薬を手に入れるため、班婳との婚約破棄を決意します。
皇帝が危篤となる中、獄中の祖父に会いに行った石飛仙は「明日になれば第2皇子が即位し、私の一言で石家の名誉も回復する」と告げます。
それを聞いた祖父 石崇海は、以前に石飛仙を見捨てたことを謝罪しました。
すると、石飛仙は「態度で示してください」と祖父を跪かせます。
34話の感想
第2皇子は石飛仙にはあんなに優しい顔をするのに、謝婉瑜には乱暴ですね。
ああいう乱暴なシーンは、つい俳優が女性に気を使いがちですが、第2皇子はガチ演技なのが良かったです◎。
役としての好感度は下がりましたが、俳優としての好感度は上がりました。
一方の石飛仙も、悪女みが増して目が離せなくなってきました。
黒化してからの彼女は、個人的にけっこう好きです(笑)
35話のあらすじネタバレ
皇帝が崩御しました。
容瑕は班婳の解毒薬と引き換えに 第2皇子の蒋洛を帝位につけ、大臣らの前で遺詔を読み上げます。
「皇太子を蜀王に任命し、蒋洛を次期皇帝とする」
遺詔を偽ったのだろうと疑う者もいましたが、蒋洛はそれを押し切って即位し、謝重錦を左相国に、石崇海を右相国に任命しました。
解毒薬を飲み意識を取り戻した班婳は、一方的に婚約破棄されたと知り容府を訪れたものの冷たく突き放されてしまいます。
2人の婚約破棄を知った石晋は、「彼女を悲しませるとはどういうことだ」と容瑕に詰め寄りました。
しかし「こうするしかなかった、今後は石殿が彼女を守ってくれ」と頼まれた石晋は、解毒剤のためにしたことなのだと察します。
石晋と容瑕はその後、蒋璋(以前の皇太子)に会いに行き「必ずあなたに大業国をお返しします」と伝えました。
一方の班婳は、班家が庶民に落とされ財産も没収される夢を見ます。
正夢になるのを回避するため、班淮は新皇帝の蒋洛に、官職を辞して隠居したいと申し出ました。
35話の感想
皇太子も第2皇子も頼りなく、どちらの息子にも不安を抱いたまま崩御した皇帝は さそがし色々と心残りだったことでしょう。
婚約破棄に関しては、班家に理由をちゃんと説明すればよかったのでは?という気もします。
面白かったのは、謝成炎が班淮をかばっていたこと!
初期の頃はあんなにいがみ合っていたのに、いつの間にか良い関係性になっていて ほっこりしました。
36話のあらすじネタバレ
新皇帝の蒋洛は、都を離れようとする班淮と班婳の身分をはく奪した上に、屋敷や財産を没収します。
班婳は、かつて山中に埋めた財宝を掘り返しに行ったものの、財宝は何者かに盗まれていました。
班家は住む場所にも困っていましたが、石晋が屋敷を手配してくれました。
班家の者たちは石晋に感謝するのと同時に、「容瑕は薄情な裏切り者だ」と非難します。
しかし、班婳だけは本当のことに気づき始めていました。
容瑕の行動はすべて班家を守るためのもので、この屋敷を用意したのも容瑕だと。
そのことに気づいたとは言え、今は家族の安全が第一だと考える班婳は容瑕と距離を置き続けます。
そして、この困窮から脱するために身分を取り戻そうと思った班婳は、反乱軍の鎮圧のために出征すると願い出ました。
蒋洛はそれを承諾し、班婳に再び群主の身分を与えます。
容瑕は蒋洛に、自分も出征に同行させて欲しいと嘆願しました。
36話の感想
蒋洛がみんなから「陛下」と呼ばれているのが違和感しかない(笑)
小物感がすごいので全く皇帝に見えませんが、中の人の演技はとても好きです。
それにしても、謝啓臨はいつの間に班家の味方になったのでしょう(笑)
班家に命を救われた謝重錦こそ、班家の味方になってもらいたいものですが。